Ｋｅｉ＠Ｇ-TURBOのブログ一覧

長年通い続けたジャズ喫茶が先月末に閉店となりまして、本日さっきまでお疲れ様会でした。

思えば小学生の時、そこの近くにあった耳鼻科に通ってて、傍を通る度に「ああここにジャズ喫茶が」と思っていたと言うマセガキでございました。ちなみにジャズとのファーストコンタクトは三田工業のCMで流れてた阿川泰子が唄う「YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO」だったと言う。

しかしジャズ喫茶は子どもの行くところではないと長年思いを募らせつつ、高校卒業の春休みに満を辞してその扉を開けてみたのですよ。以来二十年通ってジャズだけじゃなくって、色々他の常連さんたちとも交流を重ねてきたのです。はー…ついに亡くなってしまった…これから休日はどこでマターリすればいいのかと早くもこの週末途方に暮れましたｗ

まあ常連間でアドレス交換とかはしてあるんで、近々また集まることにはなってるんだが。

今まで時々「ジャズ喫茶はどこにあるのか」と訊かれることがあったんだが、まあもう閉じちゃったから晒してもよかろうと写真を載せちゃいますｗ分かった人はいるかしら。
自分が本当に好きで通ってるとこだとかえっておすすめスポットには載せられなかったんだよねー。身元バレしたところで万が一接触されても相手の礼儀相応の対応をさせてもらうんで、後ろに手が回るのがいやなら弁えた行動を取ってくれたまえって感じだったんだがな。ちゃんと礼節を弁えているのなら、こっちも友好的に対応しますので☆

とは言っても当初一緒に行く予定だった友達が唐突にぎっくり腰勃発にて、さーてあまったチケットをどうする？と言う課題を抱えつつ会場前に立ったのでした。
だってさー隣の席だからねぇ、誰かに買ってもらうにしても無差別に声かけてあまりヘンな人に来られたらいやだしさー。胡乱なヤツに絡まれても対処は出来るがその結果が色んな意味で行き過ぎそうで怖いっつーの。

行きかう人の中から当日券販売窓口に向かう人をむーんと観察すること半時間、ようやく人のよさそーなオジサマお一人を確保。無事チケットを引き取っていただくことに成功したのでした。

で、無論隣の席だからライブもご一緒なわけですよ。お名前は伺わなかったけど、なかなか味のあるお方で演奏の合間にはジャズ談義で盛り上がりました。私趣味古いからな～相変わらず「渋いね」とか言われちゃったよｗ
ライブは山中千尋・小沼ようすけ・矢野沙織とお若いが気鋭の三人。いやーなかなか良いライブでした。連休中日で少々客の入りがアレだったんだけど、ラストに三人ががっつり演奏した一曲の迫力はすごかったねぇ。これはどのＣＤにも入らない、ここだけこの瞬間にしか聴けないと思うとまた感慨深かった…。ロビーで買った山中千尋のＣＤは先年急逝したオスカー・ピーターソン追悼のアルバムでこれもまた良かったよ。

それにしてもオジサマ「わしなぁ糖尿なんさ～」と言いながらライブの間に缶コーヒーを三本召し上がるのは正直どうなんだ…ご家族の方、ちゃんと突っ込んであげてください。来年もお会いできるとうれしいなぁ。

ジャズフェスそのものはまだまだ十月にもイベントありますので興味ある方は↓のリンクの先にて情報チェックをどうぞ♪

そういや最近ジャズの話してなかったんだけど、四月に「お定のモリタート」と「South Yasuda Minami Live at The ROB ROY」を入手して、これでアルバムは４枚全部揃いました。いやーここまで長かったねぇ。探し始めて二十年近く、最近古い日本のジャズがよく復刻されててその流れに乗れたのかな～ちなみに紙ジャケＣＤでした。

もちろん早速聴いたけど、やっぱすごいわこの人。日本人離れしてるけど、海外の誰に似てるってもんでもなくただ「安田南」なんだもん。今どこでどんな生活してんだろう。誰かといても、一人でも、安田南的に笑っててくれてるといいなぁ。

