ドア ロック/アンロックせず
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
★★ |
作業時間 |
3時間以内 |
1
もう8年も前のことだが、助手席ドアがリモコンでも、運転席のコントロールボタンでもロックもアンロックもできなくなり、原因を調べたら、モーターの不調によるものだった。不調になったのは、内部にブラシ粉が蓄積し、カレントパスができてしまっていたためだった。その状況は左の写真のとおりで、クリーニングで治った。
ところが、今年の夏、気温が高い日に限って、またロック・アンロックが機能しない問題が発生した。
2
しかし、秋の到来とともに問題は解消してしまい、放置状態であったが、今年は異常気象のせいもあって、秋なのに夏日があったりし、そういう日はロックもアンロックも駄目だった。
いろいろと調べてみたところ、原因はモーター内に組み込まれているPTCサーミスタの常温での抵抗値が正常品の3倍ほどになっていたことだった。また、キューリ点が低温度方向にシフトしてしまったのか、60℃でも抵抗値が上昇し始めることが分かった。
左の写真は参考のために、別のモーターのものを引用したが、赤矢印で示すものがそれである。
正規のPTCサーミスタを単品で入手できず、モーターを交換するのがベストであったが、モーター単品も入手は容易ではなく、私は別の手を打ってみた。PTCサーミスタを銅板に替え、モーターと直列に21Wの方向指示器用の電球を入れてみたところ、調子良くロック/アンロックするようになった。しかし、早いロック・アンロックを繰り返すと、時にミスることが判明し、その後、電球に代えて、秋葉原で入手できたPTCサーミスタにした。モーター内には入らないサイズだったので、外付けだが、車によっては、そういう使い方もされており、これで良しと自己責任で対処した。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]ヤフオク
関連整備ピックアップ
関連リンク