コトの発端は今月12日まで遡ります。
7代目流星号、3型後期のハイエースのころから
ずっと考えていたことがありました。
8代目になってからもずっと頭の隅にあったんですが
ふと実行に移すことを思い立ちました。
思い立ったが吉日。(^_^)
お盆休み後半の4日間と
この木、金、土で流星号の準備をして
いよいよそれを実行に移す時が来ました。
8月12日に予約をし、いよいよ今日が出陣の日。
気になる部分があるので、ちょっと早めにウチを出ました。
ウチを出る直前になって
大切な「2本の棒」(荷室との仕切り棒)を積むのを忘れてたコトに気付き
慌てて流星号に積み込みました・・・
気温は7時で25度。
今日も暑くなりそうです・・・
8代目流星号は納車から2年7ヶ月で49555kmを走りました。
今月中には50000kmに達しそうです。
納車時、光軸がかなり高く調整されていて
何度かディーラーさんで調整してもらったものの
結局は調整が上手く合わず、自分で調整したヘッドライト。
そのままブッツケ本番で挑もうと思いましたが
WEBで今回の予習をしていた時に
「光軸で不合格になって慌てた」という記事が何件かあり
昨夜寝る時に、予備検査場で先に調整してもらい
目的地へ向かうことを思いついたのでした。
予備検査場は8時から営業していて
到着したら既に何台かのクルマが並んでいましたが
複数あるレーンの端のレーンが空いていていました。
受付は何処かな?なんて思っていたら
そのまま誘導員さんに空いているレーンに誘導されました。
窓を開け、ライトの光軸調整をお願いしたら
ボンネットを開けろとの指示があり
車内でボンネットを開錠したらそのまま調整開始。
ものの5分で調整は終わり、そのまま作業費用をお支払い。
予備検査場って、ドライブスルーなんですね。(笑)
税込み2750円を支払い、目的地へと向かいます。
予備検査場から5分も掛からずに、目的地に到着。
そう、今日の目的地は陸運局です。
予約を取った受付開始時間は朝イチの8時45分ですが
8時30分にはもう場内に入ることが出来ました。
今まで1度もユーザー車検なんかやったことないので
陸運局に来たのは長いバイク/クルマ人生で初めてです。
ユーザー車検もやったことないヤツが
今回は恐れ多くも構造変更に挑戦しに来ました。(^_^;)
まずは書類を書くところから。
周りにある代書屋さんに頼もうかと思いましたが
これも良い経験、ということで自分で書きます。
1号館で書類を書いて
3号館で検査手数料の印紙を買って貼りました。
ホントは一緒に重量税の印紙を買って貼るようですが
今回流星号は重さが変わるかも知れないので
検査後に買って貼るよう指示をもらいました。
検査申請書(2号様式)と
手数料納付書(検査手数料証紙貼付用)と
自動車重量税納付書(重量税印紙貼付用)の
3枚の書類が出来たら、まずは通常の車検のラインへ。
流星号は7番レーンを指示されました。
いやー、それにしても暑い。
初めてということもあり
係の人の声がすぐ聞こえるよう窓を開けてましたが・・・
死にそうな暑さです。
指定のレーンの最後尾に付くと検査員の方から
「ウオッシャ出してワイパー動かしてー」
「ライト付点けてー」
「ウインカーの右ー、左ー」
「ブレーキ踏んでー」
最後に「エンジンルーム見ますねー」
と指示があり、目視でいろいろ確認していました。
「それじゃ、ボンネット明けてー」ということで
これは自分で開けて中を見てもらいました。
書類を渡して確認印を押してもらい、次へ。
いよいよ人生初の、検査ラインへ。
ドキドキMAXです・・・( ̄▽ ̄;)
入り口で排気ガスの測定をし、次にヘッドライトの検査。
朝イチで調整済みなので、全く問題なし。(^_^)
サイドスリップやブレーキの検査を通過し
最後にピットの上へ。
「そこのローラーの間にフロントタイヤ置いてー」
言われた通り、そこで停めると
「ハンドルから手を放しておいてねー」と。
直後に・・・
ぐわんぐわんぐわんぐわん!
とステアリングとボディを揺すられ
「はーい、お終いでーす」の声。
いやー、ビックリしたわー。(^_^;)
最後に機械に書類を挿し込み、検査の結果を記録して
1つめの検査ラインは無事終了となりました。
時間にしたら20分くらい?
