結局、品川のサービス工場に入院させました。まあ、この手のトラブルは再現性がカギを握っているのですが、受付のSさんと同乗して、テストしたのですが、はっきりとした症状が出ず、コンピュータによる診断をかけることになりました。また、6000kmを超えた時点でエンジンオイルの警告灯が点いたので、エンジンオイルの補充もお願いしました。その後。担当のセールス氏と合流して、青山のショールームへ…。今回の代車は昨日チョイ乗りしたばかりの2010年モデルの320iツーリングです。但し現役の試乗用デモカーなので、両サイドにエフィシェント・ダイナミクスの大きなグラフィックが貼ってあるので、ちょっと恥ずかしいです。少し長い距離を乗った印象は最初の印象とさほど変わらないです。エンジンがパワフルに、そして常用域でのもたつきがあまり目立たなくなり、ハンドルも軽くなり、しかも燃費が良くなった。文句のつけようのない進化を遂げているのですが、一方で、各種の操作に対するダイレクト感や安心感のようなものが少し薄くなったようにも感じました。クルマ対環境という面で、エンジンに負荷をかけない電動のパワステや回生ブレーキシステムの採用は今後の方向性として間違ってはいないと思います。ただ、まだ試行錯誤の段階というか、こういう技術をBMW流にアレンジされていないため、ちょっとした違和感があるのも事実なんです。回生ブレーキは場面によって少し空走感を覚えたり、電動パワステは少しスピードが上がった時のアシスト量が過多なところがあったりなど…。おそらく、今後は電動パワステは車速感応機能が追加されて、もっと細かくアシスト量を可変させるようになるんでしょうね。