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Kei@G-TURBOのブログ一覧

2008年07月30日 イイね!

攻殻機動隊2.0

一オタクとしてはこれは観なければなるまい!とばかりに観てきました。上映館が限られてるからなーこういう時は田舎は不便よねー。

オリジナルの「攻殻機動隊」は1995年と実に12年前に上映されているのですが、私はビデオでしか観てないのです。その後のテレビシリーズに比べるとまだ絵に角があるような感じだったし、画面も全体にグレーかかってるなーという印象だった。しかし素子が作品中ずっと追い続ける思索と人形使いと言う存在は印象的で、原作のマンガも読んだし、関係ありそうな本を読んだりしてしばらく追っかけていたものです。

で、今回の作品。背景なんかは大分変わってて、「イノセンス」と似通った感じになってました。中華風味の氾濫状態もねー。ストーリーは同じなんだけど、やっぱりスクリーンで観ると良いなー。オリジナルは観られなかったから、遅れてきたファンにとっては思わぬ僥倖となった作品でした。また「イノセンス」が観たくなってきたね。

自分が生きてるか死んでいるのか、そもそも自分の存在って自分がこうだと認識しているそれが本当に正しいものなのだろうか、と言う問いはオリジナルが発表されてからこっち、色々な形で問われるテーマだと思うのですよ。続編「イノセンス」はさらにそれに踏み込んだものだったのですが、それに続いて機械と人間の間、と言うのもこの先どうなっていくのかなーと思ってしまうテーマですよね。
人工知能の行き着く先ってどこなのか、行きついた先でどういうことが起こる可能性があるのかってそう遠くない未来で実際に問題になるんじゃないかと。清水玲子(最近では「秘密」がアニメ化されてる人)の初期の作品でも、人に仕えていくうちに“感情”を獲得したアンドロイドの話がいくつかあるんだけど、別に人の形を取っていなくても、何かの時にふっと機械に魂の存在を思ってしまうことってあると思う。(私なんかはしょっちゅうだ←愛があるからな!)

テレビシリーズで涙せずにおれないタチコマたちの成長の過程とかって八百万の神集う日本ではあっさりと受け入れられるストーリーだけど、キリスト教圏ではどんな風に受け取られているのだろう…とか思うんだよね。一回誰かに訊いてみたいところです。

多分DVD出たら買うと思う。
Posted at 2008/07/30 11:50:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画・ドラマ・小説 | 日記
2008年07月27日 イイね!

山桜

藤沢周平原作、田中麗奈主演ときたら観なければーと伊勢に走りました。その前に腹ごしらえでカレー食べにいったらインド風味のポテトフライをおまけしてもらったのだった。なんか私、アジア系の人がやってるお店にいくといろいろおまけしてもらっちゃうんだよなw


実はこれ、原作は未読なのですがしみじみと藤沢周平のタッチが出てる作品じゃないかなーと思いました。「蝉時雨」よりは格段によかった。田中麗奈は時代劇初挑戦ってことでちょっとまだカツラと衣装が浮くような気がしないでもなかったけど、表情がねーよかった。さすが北島マヤ系。

それとですねースゴかったのは東山紀之だね!だって私の記憶が確かなら、セリフあったのって一番最初の田中演じる野江との邂逅シーンだけだったと思うんだが。その後は一言もしゃべってなかったのではないかなー。沈黙を守りながらどっしりとした存在感。だまーったまんまでぐいぐいストーリーを引っ張っていったあたりはさすがだった。

明るい予感と余韻を残して終った作品だったのですが、これはある意味「行間読解能力測定」とか「空気嫁機能測定」に使える映画ではないかとも思ったのでした。これを分からないとかつまらないとか言う人とは多分会話が成立しないし、お友達付き合いはご勘弁願いたいかも。

まあ、そんな感じで藤沢周平原作映画化作品の中では秀逸の出来と思われますよ。私がつける評価は☆は5つといたしたいと存じます。
Posted at 2008/07/27 22:31:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画・ドラマ・小説 | 日記
2008年07月14日 イイね!

