今更ですが、昨日近所のマツダディーラーでアテンザを見てきました。
カタログだけ貰うつもりが、何故か手元には見積書が(^^ゞ
ワゴンのディーゼル(XD)だとそれなりのお値段になります。
70000キロ超えとはいえ、下取りが厳しいなぁ・・・
ついでに試乗などもしてきました。
試乗車はセダンのXDの17インチモデルで、ミッションはATです。
さすがトルクが420N・mもあるだけあって、トルクの塊みたいな走りをします。
それで燃費は街中でもリッター10キロを切ることが無いとか。
免許取得時の教習車が当時の80クレスタのディーゼルでしたが、ここまで力強い印象はありませんでした。というより、ガソリン車よりも物凄く遅いイメージしかありません。
ディーゼルといえば、燃費だけで、うるさい、走らないというイメージしかなかったのですが、最近のディーゼル(特に直噴になってからは)は真逆の印象です。
兎に角加速が凄い。ちょっと踏めば3ケタの速度まで届いてしまいます。
アイドリング時以外はディーゼルであることを気付かないとよく言われる静粛性ですが、残念ながらそこまでは感じませんでした。ディーゼル固有のガラガラ音というよりは、直噴のチリチリ音が運転中終始耳に入ってきます。
CVTはDCTではなく、敢えてATに拘っているそうですが、6速ということもあり、変速が小刻みでかつ、ロックアップ領域に直ぐ入るため、ダイレクト感があります。ディーゼルでありながらもエンジンブレーキがよく効くのは驚きでした。
デザインに関しては、スタイリングが売りなだけあって、外観は文句なし。現行モデルのデビューから既に1年以上経過していますが、未だに街中で見かけるとつい見とれてしまいます。
特にセダンのCピラーからトランクにかけてのラインがきれいだと思います。
逆に内装は昔のマツダをまだ引きずっているのか、野暮ったいのが実に残念。如何にもカーナビがここに入りますというインパネのデザインは、もう少しどうにかならなかったか?
ここまでの形にするのであれば、カーナビを標準装備にすれば良かったのに。
(何故かバックカメラは標準装備なのですが・・・)
1840mmの車幅は普通に走っている限りでは殆ど気になりませんでしたが、車庫入れや狭い駐車場でのドアパンチ等々にはそれなりに覚悟しなくてはなりません。
もう一回り小さいと良いのですが、そうするとここまでのスタイリングにはならないのかと。
カペラ→クロノス→カペラ→アテンザと車名がころころ変わるのは国産車の常ですが、カペラ時代からヨーロッパを向いていただけあって、シートや足回りなどはヨーロッパのライバルを意識した作りになっています。マツダは昔からシートの出来は良かった方だと思いますが、その伝統はしっかり受け継がれていました。
そうそう、ディーゼルといえば、
PWSというのがかつてありましたね。
アテンザからカペラに遡っていますが、グレード名にもなった
フランスの俳優さんを忘れてはいけません。
たまらなくテイスティってww
話はアテンザに戻りますが、サイズと内装さえ折り合いがつけば、好印象なクルマでした。
サイズに関してはアクセラという選択肢もあるのかな?
Posted at 2014/05/11 19:40:11 | |
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