2006年12月16日
持たざる者の感覚。
恐らくここを見にきてくださってる人と言うのは大半がクルマを所有し、日常的に使っておられる方だろうとは思うのですが。(都市部に在住してる私の友人は除く)
夕べの件もそうなんだけど、同じ車に乗せるのでもそんなに考える必要なくほいほいと乗せてあげられる人と、ああもうできればこんなの乗せたくないって言うか乗せないって人とありますよねー。好ましい人なら思いっきり遠回りになっても大丈夫よー送ってあげちゃう☆ってな感じでいけるんだけど、その反対のヤツはもう助手席にいるだけでも鬱陶しくって、降りた後で思いっきり掃除したくなると言うか、どっかの山中に捨ててきてやろうかしら…とか思ったりする。
なんか最近、特に仕事関係で人を乗せることがあるんだけど、一様に皆「乗せてもらうのが当然」って感じなんだよねー。バカ上司も今日おねえさまが送迎してた先生も、他の仕事関係で乗せた男性も、全員クルマを持っていない。だからどこかに行く時ってのは公共交通機関を使うか、人に乗せてもらって移動するってのが当たり前になっているんだよね。それも立場上自分が優位に立てる相手に。クルマを出させてどこに行くか指示をする、自分にはその権利があると。そういう感覚なのだろう。
確かに仕事だからねー仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、拒否してないから心底文句ないと思ってるのなら大分アタマがめでたいよなー。自分の車ってある意味プライベートなスペースだからなぁ。そういうスペースにズケズケと上がりこんでこられると不快に思うのが普通だよね。職場の公用車ってのもあるんだけど、なかなか今日明日必要になったからってすぐ取れるものでもないらしいのですよ。だから自分のクルマを公用車として利用できるよう登録をしてあるのですけど、そうするとあのバカが自分の思いつきで便利に使おうとするんだよな。
一回夜に「明日どこそこに行くから車出せ」ってメールもらったことがあったんですよ。その場所ってのがヤツが出勤に利用する路線の途中にある駅で降りて歩けば苦もなく行けるはずのところで、明らかにそのちょっとの距離を歩くのと帰りに荷物を運ぶのをラクしたいって魂胆ミエミエ。しかし腐っても鯛バカでも上司ってわけでして、次の日言われるままにクルマを出しましたともさ。結局そうはしたものの腹の虫が収まらず、職場に戻って降ろす前に「何様のつもりだてめえ」と文句言ってやったのでした。以来少なくとも私にはそういうことしなくなったんだけど、おねえさまにはまだやってるんだよね。こっちでダメならあっちもダメってどうして思えないのだろうね。まあバカだからなんだけど。
おまけにこういう人たちって不思議と皆一様にどこかに行く時には明確に「乗せてってくださいお願いします」とは言わずにこっちから「クルマ出しましょうか」って言うのを待ってるオーラをぷんぷん臭わせたりする。それを黙殺するとまたウジウジと言うんだよね。って文字で打ってる時点で色々思い出して気持ち悪くなるのですよ。ああもう鬱陶しいなぁ。
べつにさークルマを持っている人間を崇め奉れと言ってるのではなくってね、仕事の上下関係なんかとは別にもうちょっと謙虚にしたらどうよと思うんだよね、人として。好感と反感、どっちの感情が安全運転に繋がるかってそんな考えなくても分かるじゃないの。ウザいやつなんか一刻も早く降ろしたいからついついアクセルに力入れちゃう。それがもしかしたら事故に繋がるかもしれんのだよ、と言うと大げさかもしれないけどね。本当に、ちょっとした心がけがあればいいだけなのにな。
と、なんだかだらだらと書き連ねましたが、ドライバーの一人はこんな風に思っているのですよ。部下をアシとして利用する人は今までの己の態度を省みてもらいたいもんです。
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Posted at
2006/12/16 22:35:49
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