
自宅から数キロの所で、静岡空港の建設が進んでいます。
平成7年頃から工事開始、平成21年開港予定です。
当初予定ではもうとっくに開港しているはずなのですが、財政難や未買収用地に係わる土地収容手続きなどにより、工事が延び延びになっています。
設置場所決定当初は周辺に「空港反対!」の気味の悪い立て看板(なんであんなに気味悪いデザインだったのか?)が至る所に立っていたのですが、現在はそれもなく、残るハードルは4名の反対地権者の動向と言っても良いでしょう。
画像右の滑走路端より未買収地を通って2500mの滑走路が出来る予定。未買収地は山林と畑地で民家はありませんので、反対地権者の生活には支障はありませんし、代替農地も用意してもらえるので、生業への影響も最小限で済むと思うのですが...。
反対地権者及び反対派の反対理由が良く分かりません。付近にオオタカの営巣地があるからとか、県税の無駄使いだとか..反対派のHPもありますが、何故反対なのかを述べたページがありませんし、実際に建設を阻止することよりも、活動を盛り上げることに力点が置かれているように感じられます。
県側の需要予測も確かに甘いといわれれば甘いかも知れません。
例えば札幌便。年間予測50万人、1日あたり1400人、1日3往復B767-300クラスで運行した場合、7割以上の搭乗率を必要とします。採算ラインは概ね7割と言われていますので、これに予測を合わせてしまった感がないでもありません。
しかし、県民のボンヤリとした(?)支持のもと、空港建設は今年度末で進捗率80%を越えます。ここに至っては、速やかに開港し、本当に無駄使いにならないよう空港を活かす方向に努力すべきだと思うのですが。
一番困るのは...「反対派」と称する人々の「運動」に地元に住む私達が振り回され混乱することです(´・ω・`)b
明日は現地で反対大集会だそうです。HPにも「成功させよう!」の文字が...何をもって成功というのでしょう?動員できた人数とか(笑
Posted at 2005/11/26 20:16:58 | |
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