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2014年02月10日 イイね!

W126 300SE が気になる (^^)

W126 300SE が気になる (^^)週末は東京も久々の大雪…
こういう天気だとカイエンやランクルが懐かしくなります(^^;;


さて、先週は最新鋭のアウトランダーPHEVに乗ってみましたが、今日は逆に時代を遡るお話。
突如、気になった W126 300SE についてです。


XJRは納車から半年、12,000キロくらい走りました。
基本的なメカの信頼性も高いし、走りと燃費のバランスも高いし、独自の世界観も気に入ってます。
しかし、とあることを若干懸念してます…。

それは、コンピューターの信頼性…。

ACCも調子悪いし、ATのプログラムも更新かけたしで…。
しかし、このプログラムというのはなかなかのクセモノ。

プログラムのコード量も、最近のシボレーボルトのような電制満載のクルマだと1,000万行を超え、10年以上前のXJRであっても100万行を超えているはずです。

このプログラム1行1行にバグがなく、1行1行が完璧な動きを表していること…。
ほぼ不可能と感じます…。

問題はすべての「動き」を再現しきれず、完璧なテストは不可能ということです。

単に1行1行が実行されるわけではなく、クルマの状態に合わせて様々な組み合わせや順序で複雑に実行されるのです。再現しにくい状態やテストできない組み合わせも当然出てきてしまいます。

例えば、100万キロテストしたクルマは完璧か、という話と一緒です。
たしかに多くのコトがテストされているでしょうが、101万キロで新しいコトが出てくる可能性も否定できないということです。

そうすると、コンピューターというか、プログラムは完璧でないと考える必要があるのです。
そして、現代のクルマは無数の部品がプログラムによって電子制御されているのです。


根本解決のためには、プログラムによる電子制御の少ないクルマを選ぶしかない…。
これには、時代を遡るのが1つの選択肢。

そこで、W126が気になりだしました (^^)
機械としてのデキも素晴らしい!

現代のように電子制御で部品を緻密に制御できない場合は、そもそもの部品の精度や強度を高めるしかない。
オートマも機械式のW126。部品やアッセンブリーの精度が物凄く高かったのです。


では、何故、560ではなく、300なのか?

現実的な理由、車重です。

1,590キロです!
今の時代、このクラスではあり得ない数値です。電子制御はあまり重さに関係しないような印象を持ちますが、電制のネタとなる情報を取ってくるために、たくさんのセンサーやら回路が存在するわけで…、重くなります…。


実は、仕事でよく行く先の立駐の制限が1,600キロでして…、できれば入る車が…。

X350もこのクラスとしては軽量で、V6のXJ6ならば1,630キロなので、なんとかなりそうな気もしますが、今度は全長の制限に (--;;
あくまでデータ上の車両重量なので、実際は300SEでも微妙かもしれないですけどね (^^;;


ホントは一番パワフルなヤツが好きですが、W126は最終年式で1991年式。23年も前のクルマです。
23歳と言えば、会社にも慣れてきて、リクルートスーツを脱ぎ、格好が少しずつ派手になってきたOL…。
あっ、例えになってないですね (^^;;

速さを求めるような年式でもないかな、と。


それに、自分の感覚だと、Sクラスが速いと思えたのは、W220後期からです。
600がV12ツインターボになり、AMG S55にスーチャーが付いてからです。

データで見ると、W126 560、W140 600、W220 600後期の0-100キロ加速が7.1秒、6.1秒、4.8秒なんですが、W126とW140は体感上は大きく変わらなかった印象があります。ここに比べると、W220は圧倒的に速くなった感じします^^

300SEに至っては、0-100キロ加速10.4秒、最高速が210km/h。
1.2Lのポロにも置いていかれそうです。それでいて、燃費もUS EPAでリッター7キロちょい。
高速走れば、10以上走ってくれるようですが…。


126は日本国内においては、ベンツというクルマを認知させたモデルと思います。
当時、まだ小学生くらいでしたが、初めてベンツというクルマの形を認識したのは、今思うと126でした。

あの頃はエラソーに見えたエクステリアも、今見ると曲線がキレイで上品にすら見えます。
そして、内装もこの頃のベロアシートは質感も高く、いい物感があります^^


C215のCL600を手放した直後に560SECの最終モデルに試乗したことありますが、精度の高い機械が作り出す凄みに感銘を受けたのを覚えています。
ひとつひとつの部品が非常にしっかり作られていて、部品同士のチリが高密度で合ってる感じというか、いい物感に溢れていました。

ちなみに、この時の560SECは希少なロリンザー仕様で走行1万キロ!
本気で欲しくなりましたが、この頃やってた投資でいろいろありまして、買えなかったのです(>.<)

C215のインターフェース性能もかなりのレベルにありましたが、こちらは電制で作られたフィーリング。
機械的な精度で作り出したどことなく緊張感のある味は、やはり、少し違うのです。

この頃までのメルセデスが本物と言われることも多いですが、それは乗り味や性能を作る上で電制ではなく、メカや部品の精度が担っていた割合が多かったということだと思います。


今、W126で月2500キロ走行するのは多少不安ではあります。
メカは平気でしょうが、エアコンや電装系は少し心配です。

そして、300SEに関しては左ハンが意外と少ないのも、マイナス点。

でも、今、126にのんびり乗るのもいいなぁって思います^^
のんびり走るのは苦手ですが(笑)
Posted at 2014/02/10 22:56:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mercedes | クルマ

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