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Yamaeの愛車 [トヨタ シエンタ]

整備手帳

作業日:2021年4月1日

サーモスタット交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
先日も書いたように、15年10万kmに近づいてきて、近く、ユーザー車検も控えており、予防整備も兼ねて、あれこれやっているが、今日はサーモスタットの交換をした。

シエンタのサーモスタットには、88℃タイプの 90916-03142 が使われている。
2
シエンタのサーモスタットは冷却水のリターン側に付けられている。オルタネーターに隠れて見えないが、赤矢印の先に、次の3で示す、サーモスタットを格納しているプラスチック製のハウジングがある。
3
これがそのハウジングで、右上と左下に10mmのナットで固定されている。この写真はカメラをオルタネーター横から下へ差し込んで写したので、ハウジングが丸見えだが、ボンネットを上げた状態で上から見ても、オルタネーターに隠れて、辛うじて、右上のナットしか見えない。下から見上げても、エアコンコンプレッサーで全く見えない。

サービスマニュアルを事後に見る機会があったが、それには、オルタネーターを外して作業するようにとあった。でも私はそれを知らず、外さないまま行っていた。
4
手探りで、10mmのナット2つを外し、取り出したサーモスタットがこれである。15年間の使用でなのか、細かい粒子のようなものが付着しているが、機能的には問題を感じてはいない。事実、新品に交換したが、水温の上昇スピードに違いは分からなかった。でも、可動部の周囲を覆っているゴム様のものが、一部捲れているのが気になった。
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シエンタには、LLCのドレインが2つあり、一つは、ラジエーター下部のこれであり、もう一つは、エンジンのファイヤーウォール側のブロック側面にある。今回は、前者からだけLLCを抜いた上で作業を進めた。

サーモスタットを外したとき、ブロック側から、ドバっとLLCが漏れてきたので、やはり、両ドレインからLLCは抜くべきであった。
6
参考までに、写真で示すと、ブロック側はここにドレインホールはある。

サーモスタットはジグルホールを上になるようにして取付後、LLCを戻し、流れ出てしまった分を補充した。エア抜きを兼ねて試運転したが、従来と特に変化は感じなかった。あくまで予防整備として行ったことであり、今後に供えての策であり、変化があるようなら、整備が遅かったということになる。
7
(2021/04/03 追記)
一晩経過したら、リザーブタンクのFまであったLLCの液面が数cm下がっていた。噛んでいた空気がそれだけあったということだが、まだ全量ではないだろう。取り敢えずFまで補充して、次に備えることにした。
8
(2021/05/24 追記)
外したサーモスタットの検証を車検が終わったら、じっくりやってみようと思っていて、そうしたが、結果は以下にまとめておいた。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/3028334/6320436/note.aspx

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この記事へのコメント

2021年4月6日 5:02
おひさです。

このプラスチック・ハウジング、以前のエンジンでは金属製だったんですよね。3S-FEの頃から樹脂製になりました。カリーナE(♯19コロナ)の3Sには金属製、アベンシスの3Sからは樹脂製に変更されました。そして、いつか割れるもしくは、いつか漏れると思っていましたが、結局21年経った今も大丈夫でした。

サーモは交換して正解だと思います。シャフトの摩耗などにより引っかかったりして冷却トラブルになるからです。

実は私もエンジンブロック側のドレンは開けません。固着していることが多く、ねじ切ったりするとそれは大変なためそのリスク取らないためにも触りません。

そんなわけで、私の場合は、ヒーターを事前に全開にし、サーモを外し、ラジエーターのアッパーホースを外しそこから蒸留水を注入します。出てくる水が透明になったところで、希釈済みのLLCを注入し、出てくる水の色が今度はLLCの色になったら、そこでサーモを取り付けます。

ラジエーター・キャップを開けたままエンジンをかけ、エア抜きをしますが、エアは完全に抜けきらないので、一晩経つと冷えて体積が減るのと同時にエアが押し出され、リザーバータンクの液量は減ります。FとLの間になるようにしていれば大丈夫です。1,2回ほど補充すれば安定するはずです。
コメントへの返答
2021年4月6日 10:16
バブル期からコストダウンが段々と進み、プラスチックが多用されてきていますが、やはり金属のように丈夫ではなく、クラックし易いですね。ヒーターホースのTジョイントは丸でタイマー的な仕掛けのように思えてしまいます。

サーモは予防整備で交換すべき部品と私は思って、どの車も、10年程度で交換しています。今回は入手した車が14.5歳だったので、ちょっと遅めでした。でも、機能的には問題は無かったことが確認できました。

ブロック側のドレインにタッチしなかったのは、時間の節約のためでした。

その後、LLCはもう一度補充しました。補充量は1回目の1/4くらいだったのでFより幾分上までLLCを入れて様子を見ています。
2024年2月21日 13:35
こんにちはー
オルタネーター上のボルトを緩めても整備性にあまり差が無いように思えますが全くの手探りでサーモスタットの交換をしたのでしょうか?
コメントへの返答
2024年2月21日 14:30
はい、手探りでやりました。事前にカメラで場所の確認をしていたので、オルタネーターを外す必要性は余り感じませんでした。

困ったのは、ハウジングを外した時に、LLCがドバっと出てきたことでした。

プロフィール

「[整備] #セルシオ ムーンルーフのドレイン詰まりとエアーブロー https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/2809201/7701588/note.aspx
何シテル?   03/08 20:14
古き佳き時代の車が好き。メカは苦手ながら、多くの車屋さんが得意でない電子領域を私はあまり苦にせず、助け合うことで古い車でも何とか維持している。
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