ミッションが下りたと連絡がきたので作業箇所の打ち合わせを兼ねて冷やかしに行ってきました。
取り敢えずクラッチの減り具合とカバー、レリーズベアリング、フライホイールの状態確認。

減ってるなぁ‥錆びてくたびれてるなぁ(笑
最後に交換したのはいったい何年前じゃ(爆
レリーズベアリングは降ろす前から限界が来てる事がわかってたけど、ディスクの減り方もやや偏り気味なのでたぶんクラッチカバーのスプリングなんかも限界寸前だったような感じです。
フライホイールやカバーのフェイスに滑った痕がありありと‥修理するタイミング的には滑りまくるか切れなくなる直前って感じで良かったかも。
フライホイールも交換したい所だけど、次回まで1回飛ばしに‥多分1~2年ディスクの寿命が短くなりそうな気がするけど、そのうちまたエンジン降ろすかもなので今回はまあいいかって感じです。
降りたミッション、ベルハウジング側
内側をちょっと拭いてあるけど積年の汚れで汚いこと汚いこと‥
メンドラのシャフトシールは漏れてないけど用意してあるので交換します。
デフとトランスファー‥も汚い‥オェー(笑
車体左タイヤハウス側から‥ミッションが外されているので普段は見れないエロい所(笑

エンジン後部(クラッチ側)のフライホイールを外した時しかできないシール、ガスケット、メクラ蓋などはお漏らししててもしてなくても全交換っすね。
ラジエターロアホースからエンジンの左側を通るウォーターパイプを中心とした水回りの腐食と劣化が酷い件。。そこからインマニ下を通ってウォータポンプに行く例のウォーターホースは交換する事に。パイプは取り敢えず錆止めで乗り切る予定。
因みにイワセさんで出てるステンパイプは聞いてもらったら8Vだと取り回しが合わないようです。あとインマニ下ウォーターホースは16V以降のT型ではなく35パイのストレートホースと判明し、汎用ホースが使えるのである意味ラッキーでした。
後方から見たエンジン下部

本来デフやらなにやらついていて下からも見えづらい所なのでここもエロい所です(笑)
なにやら汁(オイルやらクーラントやら)が滲みだしていやらしく濡れております(爆)
オイルパンの上側パッキンのオイル漏れもデルタのお約束ですが、こうやってミッションを降ろした時にしか外せない取付ボルトがあるので普段は悩ましい所です。当然今回やっつけてしまいます。
しかし、チェックして気になった所を全部やろうと思うととんでもない事になるので、懐具合と相談しつつ追加作業は程々にしておく予定(汗
ブレーキマスターもこういう時にやっつけるべき(外観は補給時に垂れたオイルによる積年の腐食で錆錆。内部は抜けてないけど推して知るべし)なんですけど、パイプのフレアナットが固着していそうなのでどうしようかな‥現状抜けても漏れてもいないし、パイプ関係を破壊するとかなり厄介な事になるので悩みどころ。。ちょっと一晩考えます。
もう一つ心配だったパワステやステアリングラック周りのオイル漏れ・ガタつき等は取り敢えず無し。
ステアリングラックはやけに綺麗なので一度交換したっぽい。
そうそう、いろいろバラバラになって外れているのでここぞとばかりに諸説ある部分の適合・互換確認の為にパーツ実測をしてきました。
例えばフロントブレーキディスク径はディクセルの適合表にあった257mmのものではなく16Vと同じ284mm、ハブとロアアームを繋ぐボールジョイントのピントップの径は17mmでこれも16Vと同じでした。
L31C5でも年式や国による仕様の違いがあるのか、はたまた16Vのハブ回りを移植してあるのかわかりませんがフロントの足に関しては個体段階で完全に16Vと互換一致することが確認できました。
半年くらいモヤモヤしていた憂いも晴れたので、早速ブレンボの純正互換品のディスクをエゲレスに発注しましたぜ(笑
クラッチを含め組み上がれば上のブーストたれも直っちゃうかも‥直らなくても今のところ頭にある原因箇所が2つ潰せる件。
このままうまく運べばギリギリ12月の風車に間に合いそうな気がしてきましたよ。。
Posted at 2012/12/05 23:48:56 | |
トラックバック(0) |
Delta | クルマ