
 
”きっと車酔いしますよ”
昨年イギリス行ったとき、CIVICを借りるときに言われた言葉。
日本では、ユーロR CIVICとして、走り系の車で販売されているが、
借りたのはふつーのCIVIC。
ただし、この車は日本にはないセミオートマ車(イギリスでは、フィットにも設定あり!)
乗り出して少しすると、借りるときに言われたことがすぐに分かった。
国産車の感覚で、Dレンジに入れて走るとギアチェンジ時に勝手にスピードが減速、
その後また勝手に加速する。これが4回くらい発生するので気持ち悪くなるのだ。
しばらく走って、分かった事があった。
マニュアルモードにしてクラッチが存在するかのようにシフトUP時にアクセルを
戻すように走ると、まるでMT車に乗っているような感覚になる。
これがわかると、楽しくて車酔いどころか、CIVICのドライブフィールによってしまった。
エンジン的には、ハイウェーの合流とかでは若干馬力不足は感じるものの、街乗りでは
十分な感じだった。
インパネは、ホンダ特有のデザインであるが日本のCIVIC 4DRよりはこの5DRのほうが
あっている感じだった。
車を返す時に、”楽しい車だった”と言ったら
”今まで借りた人でそんなことを言う人は初めてだ”
と、変態扱いされてしまった。
(まあ、いまだにMTが良いと言っている変態だから仕方ないか・・・。)
今回のCIVIC セミオートマの構造はクラッチを使っているくらいしかわからないが、
VWのDSGに比べると、変速ショックが大きく技術の差を感じた・・・。
そして、Dレンジ固定でスムーズに走るのが普通と思っている日本人には向かないと
思った。
(でも、個人的は日本にもこの積極的に走れるセミオートマを設定してほしい!)
  Posted at 2012/02/01 22:10:49 |  | 
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勝手な試乗レポート | クルマ