パーツリスト
流用ネタやらリフレッシュネタやら、溜まっていたものを地道に放出しています。
リフレッシュネタとしては
無塗装で錆びるとのレビューがあった
スリーファイブのロアアームボールジョイント、案の定全体的に錆びていたのでさび転換剤を塗ってごまかしておきました。気休めにはなるかなと…
フロントタイヤを外したついでに
スタビリンクのショック側取付ナットに
例のキャップをはめ込みました。一番目につきやすいのはここかなと思いますが、それでも普段はタイヤホイールに隠れてほとんど見えませんけどね(笑)
あとは、先日の
スロットルオーバーホール作業の時に気になったのが
ノーマルの状態ではスロットルの固定4か所のうち、上2か所はスタッドボルト、下2か所がボルト止めとなっています。
これが
スロットルスペーサーを取り付けたことでスタッドボルトの長さが足りなくなり、4か所ともロングボルトで固定することになったのですが、4本ともボルトだと仮組みの際にかなり作業の効率が悪くなります。
標準で上2本がスタッドボルトなのも、脱着作業の効率性を考えれば納得がいきます。なので、サイズの合う別のスタッドボルトを探してみることにしました。
で、見つかったのが
こちら。これもトヨタ純正品です。100系ランクルのディーゼル車でEGRバルブとインマニを固定するのに使用するスタッドボルトという、かなり特殊な用途だったりします。
トヨタ純正を選んだのには今回は理由があり、スタッドボルトの先端を見ると
ネジ山よりも細いトルクスレンチのような「*」型をしています。ここに
E型トルクスソケットなる工具を
先端に嵌めることで、スタッドボルトを容易に回すことができるようになります。
ノーマルのスタッドボルトもこの先端になっていましたが、ちゃんと意味があったことを初めて知りました。
品名も英字表記では「STUD,HEX LOBUL」、和訳するとヘクサロビュラ(トルクス)スタッドと、単なるスタッドボルトではないことが分かります。ネジも工具も大変奥が深い世界…
これを使いたかったがためにトヨタ純正品を入手した訳ですが、長さがドンピシャなものは見つけることができず、オーバーサイズで一番長さが近いものを選んだのが今回のコレです。
そのまま取り付けても隙間があいてしまうので
ダイスを切ってネジ山を延長してみることにしました。六角ダイスを万力に挟み、スタッドボルトを締め込んでジワジワネジ山を切っていきます。
最終的に
1センチ近くネジ山を延長しました。後はこれを2本揃えたところで、ボルトを交換します。
既存のボルトを外して
スタッドボルトをE型トルクスソケットで締め込み、目一杯しまったところでさらにナットを締めて固定します。特に難しいところもなく交換は完了しました。
このスタッドボルトの意味に前もって気づいてたら、早い段階で流用していたかと思いますが、ひとまず今後スロットル周りを弄るときは多少は作業効率も上昇するかなと…
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パーツねた | クルマ
Posted at
2020/09/14 20:32:12