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2018年09月13日 イイね!

ハマーあれこれ

ハマーあれこれハマー購入から約7ヶ月、距離にすると9,000キロ程度走りました。入院期間が長かったので、最近の他の所有車ほどは距離伸びてません。

とは言え、さすがにこのくらい乗ると感覚もつかみ切れるので、物理的にムリかの判断もつきますし、日常的に困ることもあまりありません。駐車場とルートには制約ありますが(>.<)
大きさ面やハンドルの切れ角の悪さは慣れとともに運転感覚にインプットされてくのでいいのですが、そうではないとこに気を遣うクルマ、というか個体ということが見えてきました。帆世号はフルカスタム・フルチューンであるということは差し引いて考える必要があります。ノーマル個体には該当しないので。。。



今年の夏もだいぶ暑かったですが、ここまで暑いと結構熱持ちます。純正の水温計は動かないのでエンジン自体は許容範囲と判断してるのでしょうが、Defiの水温計はすぐ100度超えてしまいます。この水温計、スーチャーを多用するとすぐ上がり、エアコンを切ると一気に10度くらい落ちたりするので、どこまで信用していいか微妙ではあるものの、Defi水温計が100度超えてる時に全開かますと、エアコンから一瞬熱風が出たりすることもあるので、やはり、熱を持っているのはたしかなようです。



そうすると、ブースト計とにらめっこしながら、あまり熱を持たせないように走ることになるのですが、スーチャー結構敏感に反応して回転上がるので、少し慎重さが必要です。真夏の昼間は高速でも70〜75マイル(114〜120キロ)くらいは出してコースティングしながら走らないと、結構すぐ100度に到達したりします。

そのため、夏場は110〜130キロくらいで巡航するわけですが、今度ネックになるのが燃費。この程度のスピードでもエアコンガンガンの夏だと、5km/L走ってくれません。130キロ巡航で時たま170、180キロなんて走りもクルマ的には全然問題ないのですが、今度は4km/L切ってしまうくらい燃費が落ちます。

エコラン速度がユーコンと同じくらいか、ハマーの方がおそらくファイナル低いので少し低いとすると、涼しくならないとエコランできません‼️
そーとー頑張ってエコランしたとしても、7km/L弱がいいとこではないですかね。。。


フルカスタム・フルチューンであることを差し引いたとしても、多くの特徴が重さとカタチに起因しています。ただ、このカタチと重さはもちろんハマーの世界観作りにも貢献しているわけですが。。。



特別な乗り物に乗っているようなハマーならではの感覚です。内装のほとんどがアルカンターラ張りになってるのも大きいですが、窓がドライバーのかなり前にあってバス並みに立っているので、サンルーフを閉めてると洞窟から覗いてるような探検感があります。こういう視界のクルマってあまりないですし、これがかなり重厚というか硬くて重いものが動いていく感じなので、かなり守られ感があります。やはり、3トンないとこうはいかないのでしょう。。。 もちろん、重いと感じるシーンもたくさんありますが、重さを上手く利用したフィーリングが作り込まれていると感じます。オーディオもウーハーだけで3000W超えているので、外の世界からの隔離感がより高まっていると感じます。この価格帯でこーゆー気分にさせてくれるクルマってそうはないと思います。


ランニングコストは高く、常に重量を感じ意識した走り方が必要にはなってきますが、見た目よりはちゃんと走ります(^^)
チューニングで500馬力近い力があるはずなので、出だしこそよっこいしょですが、走り出すと結構な勢いで加速します。同年代のE350や530i辺りといい勝負ではないかと思います。そして、325/50R22タイヤ。ローダウン、ホチキススゥエーバー、Bilsteinショックで脚も結構しっかりしてるんでコーナーも見た目より踏ん張ります(^^)
ブレーキについては、ブレンボ6Pot/4Potでなんとかフツーに止まるレベルですが。。。
ある意味物理に反したクルマなんで、その代償は燃費だったり、消耗の早さだったり、いろんなとこに出てますけどね。。。


でも、特別感という意味ではフルアルカンターラの内装のほうが大きいですかね。。。



この時代のアメ車の内装はどれもこれもとりあえず皮やウッドつけましたって感じで質感は望めなかったですから。。。
今でこそ、アメ車もずいぶんと良くなりましたが、90年代後半から2000年代前半は過渡期だったと感じます。特にドイツ車やレクサスを意識したモデルは過渡期だったと感じます。ドイツ車やレクサスを意識したクルマ作りに変えた最初の世代です。

人間で言うと、名門大学を出て、やたら資格も持ってるのに現場で使えないヤツ。勉強して知識はある、いや、逆に言うと知識しかない。そんな感じの浅はかなクルマだったのです。たしかに、データ上はドイツ車やレクサスに近かったですが、そこは知識だけデータだけのクルマ、乗ると全く完成度も低く、アメ車本来の魅力も感じられませんでした。まぁ、アメリカはデータ研究して真似るの好きですからね。。。

人間も文字や映像で勉強したってダメで、いろいろ経験して、感受性を磨き、教養をつけてこそ、人間的な魅力が出てくるのとクルマも同じです。アメ車も学んだんでしょうね。そして、その学びが早かった。先日、カマロに乗って確信しましたが、日欧のいいところは取りつつ、きちんとアメ車本来の魅力も備えたクルマ作りに進化しています。ニュルを走り始めた2世代目から明らかに良くなりましたね✨

逆にレクサスは知識しかつけなかったのでしょう。。。未だ初代を超えるLSが出てきたとは思えません。初代は知識だけのクルマでも通用したのです。前例のないコンセプトでしたから。。。

日本や韓国の受験大国は、子供の頃から誤った概念を植え付けられるので知識しかつかず、人間力、人間的魅力が身についていかない。知識や勉強で得られるものから魅力が生まれることはない。。。
未だ学歴信仰が強い日本と人間を磨く欧米の差でしょうね。出来上がってくるクルマにこういう差が現れてきてしまっています。日本車でもGT-Rは開発体制からして別だと感じますが。

なので、この時代のアメ車はアメリカマーケットを第一考えたモデル以外買わないほうがベターだと感じます。そして、当時のアメ車の苦手部分を上手くカスタムで補っているところが、個体の魅力アップにつながっていると感じます。


そんなわけで、想像以上に気を遣う点はあるものの、多少のランニングコストに目をつぶれば日常的に乗れるクルマです。ハマーが好きという気持ちが持続しなければ乗り続けるのは難しいと思いますが。。。

SUVでは来るとこまで来たかな、という気分にさせてくれるクルマでもあるので、次の選択はなかなか悩ましいです。速いクルマやもう一回り小さいクルマでもいいかなという思いもあるものの、ハマーのようにOne and Onlyなクルマがいいかな、という感じがします。ハマーブランドのディスコンは複雑ではあるものの、旧型にならないという利点があるのも確かだと思います。SUVでも、次から次へと新しいモデルに移行していくようなクルマはキリがないですし、あまり乗りたくないかな、という感じがします。
Posted at 2018/09/13 18:51:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | Hummer | クルマ

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