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次に購入したのがホンダのホーネット250。確か1,999年式。選んだ理由は、バイクらしいデザイン、無意味に太いタイヤ、ネイキッドなのにアップマフラーの3点。他にも、通勤に使うので軽量かつ扱いやすくて速い。維持費節約と言うのも250にした理由です。マフラーはSP忠雄。ステアリングダンパーはNHKのスタンダード。R1-Zで効果が抜群だったので付けてみましたが、無くても十分安定しています。


エンジンはレプリカ全盛時代の20,000回転回る物がベースになっているが、さすがにメーカーもただ回るエンジンからは卒業したようで、18,000回転まで落としてちょっと実用性重視になりました。とは言え、とにかく回さないと走らないので、街中でも8,000回転は常用域。実用域でのパワーもトルクも細くは無いのですが、本領発揮は10,000回転を超えて14,000回転ぐらいまで。カムギアはアクセルオン・オフでギクシャクするので扱いにくいですね。フレームはバックボーン（ダイヤモンド？）タイプですが、剛性感に不満は無く、シッカリしています。リヤサスも固めでシッカリ感重視。ですが、フロントサスは剛性不足ですね。ブレーキはシングルディスクのわりには効くのですが、それでもガッツリ効くタイプではないのに、フロントサスが負けている感じ。
一番の不満はハンドルの振動。このバイクに限ったことでは無いですが、なぜバイクのハンドルはあんなにも振動するのか。何か対策は無いんですかねぇ。

実は、数年前から不動車です。ある年にエンジンを掛けるとキャブからガソリンが。どうもフロートが固着してオバーフローしたようです。で、次の年かな、取り合えずキャブを外してみたが、フロートの固着では無くOリングっぽい。いつか修理に出すかと考えているうちにタンク内は錆び、フロントフォークも錆び、ゴムホースも割れまくり。まぁ、修理に出すのが面倒くさくなってしまいました。




ちなみに通勤に使うつもりだったのですが、会社が遠方になった為車で通勤することになり、ホーネットはまったく走行距離が伸びず、10年時点で5,000kmほど。今でも8,000kmぐらいだったような。
次にバイクを買うときに引き取ってもらおう思っていたのですが…

余談ですが、私は回るエンジンが好きです。車ならロータリーは10,000回転回るし、ホンダの昔のタイプRとかも8,000回転と車のエンジンとしてはよく回るので好きです。でもフェラーリとかはイマイチ惹かれません。音が良い？確かに回っているときの音は良いですが、全然前に進んでいませんよね。超高速域は知りませんが。ポルシェやコルベット等の方がよっぽど回転と音と速度が合っていていい感じです。フェラーリもV8ぐらいのだと良いバランスで走っているように感じます。と言うか、Ｆ355は好きです。
そう言った意味では、ホーネットも、回転と音と速度が合っていていないバランスの悪いバイクです。近年の250は単気筒か2気筒までだったりして、パワー&トルクや車重そのあたりのバランスはよく出来ていると思うのですが、やっぱり面白みに欠けるかなぁ。うん、勝手な事を言ってるな。

次の購入は諦めているのですが、今は新しいホンダのレブル250に興味があります。アメリカンはそれほど興味がなかったのですが、ヤマハのボルトが出たあたりから、このデザインならアメリカンもアリかと思っています。ジャンルはバラバラですが、レブル、トリッカー、ニンジャ250SLあたりなら金銭面でも、筋力低下の面でも何とかなりそうと思っていたのですが・・・

足つき性でレブル250か。

軽さと値段の安さのトリッカー。

同じく軽さと安さのニンジャ250ＳＬか。


実際のところ、もう、クラッチを握る筋力が無いので、クラッチレバーが無い車種しか無理かなと。リトルカブに小型があればチョイ乗りに欲しいところ。


これにて「思い出のバイク」は終了。実質20年（乗っていない期間除く）ほどのバイク生活の中で、所有したバイクは多い方だと思っていたのですが、バイク乗りの基準からするとどうも少ない方のようです。

※追加画像の容量が減ってきた。増量は出来るのだろうか？