2008年10月27日
週末に久々にガソリンを入れました。約1ヶ月ぶり。
お値段はハイオクで149円。
先月末に入れた時は166円でしたから、この1ヶ月で17円の値下げ!
ハイオクが200円いくかも、なんて言ってたのがウソのようです。
金融不安、景気後退で原油価格が急落したのが大きいですね。
7月に147ドルを記録したWTIが、今やその半分!バブルがはじけた、という感じです。
OPECが慌てて150万バーレルの減産を決定しましたが、下落に歯止めはかからないようですね。
ただ経済誌を見ていると、原油が下がった!と単純に喜べないそうです。
原油価格の下落は、新規油田の開発や、既存の油田の維持に回す資金が滞り、
近い将来、原油供給量が細ることにつながる、とか。
中国やインドなどの他、世界的に原油需要は先行き増加していくことは間違いなく、
いま油田の開発がストップすることで、将来的には再び原油価格高騰に向かう、と。
それが何年後に顕在化するのかは不明ですが、150ドルを超えることになっても不思議はないそうです。
限られた原油を世界中で奪い合う事態になれば、価格高騰に拍車がかかるのは想像に難くありません。
そうなるとハイオク200円どころか「レギュラー200円」時代が現実になるかも...
例えば、ガソリン税を道路特定財源とか一般財源化とか言ってないで
資源確保のために使う、油田の権益確保のために投資する、といった使い方ってできないのでしょうか?
アメリカや欧州に比べれば、日本は今回の不況の影響は少ないと言われています。
将来の安定的な資源確保のためには、今の環境は逆に良い投資の機会だと思います。
そんな考えを持つ政治家さんはいないのかな~。
Posted at 2008/10/27 23:53:15 | |
トラックバック(0) | 日記