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赤の女王のブログ一覧

2011年04月26日 イイね!

バカは感染(うつ)るんです!

福島県南相馬市の男子児童が千葉県内の小学校への転入手続きで、「福島県から来たことを隠しますか?」と教師から聞かれた。母親は意味がよく分からずに「隠さなくていい」と答えたところ,男児の席は教卓の前で左右は空席になっていた,というニュースを読んだ。

これって,この男の子から放射能がうつるとか,彼から放たれる放射線で健康被害が出るなどと考えている学校の先生なりPTAがいたっていうことだよね?

これに比べたらはるかにかわいいものだが,原発直近に住んでいるわけでもないのに,空気中を漂う放射性物質のせいで口や鼻周辺がピリピリするとか、リンパ腺が腫れたり下腹部が張るなどしているとか主張しているおばはんの話も聞いた。「自分は敏感だから」とのたまっていたようだが,自分から言わせれば単にビビりなだけだ。

あまりに馬鹿げている。科学的リテラシーの低さに唖然とする。

この手の方々は,体内に取り込まれた放射能(放射性物質の間違いだろ!)を除去できると謳っている泥をエステで体中に塗ったくってもらい「あー放射能が除かれていくぅ」とか悦にいったり,ホメオパシーなんかをコロッと信じて,毒にも薬にもならない科学的には単なる水に高い金出して買ったりしかねんね。

ま,無知を原因とする精神的な失調をこんなので防げるなら,それなりに効果があるとも言えるか。自分で金払うんだから勝手にやっていてくれという感じだ。

ただ,冒頭の千葉の小学校の例のように,この手の人たちが集団の中に入り込むと,たとえ少数だとしても周囲に毒を撒き散らし,下手するとまきこんだりすることがある。ましてや芸ノー人だったりするとホントたちが悪い。ホメオパシー信者のなんとかマリナみたいにね。

自分の子供が通う学校の先生やPTAにこの類の人間がいたら,自分の子供を感染から守らないと。だって放射能はJCOや今回の福島原発レベルの事故が数メータ程度の極々身近で起きない限りうつらないが,バカは結構簡単に感染するからね。

ほんと,無知蒙昧は害毒だ。風評被害の根はここにある。
Posted at 2011/04/26 20:56:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月01日 イイね!

多くを語るまい

これを読んでほしい。

http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

良質なものに駄文を付け加えるのは害しか無い。
Posted at 2011/04/01 23:10:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月01日 イイね!

怪しいモデル

私は週に2,3度ジョギングをやっている。今回の地震と原発事故故に,先々週こそほとんど走っていなかったが,町中や職場が落ち着きを取り戻しつつ有った先週末に再開していた。放射性物質が気にはなったが,線量自体はそれほど強くなく(百数十 nSv/h程度),たとえ3時間走ったとしても被爆量は数百ナノシーベルトだったので,走らない事によってイライラするよりはなんぼかましだろうと考えたからである。しかし,心なしかジョギングしている人は少なく,歩行者の多くが,花粉症なのか放射性物質を恐れてかは定かではないが,マスクをつけ,場合によってはスキー用ゴーグルをつけてさえいた。なんだか自分が能天気に思えていた。

そんな矢先,ひょんな事から欧州放射線リスク評価委員会(European Committee on Radiation Risk。以下ECRR)なる組織が内部被爆も考慮した放射線の健康に対するリスクの評価モデルを提唱している事を知った。曰く,日本政府が現在よりどころとしている国際放射線防護委員会(International Commission on Radiological Protection。以下ICRP)が採用しているモデルは内部被爆を正しく考慮してなく,リスクを大幅に過小評価しており,当局が発表する放射線量を600倍した値が健康リスクを評価する上で適切な放射線量であるとの事である。。

http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nuclear/articles/110319_ECRR_Risk_Model.html

600倍!!

嘘でしょ?

まともな例は先のサイトに譲るとして,ジョギング時に吸入した放射性物質による内部被爆にも適応できるのかは???だが,仮に当てはめてみると,1時間走っただけで90 uSvと,よく引き合いに出される胸部レントゲン約2回分の被爆量になってしまうのである。10日走ったら,それだけで一般ピーポーの年間許容量に達してしまう。

・・・急に胸が痛くなってきた。

しかし,先の文章にはICRPのモデルの不完全性とECRRのモデルの妥当性をICRPの委員が認めたと言う記述が有るが,その根拠となるサイト(http://www.llrc.org/)を見ると雲行きが怪しくなってきた。確かにICRPのモデルがあまり適切でないとは言っているが,ECRRのモデルが妥当であるとは一言も言っていないし,そもそもECRRの主張には全く同意していない。

それぞれの主張のソースが入手できないし,そもそも自分の理解を超えている可能性があるので,判断に困るのだが,ECRRのクリス・バスビーなる人物のやり口はあまりほめられたようなものではなく,科学者としての態度はICRPの委員の方がまともに思えるのは自分だけだろうか?

