
実家に行ったついでに物置部屋を漁って昔の本や雑誌を発掘してきました。
カーグラフィックの’88年7月号。
ランチアの特集だったので家に持って帰ってきました。
しかし、昔の車雑誌は厚い(笑)
広告の量も多いですが、今のようにネットが一般的で無かった時代の代物なので情報媒体としての内容も結構なものです。
インテグラーレは笹目二郎さん、フルビアクーペラリー1.3HFは熊倉重春さんなどの方々で車ごとに分担して執筆されているリポートもなかなか読みごたえがあります。今書いたらこうは書かないだろうという表現や視点もあって面白いです。
他の記事に目をやるとちょうどトリノショーにECV2が出展されていたり、WRCはGr.A2年目で、当時ターマックスペシャリストの呼び声高かったオリオール(翌年にランチアワークスへ移籍)のシエラRSコスワースが5戦目のコルスでデルタの連勝をストップしていたり、F1はターボからNA3.5Lへの過渡期で新開発のランボルギーニV12や改良されたDFRなどのNAニューエンジンの特集が組まれていたり当時キャメルロータスで現役だった中嶋悟氏のグランプリ日記なんてのもあって盛りだくさん。
当時\980は高いと思っていたけど、今にして思えば納得の内容充実度。発行部数が今とは比べものにならなかったであろう時代‥紙媒体の全盛期が偲ばれます。
これが双璧のもう一冊、カーマガジンだとBOWさんのイラスト表紙で60年代の車や英車などが多く扱われる傾向があり当時のよりコアなエンスー向けの印象が強くて当時の購読側もなんとなくカーグラ派・カーマガ派ってのがあったような無かったような(笑)
広告がまた懐かしく面白い。
ディーラー系の広告写真の車を拾って行くと、コーンズは328、大沢商会は75、ヤナセはW124などで最新装備がステアリングエアバック(展開連続写真付)ってのが泣かせますw西武自販はシトロエンやプジョーを売っていたらしくBXや505V6、ルノーはRenault imp Japanで5シリーズやV6ターボ、プジョーはスズキと子会社が販売元で扱っていて今残っている車が売りに出たら欲しくなってしまいそうな205GTI1.9、我らが?ガレイタはインテグラーレ(8V)・テーマ8.32で因みに新車価格はそれぞれ485万円、950万円です(汗)当時の収入では宝くじに夢を託すしかなかった件(爆)
BBSの広告には市販車向け主力ホイールとして我がRSがドーンと載っています(笑)
もう、懐かしくて泣きそうですwww
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Posted at
2012/11/25 22:48:36