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2021年01月23日 イイね!

タミヤ M02 レストア第三弾 部品再生編

タミヤ M02 レストア第三弾 部品再生編第二弾の続き。
第一弾で書いた問題2へ対処してゆく。

問題2
補修部品はヤフオク等でしか手に入らない。しかも結構高値で取引されているようだ。となると壊れてしまった部品を再生するか、手に入る部品を改造転用するか、汎用素材から自作するしかない。各部を細かく見ていくとあちこちクラックだらけ。タッピングビスをねじ込む部分が樹脂の劣化なのか、切れてクラックになってしまっているようだ。

対処2-1





廃部品となっていたCハブとナックルを再生。といってもCハブは割れておらず、ねじ穴にタップを立てるだけ。難しいのはナックルのキングピン穴の再生である。キングピンはM4段付きビスで、ねじ山噛み合いは5mmくらいしかない。更にねじ穴の断面は円形ではなく120度間隔で出っ張りがあり、そこにねじ山が噛むという不思議な構造である。それが故なのかねじ穴を潰しやすく、廃部品とした理由もそこにあったようだ(記憶には無い)。瞬間接着剤を何度も流し込んだ跡があるが、そんなものでねじ山は再生できない。
今回はヘリサートを参考にして、バカになったM4ねじ穴を4mmドリルで貫通させ、ID2.0mm/OD4.0mmのアルミパイプを挿入して瞬着で固定。更にアルミパイプに2.5mmのドリルを通し、M3のタップを立てる。これでM3ねじをキングピンとして使える。Cハブのキングピン穴はID5mmなので、ID4mm/OD5mm・ID3mm/OD4mmのアルミパイプを利用して疑似的な滑り軸受として機能させた。
しかし4つのキングピン穴のうち一つは破損の度合いが激しかったため、上記手法を諦めてプラリペアで肉盛り+ねじ山形成とした。

対処2-2

サスブロックと呼ぶのだろうか、各サスアームの付け根にある部品は、タッピングビスによる悪影響とクラッシュによる衝撃でクラックだらけだった。新品は手に入らないので瞬着を流し込んでクラックを誤魔化し、崩れたねじ穴はタップを立てて普通のねじが使えるように改修した。程度の悪いものから順に使っているが、今のところ破壊には至っていない。

対処2-3
シャシー前/中/後ブロックも廃部品を再生。といっても対処する内容は第一弾で書いたものと同じ。ねじ穴クラックの程度がより悪いので、一部プラリペアで肉盛り+下穴空け+タップ立て。雌ねじ穴は貫通穴化してM3*30mmを使えるようにしてブロックが大きな力で捩じられるなどしたときにねじ穴の一部が引きちぎられるように崩壊することを予防(できたらいいな)。

サスアームは廃部品が無い。というか多分交換歴が無い。ヤフオクを徘徊して新品を探索中だが、この前新品の出物をさらわれてしまった。似たようなことをしているひとがいることになぜか安心してしまった。

更に更に続く。
Posted at 2021/01/23 23:21:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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