2017年5月3日(祝)。
落合さんぽも今回が最終回。
西武新宿線の中井駅にほど近い
林芙美子記念館の様子をお届け。
この辺りも目白崖線が続いているため坂が多い!
【1】
(奥の階段の左手前が林芙美子記念館の入口)
ようやく入口に到着☆
この日の散歩では唯一入場料が必要な施設だった。
【2】
さて「放浪記」「浮雲」の代表作で知られる林芙美子氏は、
昭和5年に落合に移り住み、同16年から26年まで、
この記念館のあった場所に住み続け、その生涯を閉じたとされる。
彼女が新居建設の際、最も心を砕いたことは、客間よりも
茶の間や風呂場・厠・台所に贅と工夫を凝らすことだった。
住み手の暮らしに安らぎを与えようと考えた結果だったのだろう。
建物自体は、京風の特色を持つ数寄屋造なのだが、
民家風の大らかな色合いも併せ持つ落ち着いたものとなっていた。
では早速観てみることにしよう。
これは裏門。背の高い竹林が涼しげだったな。
【3】
いきなりだが、これが林芙美子氏の仕事場の再現。
【4】
和風家屋の風情というか、懐かしさを醸すシンプルな客間。
【5】
こちらは茶の間。磨かれた広縁が清々しいね。
【6】
少し引いて撮るとこんな感じ。
【7】
庭には関東では珍しい六面灯篭が。
【8】
手前にツツジ、新緑と瓦屋根。
【9】
いま一度、六面灯篭をアップで。
【10】
瓦屋根と新緑と室内の電灯。
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これは石蔵(大谷石だった)の扉。
【12】
中庭から見上げる新緑の樹々。
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庭に咲いたフタリシズカ。
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少し傷んでしまっていたけどクレマチスかな。
【16】
エビネも咲いていた!
【17】
アメリカフウロだろうか。
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茶の間の上を覆う新緑の樹たち。
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2色が素敵なハーモニーを奏でている。
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何とも形容のし難い枝ぶりと葉の輝きだったなぁ♪
【21】
季節感も場所さえも分からなくなりそうな光景だ。
【22】
記念館自体もお勧めだけど、庭が特に良かったなー☆
【23】
この後は中井に戻り帰宅の途へ。GWのイイ息抜きになった!
※Fujifilm X-T2 Fujinon XF35㎜ F2 R WR
(了)
Posted at 2017/05/24 21:05:27 |
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