エンプラAのブログ一覧

メーターパネルの衣替えをしたけれど何か物足りない感じ。　

何故かと言うとメーターゲージ部にブルーラインが入ることで、今までの木漏れ日照明がうるさく感じられたのでこれを発光停止させました。

すると、今までの発光テンポがしっくり来なくなってしまいました。

今までは①キーオンして若干遅れて針のみ発光。②針より２秒ほど遅れてメーター文字面発光。③②と同時スタートで木漏れ日の間接照明をじわぁ～っと点燈開始。だったのですが、①のあと唐突に②になる為つなぎが悪い。

じわっと回路は現存するのでこれを利用してメーター照明をじわっとさせて、タイマーの時間設定をいじっていいタイミングを探そうかと思います。

人間って欲深いですね。　エンプラ号の五年間の調査飛行はまだまだ続きそうです。

ここのコミニティのお陰で、更に自己満足度がアップいたしました。

参考にさせていただきました、「ヒカリパパさん」、「ST171さん」、「かばぱぱさん」有難うございます。　（特にST171さん有難うございます。）

　今回、一度試作品を作ってみたりして今までとは、またひと味違う面白さがありました。

良かったら整備手帳をご覧下さい。

週末整備手帳にアップ（予定）の夜な夜な続けた作業もようやく評価できる段階になりました。　これで、レジストレーナンバー入りのエンプラ号になります。

フォグの動作状況もやっと判るようになりました。あとは追加でLEDを乗せればとりあえず完成か？

パネルをもう一度作って精度を上げたいなとも思っていますが根気が続けば．．．．。　　という感じです。

99年には、唯一のSDタイプの商品を担当しています。SDゼータガンダムなんですが、今考えてもなんで担当してたのか不明です。

マスターグレードではようやくドムの登場となります。エンプラの仕事での取り組みのポイントは、①勝てない勝負はしない。、②転んでもただ起きない。という二つを意識しています。

　得意な事は伸ばす、苦手な事はいつか克服する。当時は重モビルスーツであるゲルググをいい感じに商品化する事が出来ずに「このままドムを作るわけにはいかん！」と考えていました。
そこで、次回はドムというリリースはしたものの、急遽ガンダムGP02Aを間に挟む判断をしました。
これには、GP01をしてガンダム的な要素は対応できるであろうという判断と、デブッチョな重モビルスーツ的な密度感を検討できる形状的な要素を持ち合わせたGP02Aによって、ある程度のレベルで商品がまとめられ、ドムを商品化する際に寄与する部分を期待すること出来ると踏んだ物でした。

　セールス面、評価の面でも満足のいく成果を得られました。よく、ホビーショウなどで、「○○を商品化してほしい。」の類の話をされますが、エンプラは「シリーズが続く限りはいつかあなたの望む物はいつか商品化されますよ。」と答えています。
商品は連綿と今後のアイテムに寄与する為の新しいミッションを持たせながら、無駄の少ない研究開発をしているわけです。

実際のところ進化をし続けてしまうわけですから、今欲しいものが将来発売された場合、より質の高い物になるのでしょうから考え方によってはいいことなのかもしれないというわけです。

　しかし、そろそろ「エンプラさん考えがもう古いですよ。」という思いをもって入社してくる後継者が現れてくる事を期待もしています。
まだまだやりたい事がある反面、いかんせん年をとりました。
私の担当したHGガンダムや、MG‐GP01に感動して「この仕事をしたくてここに来ました。」という後輩が二人いますが、その後その類の人材がいないのは、エンプラの努力不足なのかとも考えることもあったりします。

エンプラ自身も、ガンプラブームの洗礼を受け、「自分だったらこうするのに！」という思いをもって今の仕事を目指しました。確か中学校１年の時でしたね。
我ながらたいした信念だったと思いますよ。　　（それほどガンプラのブームが凄かったんでしょうね。　この思いのきっかけから、電撃ホビーマガジン今月号の”ザク松伝説”の記事を企画した訳です。←雑誌お持ちの方は７月号５８ページを参照下さい。　時々「エンプラさん凄い！」とか言ってくれる人がいますが、とんでもない、過去の偉人が作った線路を走っているだけですから、実は大したことはないのです。　　誌面でのザク松さんとは社内での村松さんという人の愛称で、３００円のガンダムや数々のザクの設計をしていた人なのですが、今年の八月で定年を迎えます。この人がいなかったら．．．．。エンプラは尊敬せずにはいられません。）

　少し余裕ができたので続きです。

昨日は販促用DVDのオーディオコメンタリー収録の為、エンドロールでよく見かけるイマジカスタジオに行ってきました。　

　さて、９７年になりますとガンダムGP01の登場で、今日にマスターグレードのフォーマットが導き出されました。（マスターグレードのスタート時に係わっていなかった事もあり最初のRX-78に勝負する形で売値が同じ２５００円なのですがかなりやり過ぎてしまいました。←もちろん大満足な出来に仕上がりました。）

　そもそもGP01は1／144シリーズで苦い思い出もあり、完璧にリベンジモード。地上用、宇宙用をコンバージョンで出来るようにカトキさんとも入念に構造の検討を行いました。河森さんのオリジナル画稿は膝が共通なのかもサイズ的に曖昧で、OVA製作時には、プラモデルでは着せ替え無理なので、劇中で思いっきり壊れてくれて結構です的な打ち合わせをした記憶があります。　本編ではシーマのｹﾞﾙｸﾞｸﾞにコテンパンにやられて母艦に着艦する際に足がもげたりしています。　イメージ的には作り直したという表現。

　そんなリベンジムードで作り上げたGP01の基本フォーマットは今日も継承されていますが、これをきっかけに９８年には「パーフェクトグレードRX-78-2ガンダム」が発売されます。　当時３０歳。正に当時の集大成で思い出に残る一品になりました。　　しばらくして後、週間少年マガジンのドリームドキュメント「夢を忘れなかった男たち」シリーズ第二弾で漫画化され、（確か第一回はトヨタ２０００GTだったと思います。）対外的にもインパクトのある商品になりました。
→後に単行本化されてます。（今でも売っているのかしら．．．．。KCﾃﾞﾗｯｸｽ1624ガンプラをつくろー８７６円税別）

　そして９８年にはOVA０８小隊の1／144グフカスタムが発売。このシリーズ映像作品のリリース期間が長く、そのつど手空きの人間が開発担当をしていたので、仕上がりがバラバラ。（私は新品アイテムでは陸戦ジムと、グフカスタム、グフフライトタイプを担当しました。）　このグフカスタムの好調により後のHGUCを展開するきっかけになりました。