ちょっと前に提案してみたことですが、今一度考えていただきたいなっと。
広島の事件でも栃木の事件でも、事前にその兆候があったにも関わらずなぜ事件は起こってしまったのか。これは日本人独特の思考が根底にあるんじゃないかと思います。何か悪いことがあって本当はそれに対してきっちりと向かい合って対処しなければいけないのに、その悪いこと自体をないものと思う。その存在を認めることに心理的にブレーキをかけてしまう。言霊信仰の一環かなーと思うのですが、いいことを考えていれば物事はうまく回る。反対にネガティブな思考がネガティブな事象を引き寄せるのではないかと思っているのではないでしょうか。しかし実際はそれは非常に幼稚な思考なんですよね。
似たようなことを前にも書いたけど、本当はそこで現実を認識して対処する必要があったわけです。なんて言っても時間はもう戻せないけどね。
しかし学校と親御さんたちだけでは実際にはなかなか目が届かないのが現実でしょう。そこで日常車を使っている我々ドライバーがちょっとでもその隙間をカバーできればと思っているわけです。
さてでは具体的に何をすればいいのか。今日はとりあえず思いついたことを書いてみようと思います。と言うのは大阪の姉妹殺害事件に関して不審者の行動を目撃していながら誰も何もしなかったって話があって、あれは単に何をすればいいのか分からなかったんだなぁと思うと同時に情けなくなってしまったんで…結果起こったことはあまりにも重大だったのですが。
それにさっきいくつか警察署のサイトを見てみたのですが、なかなか具体的なことを書いているところがありませんでした。関係者の方は今一度内容の再考をお願いしたいです。
まあ基本は運転中の目配りです。信号待ちとか、渋滞の中からとか。通勤中なら大体の時間は決まっているので何か見ても時間と場所の把握が容易ですし。
で、
もしも実際に不審人物などを見つけたらどうするのか。
まだ子どもから距離があるのならその校区の小学校か教育委員会、管轄の交番に一報入れる。電話かける勇気がないのなら警察署のサイトには大抵メールフォームなどがあるんで、それからでもいいでしょう。その時は時間帯と服装人相等を伝えられるといいかもです。
声掛けなどの現場を目撃した場合は「どうしたの?」とか声をかけてみる。それから
子ども本人に、相手のことを知っている人なのかどうかとか訊いてみるといいかも。この場合子どもに声をかけていた大人の言うことは信用する必要なし。
もしも
本当に不審人物だったら、まずは子どもと一緒にとにかく人通りの多い方向か安全な付近の民家に避難した方がいいと思います。相手の確保はよほど腕に自信があるか、こっちの人数があればそれもいいですが刃物等を所持している場合もありますし、まずは子どもと自分の身の安全を優先してほしいです。その上で必要ならば警察に通報ですね。
私は過去に不審人物について証言したことがあるのですが、その時に驚いたのが自分が思ったよりその人物のことを覚えていなかったということでした。目の前で起こっていることにテンパってしまってて、なかなか冷静に見てないんですよねー。普段からそういうことを頭の隅っこにでも留めておくともうちょっとマシに対処できるのではないかと思います。
まあねーこんなネットの片隅の辺境ブログで声あげてもどれくらいの効果があるのか、激しく疑問ではあるのですが…何か縁あってここをご覧になった方はどうぞよろしくお願いいたします。
Posted at 2005/12/08 20:37:03 | |
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