そういやモドキのデスクに綾戸の卓上カレンダーが置いてあって「むむ」と思ってたんですが、なんか寺井尚子のライブも結構行ってるみたいです。げげげ、と思ったんだけど、よくよく確かめると向こうは名古屋BLUENOTEがご贔屓のハコだそーで、LOVELYばっかり（って最近とんとご無沙汰だが）の私とはハコがカブらないようです。はーほっとした。せっかくのライブにこの暑苦しい顔視界に入れたくないもーん。
しかしジャズ聴いてるのかーむーん、と思っていたんだけど、同僚Ｈによると彼は「そうやって流行ってるアーティストのライブ行ってる自分が大好き」なだけなんだと言う分析でした。ああ…なんか納得かも。って言うかそもそもハコのセレクトからして幸いにして気が合わないなーとか思っちゃったんだもんね。だってあそこでライブってよっぽどのアーティストでもない限りあまり行こうと言う気にならないんだもん。大阪は何回か利用したけどそれこそオスカー・ピーターソンとかマッコイ・タイナーとか、そういう人の時だけだからな。だってLOVELYの方がよりアーティストと近い位置で聴けるし、お話したり一緒に飲んだりってこともあったりするしさ。

ああそういやライブもとんと行ってないなぁ。夏に一つは行っておきたいとこかも。

以前ニュースで観てこんな人がいることは知っていたのですが、お亡くなりになっていたのですね。１１月８日、享年３５歳。

唄のテイストがすんごい好みだなーと思ってたんだけど、ステージで歌う姿がもうこうして録画でしか観られないんだね。それでもこうして映像とかで彼女のSWINGした人生はずっとずっと残っていくのですよ、観る人聴く人色んな人に力を与えながら。

総合テレビにて12月12日（水）午前1：50（火曜深夜）から再放送の予定だそーです。見逃しちゃった方は、ぜひ。



自分はおかげさまで無事五年をクリアしたとこなんだけど、ちょうど五年前の今頃、何回も病院行って検査受けまくってやっぱりガンだったと分かった時はねーやっぱりあれはかなりのインパクトだった。あの時の診察室の様子とかは絶対忘れられない。腹は括ったけどさすがに手術の前夜は貧血起こしたし。

以後も何かと悩んだりしたもんです。八割大丈夫と言われても残りの二割に入ったらどうしようとか、悲観的な思考を持たずにいるのも正直無理な話で、大分刹那的になってたしなー。それでもこの五年、検査をクリアするごとにちょっとずつ気持ちも前向きになってこれたかな。まあそう言いつつどこかで不安もあるのですが。
しかしそこで無理に前を向く必要もないかなーと思えるくらいまでになりました。大変だったけど、これがなかったら今この瞬間にこうしてる自分もいないじゃんと思えるなら、それはそれで意味があったってことなのさ。

さてでは明日もまた頑張ってきましょう。んでは、おやすみなさーい。

聴くＣＤもぼちぼちボーカルものにしようかなーと思った連休最終日のジャズ喫茶でした。かかってたのはスタン・ゲッツだったんだが。

夏からこっち自分内ではビル・エヴァンスブームがまだ継続中です。カーステは浜省だけどね。甘めのピアノも秋にはいいんだけどやっぱボーカル入ってたほうが温かみがあるし。とりあえず持ってるのはアニタ・オデイ、ジミー・スコット、カーリン・アリソン、そして安田南、くらいかな？ああ、そうそう去年のおかやまジャズフェスに出てたnoonもありました。どれも初心者にも聴きやすいと思うんで気になったら是非ともチェックしてくださいな。

ボーカルものはどうかするとクセの強いものとかあるからね～まずはこの辺りから聴いてって自分の好みを模索してくのです。まあその過程ではハズレＣＤとの出会いは避けて通れないのだが。あれもねーハズレっぷりがすごいといっそ爽快なんだよねｗ「こんなん見つけちゃったよーハハハ！」と思わず人にも聴かせて笑うくらいに。

さて連休明けて社会復帰初日ですね。最近の研究じゃ今日みたいな日が一番事故が起こりやすいそうなんで、どちらさまも気を引き締めて安全運転よろしくですよ。