【愚直とGJは】 クライマーズ・ハイ 【きっと同じところに】

そういや私観にいったやんと思い出したので書いてみる。もう一回観てからでもよかったかもしれんが。

22年前の、あの夏のことって覚えていますか?自分もリアルタイムでニュースに釘付けになったけど、朝のワイドショーが現場からの中継やってて、ごろごろと並べられた遺体の映像を流してたんだよ。よく考えたら通常流すには有り得ない絵なんだが、現場にいたカメラやレポーターもスタジオもある意味ハイな精神状態だったんだろう。
それでもあれは恐らく生存者が出たエリアの、かなり状態のいい遺体だったんだよね。その後から数々の書籍や写真誌なんかで見たものはもっともっと凄惨で、現場に行った人たちの衝撃はいかばかりだったろうか、あれで人生が大きく変わってしまった人がいたんじゃなかろうかと、まずは予告を観てしみじみ思ったのだった。

さて先週行ってきたわけですが、今これ書こうと思って情報確かめたら145分もあったのですよ。え、そんなにあったのか?!と正直びっくりです。全然長いとか思わんかった。たぶん引き込まれて集中してたんだな。
まあ現在SP祭開催中の私としては堤真一とあっちゃあ見逃しちゃならねえと思いつつ、実は出来はあまり期待してなかったのです。小説の映画化だしね~NHKのドラマも観てないのだが、あれでも評価を見てみると「まあよくまとまってた」と言う意見があったし、それを更に映画だからな、と。

しかしそれはいい意味で裏切られましたね。これまた後からインタビューで知ったんだけど、北関のあのフロア全体がエキストラなしの全員役者で、それぞれに与えられた新聞社社員としての仕事をする中で話が展開してた、とのこと。なるほど、だからなんだかドキュメンタリーみたいなテイストだったわけか。本当に新聞社の中にカメラがお邪魔したところに事故が飛び込んできたみたいだったからね。テレビの速報が入った瞬間、しん…となるフロアの緊張感なんか、すんごい迫力。あのフロア全体が演技しているひとつの大きなイキモノのようで、だから出来上がった作品も全体的に空気感がリアルになったんだと思う。

もちろん、役者一人一人がねー熱かったです。堤真一はもちろんだけど、堺雅人がまたすげえ!山から下りてきたところなんか、本当に臭って(一晩醸成された汗だからな!)きそうだった。ボロボロになっててもギラギラした眼、とか堤との演技バトル!って感じだった。

最後はまあ観てくれいと言うか、原作やドラマで既に知ってて観る人も多いんだろうけど、私はよかったと思う。仕事に真摯に向かうゆえに踏む道にはああいう道もあるだろう、と言うか報道人としてあの道を踏むことを躊躇っちゃいかんのではないだろうかと昨今のマスゴミを見てて、特にそれは思ったかな。人は低きに流れるものかもしれないけど、無理矢理大変な目をしてでも高みを目指すのもまた人なのだと、どんな仕事をしててもどうせならそういう人間でありたいと思う人が多いといいなぁと、そんなことを思ってシアターを後にしました。

と、まあ真面目な感想を一頻り終えたところで、ここからは堤真一一点に絞ってですが、SP観た直後にまたこれを観て、いやー恐るべしと思ったね。原作読んでないけど堤演じる悠木と言う男は遊軍記者としてちょっと浮いてるくせにすごい吸引力があった。望んで孤独に身をおいてるわけじゃないけど、真っ直ぐに自分の道を行くためなら孤独も恐れないって人かな。家庭人としてはちょっとアレかもしれんが男としてはすんごい魅力的だったな。
あんだけ熱く立ち回っていながら、仮眠取る時なんかクッション抱えてごろんってごろんってなんじゃこのおっさん超カワユス!とか思っちゃったよ!(この真性オッサンスキーめ!)

