2021年6月27日(日)。
そろそろダリアの季節到来だ。
と言ってもまだまだ初期段階。
毎年11月ー杯まで楽しめる。
この日「まだ咲いてないだろうなー」と思いながらも、
ダリア園を覗いてみると、ちらほらカラフルな花が見えた。
あれ?咲き始めたのか、じゃ観ておかないと!と吸い寄せられ、
僅かに咲いた大輪を中心に何枚か記録した。
やっばりダリアは華やかで、見応えがあって、写真映えもする。
誰であっても、どこにピンを置いても、それなりに格好がつく。
造形に優れた大輪で、部位による優劣差が少なく、彩度も高い。
品種も力ラーも豊富、長い花期でシャッターチャンスも逃しにくい。
広角の被写界深度でも、ピンポイントの望遠開放でもいけるしね。
マクロであっても、1本の極細の蕊先にフォーカスするような、
そこまで極端なシビアさが求められないところも一般ウケし易い。
いいとこばっかりじゃん!
そう、その通りなんだけど、それだけに個性は生じにくいんだよね。
何年も経ってから自分の撮ったダリアを改めて見たとして、
それは自らが撮ったものだと確信をもって言えるだろうか?
撮影を生業とされる方々の圧倒的な描写とは異なり、
どうひっくり返っても没個性激走中の自分には無理だと断言する。
ダリアを被写体とする難しさは実はそういった点にあるんだろうね。
ダリアを離れて、この日の園内光景を2葉だけ。
初夏の微妙な空のもと、たくさんの花を付けたノウゼンカズラ。
こちらも一斉に開花し、池一面に群生していた温帯睡蓮。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
FUJIFILM GFX100S FUJINON GF120㎜ F4 R LM OIS WR Macro
(了)
Posted at 2021/07/20 19:02:22 |
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