サーモスタット交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先日も書いたように、15年10万kmに近づいてきて、近く、ユーザー車検も控えており、予防整備も兼ねて、あれこれやっているが、今日はサーモスタットの交換をした。
シエンタのサーモスタットには、88℃タイプの 90916-03142 が使われている。
2
シエンタのサーモスタットは冷却水のリターン側に付けられている。オルタネーターに隠れて見えないが、赤矢印の先に、次の3で示す、サーモスタットを格納しているプラスチック製のハウジングがある。
3
これがそのハウジングで、右上と左下に10mmのナットで固定されている。この写真はカメラをオルタネーター横から下へ差し込んで写したので、ハウジングが丸見えだが、ボンネットを上げた状態で上から見ても、オルタネーターに隠れて、辛うじて、右上のナットしか見えない。下から見上げても、エアコンコンプレッサーで全く見えない。
サービスマニュアルを事後に見る機会があったが、それには、オルタネーターを外して作業するようにとあった。でも私はそれを知らず、外さないまま行っていた。
4
手探りで、10mmのナット2つを外し、取り出したサーモスタットがこれである。15年間の使用でなのか、細かい粒子のようなものが付着しているが、機能的には問題を感じてはいない。事実、新品に交換したが、水温の上昇スピードに違いは分からなかった。でも、可動部の周囲を覆っているゴム様のものが、一部捲れているのが気になった。
5
シエンタには、LLCのドレインが2つあり、一つは、ラジエーター下部のこれであり、もう一つは、エンジンのファイヤーウォール側のブロック側面にある。今回は、前者からだけLLCを抜いた上で作業を進めた。
サーモスタットを外したとき、ブロック側から、ドバっとLLCが漏れてきたので、やはり、両ドレインからLLCは抜くべきであった。
6
参考までに、写真で示すと、ブロック側はここにドレインホールはある。
サーモスタットはジグルホールを上になるようにして取付後、LLCを戻し、流れ出てしまった分を補充した。エア抜きを兼ねて試運転したが、従来と特に変化は感じなかった。あくまで予防整備として行ったことであり、今後に供えての策であり、変化があるようなら、整備が遅かったということになる。
7
(2021/04/03 追記)
一晩経過したら、リザーブタンクのFまであったLLCの液面が数cm下がっていた。噛んでいた空気がそれだけあったということだが、まだ全量ではないだろう。取り敢えずFまで補充して、次に備えることにした。
8
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク