新年2回目のブログは、スバルネタではなく、日産車の話題を。
スカイラインが登場から今年でちょうど
60周年になるそうです。
アラフォー以上のクルマ好きにとっては、一度は憧れたことのあるこのブランドも、紆余曲折を経て、還暦を迎えるわけですが、十分語り尽くされたクルマですので、私ごときが論ずるのも何だか憚れます。
ですが、色々と思い出のあるクルマですので、自分なりにちょっと語ってみようと思います。
ちなみに初代モデルはこんな感じです。
15年ぐらい前に茨城の水海道にあった「RED PARK」で撮影しました。
後にも先にも初代スカイラインを見たのはこの1回だけ。
これを見てもスカイラインというイメージが湧かないなぁ・・・
そして、物心付いた時、生まれて初めて好きになったクルマがこの5代目の「ジャパン」でした。
2~3歳ぐらいの頃、当時我が家にはマイカーがなく、また唯一運転のできる父親も長期の単身赴任で不在。どういう経緯でクルマ好きになったかは、正直覚えていないのですが、クルマに乗る機会になかなか恵まれないというのは結構辛いものでした。
そんな中、数少ない楽しみの一つだったのが、田舎の爺さんの家に遊びに行くことで、爺さんに会うのが楽しみというよりも、クルマに乗れるというのが大きな理由でした(笑)
そう、当時の爺さんの愛車が色は違いますが、丸目の前期型のジャパン。
あまりクルマに乗ったことが無かったとはいえ、他のクルマと比べてスカイラインは何か違うぞというのは幼心にも感じまして、「これはとっても良いクルマなんだぞ」と爺さんが自慢していたのを覚えております。
ブルーバードからケンメリのスカイラインに乗り換え、そして自分が生まれた年にジャパンを購入。8代目のR32登場の平成元年まで12年ほど所有し、最後の方はあちこちぶつけて可哀そうな姿になっていましたが、ガレージのシャッターの隙間から見える、◎◎のテールライトは輝いていました。
トランクの右上にある給油口も特徴的だったなぁ・・・
スカイラインの後はトヨタの大衆車に買い替え、「何でこれなの?」と中学生になった自分は物凄く落胆したのですが、これが最期のクルマとなってしまいました。
爺さんに影響されてスカイラインを買うかと思ったうちのオヤジは、トヨタのハイソカーの方が好みで、興味を示すことはありませんでしたが、爺さんがジャパンを手放してから13年後に、漸く親子2代でのスカイライン乗りを達成することができました。
アンチの多い10代目のV35スカイラインですが、GT-8というエクストロイドCVTを積んだモデルで、3.5リッターというこのボディサイズにしては大排気量ということもあり、なかなかの走りっぷりでした。
スバル道に入っていなかったら、自分でこのクルマを乗り継いでいたかもしれません。
爺さん、オヤジも鬼籍に入ってしまい、そして自分は気がつけば本日で40歳。二人が生きている間に残念ながら3世代でスカイライン乗りを達成することはできませんでしたが、スバヲタながらもスカイラインは未だに特別な存在。
実際に9代目のR34を購入しようとしましたが、その時競合させたレガシィB4(BE5)の方に流れてしまい、以後スバル車オンリーが続いております。
現行の12代目にあたるV37スカイラインですが、日産車の中でも数少ない好みの1台だったりします。
でも、知らぬ間にずいぶんと高級車になってしまい、ずいぶんと遠い存在になってしまいました・・・
Posted at 2017/01/21 00:07:41 | |
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