エンプラAのブログ一覧

自宅用にコンプレッサーを購入しました。

これで、グリルの塗装も出来そうです。　

価格は8800円でした。　　中学生の頃に買ったのは二万円くらいでタンクもなくかなりショボイものでしたが、今は安いものがあるんですね。

今晩静岡で一泊して、おじいさん運転の特殊車両で明日帰るそうです。

社員一同で集合写真を撮り、全員で見送りました。

しばらくして後、息子さんをホテルに送りご両親が、お礼にみえました。

　もう五年外に出た事はなかったそうです。　病院のベットでＴＶを観る事にも飽き、退屈な日々を送っていたそうです。　ある日お父さんが買ってきたガンプラが、新しい楽しみとなりました。

　ますますガンプラが好きになり模型屋のコンテストで３位に入賞したこともあったそうです。　自慢のガンプラを彼は見せてくれました。病院でつくっていることもあり、匂いの少ないガンダムマーカーで丁寧にその作品は塗られていました。
９歳の時にこれほどの取り組みができたかな…と自分を振り返ったり．．．．。

　主治医の先生から「体調の良い時に家族で出かけられては．．．。」七月に家族旅行を予定していたそうですが、心臓の具合が悪く中止したそうです。
そんなときＴＶでホビーセンターの映像が彼の目に飛び込んだのだそうです。「行ってみたい！」　その後も体調が優れず、その間お父さんはホビーセンターの事を調べたのだそうです。　予約が必要でなかなか難しそうだと思ったそうです。

　そこで、メイク・ア・ウィッシュに相談したのだそうです。　団体の方は「三つお願いを言ってごらん。」と話されたそうですが、彼は唯一つ「ガンプラの工場見学をしたい。」と答えたのだそうです。

　数日前、また心臓の具合が悪くなり主治医からは「延期した方がよいかも．．．。」と言われたそうですが、彼はどうしても行くんだと語ったそうです。
成分輸血を行い最善の体制で、彼は工場を訪れました。　途中センター内の救護室で休憩をし、工場見学を楽しみました。　普段の一般見学では入れないエリアも見学し、ＣＡＤでガンダムの図面の操作をしました。そしてホビーセンターのみんなで折った千羽鶴、カトキハジメさんのウイングゼロのイラスト入りサイン色紙など、沢山のプレゼントに喜んでいただけたようでした。　見学中は彼のネームを加えた、私たちと同じユニホームを着て．．．。

　お父さんが言っていましたが、体の不自由さもあり笑顔など何年も見せたことがなかったが、見送られる車中の中で笑顔を浮かべていたそうです。　そう語るお父さんの顔はクシャクシャになるのをこらえておりましたが、喜んでいただけて良かったなと感じました。

　そして、ホビーセンターに彼の作った作品を飾らせて頂く事になりました。
秋からの新番組　”機動戦士ガンダム　ダブルオー”を観ることを、次の目標にしてくれたようです。　　私どもの商品が人に勇気を与える事ができるのだと改めて理解するとともに、今もですが目頭の熱い一日でした。

見送りの際に私たちは言いました。　　「また、おいで。」と

メイク・ア・ウィッシュという団体をはじめて知りました。

その団体は、難病の子供の夢をかなえる為に活動をされているそうです。

その団体から私共の会社に工場見学の要請があり、そのお子様を8/6にお迎えします。

その子は4歳の頃からガンプラを作り続けて現在9歳だそうです。”夏目雅子”さんと同じく白血病なのだそうです。

夢を１つ叶えてもらえる。　その子の願いは自分の大好きなガンプラを作っている工場を見学したいという願いだそうです。

ウイングガンダムが大好きらしいので、ある有名メカデザイナーにガンダムのイラスト入りサイン色紙をその少年の為に描き起こして頂きました。
私ができることなら何かしてあげたいと強く思いました。

月曜日にその子を見て自分が泣いてしまわないように気をつけなければと思います。

「長島監督ごめんなさい」と重なり涙してしまいます。

年取ったからなのか涙腺が弱いです。