なかなかワクワク・ドキドキな時間でした。
基本的な検査はOKが出たので、続いて構造変更審査へ。
「0番か00番のラインに並んで―」
と言われたので
欲張りなワタシは0が2つの00番レーンへ。
しばらく待って、ラインに入っていくと
全長、全幅、ホイールベースと荷室広さをメジャーでざっくり計測。
ま、外観など基本構造が変わってないからなんでしょうね。
スライドドアを開けて中を見てもらい
リアシートが無いこと、工作物があることを確認。
工作物について細かく聞かれるとか
資料を提出しろとか言われるのかと思い
かなり緊張してましたが・・・
特に資料の話などは無く、目視確認で終わりでした。
「フロントシートは前回車検から変わってないですね?」
と確認されたので「ハイ!」と元気に答えて
変更箇所の確認まで終了です。
続いて「コンビニの前の旗の棒」みたいな計測器で
全高を計ってから重量計まで前進。
まずは前のタイヤを目印の白線に乗せて計り
続いて後ろのタイヤを乗せて計測。
計測時はエンジンを止め、降車の指示がありました。
最後に写真を撮るので写り込まないように、と指示があり
少し避けてる間にどこかのカメラで写真を撮って
構造変更審査も無事終わりました。
重量計測の横に事務所があり、そこに書類を提出して
流星号を駐車場に移動してから事務所で待ちます。
9時頃から一般ライン、構造変更審査ラインを通り、ここまで約1時間20分。
一般車検(継続検査)であれば1時間掛かりませんね。
電卓をバシバシ叩きながら検査員の方が計算し
いろいろ書き込まれた書類が返却されました。
一旦1号館に持って行き、内容を確認してもらって
また3号館に行って重量税印紙を買って貼り
すぐ横の事務所で期間が足りなくなった分の自賠責保険に加入して
再び1号館の窓口に戻って、書類を提出。
これでユーザー車検と、今回の構造変更審査の手続きは全て終了!
あとは新しい車検証の受け取りです。
元々の車検は12月まで残っていたんですが
12月は時期的に年末に向けて何かと忙しい上に
ディスクの大会の追い込み時期だったりするので
お盆辺りの大会が無い期間に車検をズラしたいと思っていたのでした。
お盆過ぎ辺りにズラせれば
実際には1ヵ月前の7月下旬から車検を受けられることになり
ちょうどディスク大会のオフシーズンになります。
で、どうせやるなら
ハイエースに乗り換える切っ掛けになった
亡きなゆたくんの誕生日「8月23日」に
新しく車検を取りたかったんですが
残念ながら今年は日曜日で陸運局はお休みなのでした。
書類を提出し、番号札を行け取り
新しい車検証が出来上がって呼ばれるまで約15分。
出来立てほやほやの即日交付の車検証を受け取り
今回の大冒険は全て終了です。
いやー、緊張と暑さでかなり疲れました。(^_^;)
家に帰り着き、まだ期間が残ってるシールを剥がし
新しくもらってきた車検証シールをペタリ。
ココでふと気付いたら・・・
新しい車検満了日がなゆたくんの誕生日の8月23日!
今日から1年間だから・・・確かにそうだよね。(^^;
昨日が日曜日でちょっとガッカリしてたけど
そういうコトだったんだね、なゆたくん。(^_^)
なんだかすごく嬉しくなりました。
11時過ぎに自宅に帰り着き、1時間ほど休憩。
怖そうな検査員からズバズバ指摘されて
もしかしたら
もう1度出直して来い!
ってコトになるんじゃないかと思って家を出発したので
なんか一気に体の力が抜けました。(^_^;)
実際はすごく親切にいろいろと教えてくれて
初体験が盛り沢山だった大冒険は無事終わりました。
これからはコレが標準仕様の流星号。
今日はこれから羽田まで
奥さんとカノンさんを行かなくちゃイケナイので
さっさと残りの作業をしましょうか。
敷物や細かな常時搭載の荷物を、汗だくになって積み戻しました。
フロントエンジン・リアドライブ
2.8L インタークーラーターボ
最高出力:151PS 最大トルク:30.6㎏f・m
セミバケット 2シーター
字ヅラだけで見ると立派なスポーツカー!(笑)
畳んだセカンドシートに被せる形で作った
セカンドテーブルが使えなくなってしまったので
アヒル隊長の行き場がなくなってしまいました・・・
またリア用にテーブルを考えなくちゃ。(^^;
ハラハラドキドキの初ユーザー車検と構造変更審査を終え
晴れて新生・8代目流星号となりました。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。(^_^)
自分で作って自分で持ち込んで
初めて自分で受けたユーザー車検と構造変更審査。
かなりドキドキだったけど、とても楽しく感じました。
新しい車検証を手にした時の達成感は一生忘れないと思います。(^^
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DIY 車中泊仕様への道 | 日記
Posted at
2020/08/27 20:16:34