エンプラAのブログ一覧

年に一度の大掃除、WAXは二度がけでござる！

車のほうは、水洗いしか何時もやっとりませんが、明日時間があれば洗車しようかしら、学生時代清掃業者でバイトしたのを思い出します。

ちなみにWAXがけは結構得意！　床ピッカピカ！！☆

乾いたら二度目をWAXします。　　余談ですが適度に荒いスポンジでふるいWAXを研磨して輪ジミなどを処理しないと駄目ですよ。あと数年に一度はWAXを剥離材で除去したりしてあげないとワックスかけてもでこぼこになってしまいます。

もうチョットガンバろ！　　あっ　乾いた乾いた。

今年も後数日のうちに幕をとじます。

今年は宇宙戦艦ヤマトに始まり、ユニコーンに終わりましたが、今年仕込んだものが来年花開きます。　その尖兵が1月戦線投入の黒い奴等です。ＴＶ機動戦士ガンダムの中ではジオン脅威のメカニズムで開発されたＭＳが、局地専用にカスタマイズされた機体が俗に言われるＭＳＶ（モビルスーツバリエーション）というのですが、2007年4月投入の「ザクＪ型Ｖｅｒ.2.0」のオーバースペックな基本構造を、利用して、自動車メーカーがシャーシをプラットフォームとして捕え車種展開しているのと同様に、バリエーション展開を図ります。

やはりガンダム世界でこいつがいなかったらと言えばザクでしょう。まるでノーマルのスカイラインがＧＴ-Ｒにパワーアップしたかのように、あのザクがスパルタンに変わります。共通のプラットフォームにエンジンを載せ買え、補記類を組み合わせて完成させたかのような商品構造になっています。

個人的にはスネ周りがお気に入りで、外装の吸い付くように”フィタッ”と部品が取り付くところがたまりません。（構造論とは別に、フィーリングとしてそのように仕上がりました。）

きっとザク2.0を作った人は既にお分かりだと思いますが、共通で何度もバリエーションを楽しむ際に繰り返し組み立てなければならないところをシンプルにまとめ、機体専用の部位をちまちまと作りこむ（今までの発想では形を作ることで手一杯）というウエイトのバランス変更をしています。（要するに似たようなものを何度も作ると飽きてしまうので、差を感じる部分を入念に作りこんでそこを楽しむ。）

年明け早々から黒いザクで、このシステムの可能性を最大限来年は展開して行こうと思っています。

ザクのバリエーションいくつ知ってます？

水中、砂漠、爆雷散布、偵察、キャノン、．．．。たくさんありますな～。

ちなみに画像はパッケージアートで、旧1/144ザク06Ｒのパッケージのオマージュで三機体のセンターの機体を中心にトリミングしたレイアウトになっています。
（旧1/144ザク06Ｒでは一番手前に背中を向けたものが描かれておりました。）

タイトルとは違う添付画像ですが、今週発売になった最新のガンプラ「ＭＧユニコーンガンダム」絶好調です。　　秋葉原ヨドバシではレジに並ぶほとんどの人が白くて大きめの箱を持って並び、四割位が2個持っている。　　ザクもたくさん飛ぶようにでしたがこれは異常です。　　確かに二形態に”変身”する訳ですが、その2形態の為に二つ買うとは．．．。（もちろん大変ありがたい訳ですが．．．．。）　　今年の冬はホワイトユニコーンクリスマスな感じであります。

この週末にはほぼ売り切れになりそうな勢いです。出荷量が少ないと言われていましたが、型上げを前倒し（なぜ出来たかはいえませんが．．．。）生産期間を拡大し4月の大量生産したＭＧザクＶＥＲ.2.0量産型よりも二割り増しで正に大量生産しましたが、まだ足りなくなりそうです。

ダブルオーよりもガンダムを感じている方が多く、小説を読んでないのに興味を持った人が大変多いようです。


ユニコーンとは不思議な縁でかかわる事になりましたが、だって最初は担当する気無かったけれど、あまりの難易度に自分でやることにして、最強メンバーを招集し開発にあたることに発展。　　カトキハジメ氏とのかつて無い協力コラボ（長い付き合いになりますが、これだけのシンクロ率を上げられるとは．．．．。）

秋のホビーショウでは、小説の著者の福井氏とトークショウをやらせていただきましたり、各種取材でもご一緒させてもらいましたが、福井さんのほうが私より一月位誕生日が早い同い年だそうで、世の中には同じ年でもの凄い人がいるものだと感心してしまいました。

