右肩が寒いと生きていけない女。

まあ知人にこういうお嬢さんがいるわけですよ。

くだらん男で肩温めるくらいなら風切って歩くぜ、と平素言っている私なのだが、なんでか懐かれているんだよなーどうしてかしら？ズケズケ忠告言うからかなぁ。
そんならちゃんと忠告聞いてくれたらいいんだが、全然聞いてくれた例がない。なんつーか思考の根本が違うんだよね。ヌトカとかで揉めるのがウザいんなら愛想は無駄に振りまかずに然るべき相手限定にしとけとか、揉めて困っているのなら少々は身を慎んではどうかとか、ウザいメールはいちいち返事書く必要ないからさくっとシカトしとけと言ってもスルーですよ。確か身を慎めって言った時には「そうですよねーだから最近は一人では飲みにいかないようにしてるんですぅ」ときたもんだ。えーそれじゃあ一体誰と飲みに行っているんだと…職場のおっさんかな？それじゃあなお悪いがな。

私は気に入らないとか何かカンに引っかかったりする時は容赦なくバッサリと相手を斬る主義なんだが彼女はそれが出来ないタイプなんだよね。誰でも彼でもいい顔を見せておきたいらしい。しかしそれじゃあ「いい人」ではあっても男にとっちゃ「都合のいい人」じゃん。てめえの値札てめえで下げてどーすんだよ。

これもねー外で勝手にやっているのならまあ好きにすりゃあええんだけどね、職場でもたらたら自慢げに語ったり、おっさんたちに甘えたっぽく接するもんで空気が悪くなるんだよなー困ったもんだ。

実はこないだ彼女が「Ｋｅｉさんにちょっと訊きたいんですけどぉ」と言うんで「なに？」と聞いてみたんだよね。したら「自分よりも一回り年上の男性にプロポーズされたらどうしますぅ？」ときたもんだ。
えーそれはどれくらいの親密度かつ期間でのことなのでしょうか。まあ物件にもよるけど付き合い浅くていきなりそれならお断りだな、と言っておきました。たぶんなんかそういうことがあったんだろうなーそうしてそれを黙って自分の中にしまっておけないんだなーとナマあったかい気分でいたのだった。


だって彼女って今離婚係争中なんだもん。


ってことは離婚成立はまだのはず…しかも女性は半年経たないと再婚は不可ではなかっただろーか。こういう女を見ていて感心するのは別れたらすぐ次の相手がそう間を置かずに出てくることなんだよね。にしても、プロポーズってほんとなんかなー相手の男は彼女の現状を知っているのかしら？もし知らなかったとしたらご愁傷様としか言いようがないよなー。

そうして住所と苗字がころころ変わるんでもうこういう女のアドレスは鉛筆書きケテーイなのだった（ｗ