フロントフォーク修理

前回左フロントフォークのドレンボルトをナメてしまったんですが、今日は早くに帰ってこれたので、それの修理をしてきました。

ドレンボルトを8mmのドリルでそっーと揉んでいって、無事に切り離し完了。
キャップボルトですし失敗はなかろうと思うも、こんなことをするのは初めてですからハラハラでした。

これでインナーチューブを引っこ抜くことができます。

ディオ110のフロントフォークは、ドレンボルトを抜くとインナーチューブがスポッと抜けるタイプ。
これ楽ちんでいいですよね。

早速フォークピストンから、頭がモゲたボルトを取り外し。
引っかかりもなくスムーズに抜けたので、フォークピストンは無事だろうと思います。

インナーチューブからフォークキャップを外して、フォークスプリングとフォークピストンを取り出してチェック。
フォークキャップの飛び出しに備えてゆっくり押し外したんですが、10mm飛び出すかどうか程度のテンションでした。

こんなんでいいんかい。

なおフォークスプリングの向きは、巻きの荒いほうが上です。

フォークピストンのシールリングもまだまだ使えそうでした。

ここに差し込むリバウンドスプリングは、2つ重ねにすることで車高を落としたりもできるんですが、今回はローダウンフォークにしません。

逆にフォークスプリングにプリロードをかけて、静止時の車高をほんのり高くしてみます。
先日買ってきたナットはギリギリ入らなかったので、ひと回り細いPOSHのスペーサーを買い出し。
外径16.5mm、厚さ10mmのものにしてみました。

M8✕30mmのキャップボルトも欲しかったんですがステンのものしか置いてなく、これだとドリルを受け付けないので、再び同じことが起きてもいいように、別のお店でスチールのキャップボルトを買ってきました。

ライコランド東雲さん。
スチールのボルトも置いてください…。

フォークアウターからは、使えなくなったダストシールとオイルシールを取り外し。

僕はフォークオイルシールの取り外しにタイヤレバーを使いますが、タイヤよりもこれに使う機会が圧倒的に多いですね。

他のかたはどうしてるんだろう。

ガイドメタルは黒いテフロンコーティングが擦れてなくなっていたら交換時期とのこと。

これもぜんぜん大丈夫でした。

インナーチューブを差し込み、新しいオイルシールに古いオイルシールを重ねて、少しずつ叩き入れていきます。

フォーク用のスライドハンマーでもあれば楽なんですけどね。

寒さにメゲて、最後の組み立てをリビングで（やるなよ）。

明日は右のフロントフォークもオーバーホールして、組み立ててしまいます。