相変わらずのがっしりしたいいガタイで、半袖から見える腕もいいけど、葬式のシャツネクタイもまた良かったし。(シャツやスーツは胸板厚くないとダメと言うのがオレ定説)おまけに山登っている時やラストシーンは設定年齢61歳の老けメイクのくせにめっちゃいい男だったんだよ!コート姿とかほんとにかっこいいわ~と思いました。本人は関西弁を操って笑いを取っちゃうおもろい人なのにねぇ。

まあそんな感じで相棒に引き続いてこの夏はこれかなーと言う映画です。殊更大きく事故にウェイトを置いたものでもなく、でもあの時報道で観ていた人の記憶からまたあの夏を思い起こさせる、ちょうどいい温度で作られた映画ではないかな。リアルタイムであの夏を過ごした人にはぜひとも一度は観てほしいですね。と、言う訳で私は堤真一萌えも入れて、☆は五つにしておきます。
Posted at 2008/07/14 21:21:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画・ドラマ・小説 | 日記
2008年07月06日 イイね!

でーぶいでーをゲトしたので。

この週末はじっくりねっちょりと「SP」観てました。金曜は午後から本編一気観しましたとも。はー堪能した。

どーしてもフジ臭さと言うか本広臭さと言うか、一定の臭いが鼻につくのは変わらないんだけど、ドラマのディティールがもう私に「さあハマれ!」と言わんばかりのブツですからねーええもう見事にハマった挙句に月曜にはサントラ頼んでおこうと思っている体たらくですよ。いいよオタクは好きなもんには金を惜しまないんだから、日本経済を救ってんだよある意味で。(開き直り)

それにしても、だいたいSPっつーとみな一様に「ああ、岡田くんね」と言うんだが、私が萌えてるのは堤真一、つ・つ・み・し・ん・い・ち、だー!!

と言う訳で岡田と言われる度に堤!と言い直してみる涙ぐましい草の根オッサンスキー布教運動絶賛展開中。まあ大概「可哀想な子…」か「はいはいワロスワロス」なんだけどさー。っかしいなーあの中間管理職の哀愁とそれでも仕事に真摯に向かう姿勢が萌えるんじゃないかよぅ。中の人はJAC出身なだけにガタイ良くってスーツ姿もキマってるしさー。おまけにラストに出現した黒尾形もすんばらしい…!なぜに賛同を得られないのだろう、不思議だわ。

そういや今週は「クライマーズ・ハイ」を観てこなくちゃだな。
Posted at 2008/07/06 20:39:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画・ドラマ・小説 | 日記
2008年06月04日 イイね!

【このオッサン】 シューテム・アップ 【何者?】

昨日久々に飲み会行ってきました。土曜と違って母に送迎頼んで万全の態勢。前から気になってたお店だったんだけど、料理もおいしくていいとこでした。ちなみに久々の酒は焼酎メインだったのだが、よく分からないのでとりあえず村正と虎徹にしてみた。<刀繋がり

で、うち帰ってそのままベッドに転がって寝ちゃったので朝シャワー浴びて洗濯してからコインランドリーへ。乾燥機の待ち時間に携帯ぽちぽちでチケット予約して観てきたのは「シューテム・アップ」。(相棒以外の映画は久しぶりだw)

予告観て気になってたんだよねーバリバリガンアクションものだし。梅雨入ってじめっとしたところでスカッとしたかったし。

絶賛ってわけでもないけど、そこそこ面白い映画でした。まあねー銃撃戦で生産されるシカバネの描写とかヤリながらの銃撃戦とか、そりゃ15禁だわなと納得。なんとなくコミックっぽい作品だったけど原作はないんだね。主役のクライヴ・オーウェンは「シン・シティ」にも出てたけど、スタイリッシュ&バイオレンスでは「シン・シティ」に軍配が上がるかと思われ。
クセのあるオッサンのクライヴ・オーウェンもよかったけどヒロインのモニカ・ベルッチがねーセクスィでいて可愛かったなぁ。眼差しが良いんだよね、この人って。男女の恋愛から母性まで聖俗幅広い「愛情」がある眼だったなーと思う。

と、言う訳で☆は4つかな。

ああ、こんな風にズドドドド…と銃で撃ちまくれたらさぞや気持ちよかろうなぁ。


誰を、と言うのはあえて聞かないでおくれw
関連情報URL : http://www.shootemup.jp/
Posted at 2008/06/04 22:17:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画・ドラマ・小説 | 日記

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「運転中も携帯通話してるヤツと吸殻ポイ捨てするカスはみんな見事なザビエルハゲになりますよう見るたびにお祈りしています(-人-)ナムナム」
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