2019年7月11日(木)。
食べ過ぎないよう気を付けながら
ホテルのバイキングで朝食をとり、
眼下の長流川に降りてみることに。
ここは「白絹の床」と呼ばれる景勝地だ。
温泉らしい硫黄の匂いはしないけど、川床が白く変色しており、
温泉成分が含まれているのだと容易に想像できる。
でも、この川、上(部屋)から見た方が全容が分かってイイのかも(^^)
チェックアウト後は、ノープランのまま、まず伊達市の三階滝を観に行った。
長流川の支流、三階滝川が落差10mほどを3段階に流れ落ちてゆく。
紅葉🍁の時期は素晴らしいと物の本でチラ見したが、
この季節の滝もなかなか、爽やかな清涼感がとても良かった!
決して大規模ではないけど、濃い緑に囲まれながら聴く水音は格別だった。
すぐ近隣に甘露法水という名水も湧いている。
三階滝を出て向かったのは、雑に羊蹄山の方向。
山麓をぐるりと1周回ってみようと思ったから、ってかなり単純すぎか(汗)
で、行き着いた場所が、本当に行き当たりばったりで、京極町のふきだし公園。
この日は、川・滝・湧水と「水」にまつわる旅になった。
ここは羊蹄山の伏流水が湧出する場所で、道の駅が併設されている。
豊かな伏流水がまるで滝のように湧き出て、池や清流を作り出している。
遠足の定番にもなっているらしく観光バス相当台数と子供たちが大集結していた(^^;
ふきだし公園を出て、羊蹄山を反時計回りに進んで、比羅夫へとやって来た。
決して鉄系ではないんだけど、秘境駅的なものには妙に惹かれるところがある。
比羅夫はニセコアンヌプリの麓、倶知安とニセコの間にある函館本線の鉄道駅で、
場所的にも秘境とは呼べないレベルだったけど、不思議な趣きはあったと思う。
駅と民宿が合体(国内唯一)した垢抜けない山小屋風とでも表現すれば良いのか。
すると、リーマン風の男性の乗った札幌ナンバーの社名入りバンがやって来た。
駅前の砂利敷きに停車し、何をするのかと思えば、ガラケーで駅舎を撮っていた。
きっと倶知安辺りに仕事に来て、時間に余裕ができたから知らない駅でも撮って、
同僚か家族に「こんな所に行ってきたぜ!」なんてネタにするんだろうな(想像)
ま、僕らも変らないけどね〜(苦笑)
この後は、有島武郎記念館に寄るか迷い、結局スルー。
ニセコ市内でプレマシーにガソリンを補給し、地元の小綺麗なパン屋に立ち寄り。
ランチ代わりにイートインで試食したんだけど、良くも悪くも無個性で、
むしろ一緒に頼んだセルフコーヒーの方が濃いめで美味しく感じられた(笑)
真狩と留寿都の間で、羊蹄山を写真に収め、地震以来の洞爺湖に帰ってきた。
展望台から望む久しぶりの洞爺湖は、あの時と同じでやや霞んで見えた。
少し早かったけど、夕刻にウインザーにチェックイン。
(暮れかけの有珠山と昭和新山)
(内浦湾)
地震がきっかけで親しくなったバトラーと再会も果たせた。
荷解きをした後、サロンに降りて、後日談を聞くと、
去年僕らがチェックアウトした後も、数日は混乱が続いたらしい。
僕らは僕らで、明かりの灯ったロビーや動くエレベーターが新鮮に映ったり、
スパや温泉やショップやレストランが普通に使えることに小さく感動したり、
当たり前のことなのに、なんだか凄く敏感になっていることに苦笑した。
さて、長くなってしまったので、この辺で失礼。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
つづく・・・。
FUJIFILM X-H1 FUJINON XF10-24㎜ F4 R LM OIS WR / XF18-135㎜ F3.5-5.6 R LM OIS WR
(了)
Posted at 2019/08/08 18:49:02 |
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