とはいえ今やってる仕事は半年以上先のアイテムですし、考えてることは数年先のことで、ユニコーンは既に通過点を過ぎたもの。　十二年の集大成がザクＶｅｒ.2.0。（バリエーションの系譜を追い、実は今一番需要だと思っている。）
これからの展望の可能性を探る「シリーズＮＯ100のターンエーガンダム」そして可能性のかなに存在する今回のユニコーン。
でもね、これからの進化の鍵はザクＶｅｒ.2.0シリーズなのですよ。
もしかしたらエンプラにとって18年間で最もやりたかったものの可能性が詰まっています。　　来月の黒い三連星ザクＶｅｒ.2.0は一般の方にも「ややっこれは！」と感じられるかもしれません。　　ガンダムの番組ではシャアが「戦いは二手三手先を．．．。」と言っていますが、今回はそんなものではありませぬぞ。

来年は前厄なんだけど大丈夫かしらと思うこともありますが、来年はガンプラの飛躍の年になると勝手に思っています。

ガンプラ好きを語るなら、外せないアイテム目白押し。　将来きっと「あの時はなんだったんだろう。」となると思います。興味のある方目撃者になってみてはいかが．．．．。　　多分ガンプラから遠ざかった人からはもの凄いインパクトだと思いますし、27年前にあれだけの社会現象的なブームでしたから身近な人にガンプラネタを振ると意外に反応高いと思います。

みんカラもそうですが、何事も仲間が多いと楽しいものです。
何か共通の話題を見つけて友人をつくってみましょうよ。

ガンプラにやり尽くした感を覚えて卒業を決意。　別の開発チームに移りましたが、そこで待っていたのはまたもガンダム！　今度は1/400サイズのコレクションフィギュアと呼ばれるジャンルで「ガンダムコレクション」というのを担当することに。個人的にはガンダムコレクションＤＸと言う品物が一番気に入っています。

そして、それまで企画を暖め続けていたものが社内プレテが通り、2003年に発売となります。　　それは”スタートレック”エンプラの名前の基であり、私の心のよりどころ。　　細かくはストーリーを語りませんが、その物語には①この世の中に不要な人間はいない。②誰もが主役になりうる。が織り込まれ、フロンティア精神が流れています。（←ここがポイント）

バークレイという一見駄目キャラが活躍することで危機を脱する話など、落ち込んだときに見ると助けられます。　私の人生観に大きな影響を与えた作品で私のものの考え方の中心になっています。

エポックメイキングな品物に仕上がりましたが、調査飛行は3年間に留まり現在は再販の無い絶版品になっております。

2年近く違う畑で仕事してみると、また新しい発見があるもので、希望して別チームに行ったのですが再びガンプラの担当チームへ、スタトレ風にいえばスタートレック4のカーク提督みたいなものでしょうかね。（裁判で裁かれた結果が適材適所のスターシップの船長になる。）　　少し成長した気がしました。

自分だけが楽しむのではなくかかわる人間が結果として満足感を得られる。

2005年のＨＧＵＣヘイズル改は私が担当した数少ないＨＧＵＣアイテムで、途中交代のＧアーマーの次にまるまるゼロから企画したアイテムで個人的にも気に入っています。　


そして幾つかの品物を経てただ意匠としてのプラモではなく、キャラクターの設定世界観や取り巻きまでも取り組むことを目指したザクＶｅｒ2.0、今月にはユニコーンガンダムという新境地のアイテム。

まだまだ私自身夢を追いかけられそうです。ともするとあっという間の20年でしたが、まだしばらくは貢献できそうな気がします。

振り返りとは旨くいったこと、いかなかった事を忘れない為の大切な行為。私はこれを財産としながら夢を形に、不可能を可能にしていきたいなと考えています。
（いつか詳しくまとめて出版してみようかしら．．．．。）

艦橋周辺はまるでハリネズミ！

煙突の側面のパルスレーザー砲は写真では4連のものが二基ついていますが、設定では二連装が二基なのですが、この部分本編とあるアップのシーンで4連になっているという庵野監督のコメントからコンパチで両方を再現でいるようにしました。

あの密度感は演出のなかで創りだされたものだったというわけです。

煙突斜め下の絞りみたいなシャッターは多分初立体化表現だと思われます。