結局,どちらのモデルも信頼に値しないとなれば,自分で判断するしか無いと言う事だろう。
Posted at 2011/04/01 00:38:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月30日 イイね!

たばこ

タバコの発ガンリスクは以前から言われている。

http://trustrad.sixcore.jp/risk_comparison.html

の一番下の表を注目してほしいのだが,一日一箱タバコを吸う人は吸わない人に比べて肺がんになる相対リスクが7.5倍になるらしい。で本題はこちらではない。これを放射線被爆量に換算すると6.1 Sv!ウィキさま(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E6%9B%9D)にお聞きすると,これは50%の人が死亡する量。まさに「直ちに健康に影響のある」レベルの被爆量になる。

放射線が大した事無いのか?タバコの害がすごいのか?

これは肺がんのリスクなので,別の部位だとまた違うだろう。また,肺ガンと咽頭ガン罹患率は年間10万人当たり合わせて90人くらいだから,この程度のリスクだったらタバコ吸う方が「楽しくていいぜ!」と言う考えも有るだろう。

ただ,喫煙者が放射線による発ガンのリスクを恐れるなら,その前にタバコをやめる方がよほど効果的とも言える。

またタバコを吸わない人にとっては,居酒屋の隣席で煙草を吸う人は,肺ガンのリスクに限って言えば,原発よりたちが悪いとも言える。

信じる?
Posted at 2011/03/30 01:53:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月30日 イイね!

とんでもないことが起きちゃったね

さて,1年半年ぶりくらいのアップ。
とんでもないことが起きてしまった。未だに夢なら醒めてほしいと思っている。生活が比較的短時間でほぼ元通りに戻った事もその感覚を強くしている。

原発の問題は安定するまでに下手すると年単位での対応が必要な予感がする。量の多少ははともかく,少なくとも数ヶ月単位で放射性物質の放出が続きそうだ。これは大気,水、そして食料を汚染している。

現状では原発のごく近傍でもない限り,これまでの行動を大幅に変えたり抑制するほどの健康リスクは無いと言う感じがしているが,実際の所どの程度の被爆をするのだろうか?計算の曖昧さに加え,あまりに考えるべきヨウ素ではなく要素が多いため,まともな値が出るかかなり疑わしいが,現状での1ヶ月当たりの被爆量を妄想してみた。

【大気】
東京のここ数日のデータからざっくりと1時間当たりの線量を120 nSv/h,バックグラウンドを30 nSv/hとした。
(120 − 30) nSv/h x 24 h/day x 30 days/month
= 64800 nSv/month = 64.8 uSv/month

【水】
ちょっと前の金町の水(50 Bq/kg)を一日あたり 2 L摂取する事とした。汚染核種はヨウ素131,線量換算係数は2.2e-8 Sv/Bq(http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.htmlから)とした。
50 Bq/kg x2.2e-8 Sv/Bq x 2 kg/day x 30 day/month
=0.000066 Sv/month = 66 uSv/month

【食べ物】
こりゃ,無理だ。断念。

・・・空気と水で1ヶ月当たり130 uSVくらい。1年間この状態が続いたとしても130 uSv/month x 12 month/year = 1560 uSv/year = 1.56 mSv/year。数字だけ見ると一般人の年間許容量である1 mSvを若干超えることになる。

ただ,24時間ずっと屋外にいる訳ではないし,水に混入したものもすべて取り込まれる訳ではないので,これよりはだいぶ減るはず。一方,計算を断念した食べ物からの取り込みや健康診断でX線を浴びる事も有るだろう。

これらを加味すると,多く見積もっても年間2ないし3 mSv程度の被爆ではなかろうか?これを脅威ととるか,それとも大した事無いととるか?自分は後者。やはり行動を大幅に変えるほどではないように思う。

しかし来年以降はまた状況が変わる。現在だだ漏れ中の放射性物質もさすがに数ヶ月以内には止まるだろうから(そう思いたい),大気中の放射性物質は激減するだろう。その一方で,セシウムなど半減期の長い放射性物質による土壌や水系の汚染が問題となってくるかもしれない。これは,現在の放射性物質のただ漏れをどれだけ早く止められるか?,また,実際にどの程度汚染された食物が出回り始めるかなど,実際に動かないと何とも分からない。

いずれにせよ,数年単位で注意しなくてはならない問題なのは間違いない。
Posted at 2011/03/30 01:25:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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