2016年11月13日(日)。
昨日の「盆栽」ブログの後続もの。
昭和記念公園の日本庭園の様子。
少し早い気もしたが、西側の落葉樹は紅葉が始まっており、鮮やかだった。
【1】
この公園のウリは色々あるだろうが、鑑賞ものの代表は、
チューリップ、ポピー、コスモスの大群生、銀杏並木の黄葉、
イルミネーション、そして日本庭園の紅葉ではないかと思っている。
【2】
園内は、箱根駅伝の予選会が行われるほどにとにかく広く、
【3】
いくつかのゾーンに分かれているのだが、日本庭園ゾーンは、
【4】
この時季開園と同時に紅葉目当ての来園者で大賑わいとなる。
【5】
紅葉と池と四阿の奏でる風景がとても印象的だからだと思うけど、
【6】
この公園には黄葉する落葉樹はあるものの、日本庭園以外、
【7】
不思議に真っ赤に燃える紅葉が少ないから、というのもありそうだ。
【8】
昭和記念公園の日本庭園は、鬱蒼と茂る森の紅葉ではなく、
【9】
適度に伐採・剪定された常緑樹に映える明るい紅葉が特徴で、
【10】
そこに水辺や橋、川の流れ、いくつかの建物が程良く絡む。
【11】
深山の趣きとは異なる、開放的で大らかな色づきが愉しめる。
【12】
先日のブログでも触れたのだが、緑の葉と紅葉…。
【13】
瑞々しい色から燃え立つ色への変容は、
そのドラマティックな展開もさることながら、夏から秋そして冬へと、
向かう季節と情景、そこに重ねる感情が入り込む気がする。
【14】
併せて緑と赤という反対色の鮮やかなコントラスト。
【15】
日本の四季がもたらす恩恵ではあるが、
これをキレイだと感じるのは万国共通なのだと思う。
【16】
この日も本当に沢山の外国人が日本庭園を訪れており、
【17】
スマホやカメラで風景や友人、自撮りを存分に楽しまれていた。
【18】
老若男女みな表情が極めて明るくやや興奮気味で(笑)、
日本での休日を堪能されている様子が微笑ましかった。
【19】
身近にあるとそれが当たり前になって有り難さを忘れがちだけど、
【20】
こうした光景を目の当たりにして、季節の移ろいやそれを敏感に
感じさせてくれる環境の大切さにあらためて思いを馳せた。
【21】
11月の中下旬なんてまだまだ寒い季節の入口にしか過ぎないけど、
思いのほか寒暖差が激しい時季でもあり、
みなさまも体調管理には十分お気をつけください。
【22】
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
※Canon EOS 5DsR Canon EF24-70㎜ F4L IS USM
(了)
Posted at 2016/11/29 20:43:36 |
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