
こんばんは。
三連休でしたね。特に面白いことはしていませんw
(一応、暦通り休みでした。ちょっと仕事してましたけど。)
仕事に行くのにXJRで行ったりして、バイクに久々にガツガツ乗っていた三連休でした。
(尚、ツーリングらしいことはしていない)
そうそう、タイトルにもある通り、初めて○○した日なんですけども、
おっと、誰か嫌らしい目で見ているぞ(誰かとは言っていない)
僕の場合、これが一番強烈に脳裏に焼きついているんですよ
初めてバイク(原付)に乗った日
長くなりますが、自分も覚えておくために記録しておこうと思います。
元々バイクになんて全くと言っていいほど興味は無かったです。
クルマの免許を取った当時、学生の身分でクルマは中々維持が辛い。
R34のGT-Rなど、
とにかく速い車が好きだったんですよ。
だけど、0-100km/h加速動画で見てしまったんです
RX-7の0-100km/h加速と400ccのスポーツバイクの加速がほぼ同じということを。
大型のスポーツバイクに至ってはライダーの腕次第では100km/hまで2秒ちょいって
フェラーリの値段の10分の1でその世界を体感できるバイクすげー
って思ったわけです。
まぁ、バイクの免許は持ってないし・・・
そうだ、維持の安い原付でもギア付きのモデルに乗れば良いじゃないか!
と、浅はかな考えで
マグナ50という原付を買いました。
これを買ったバイク屋さんが佐賀に帰ってきた今でもお世話になっているバイク屋さんなのです。
納車の日は自分の住んでいるアパートまで届けてもらって、必要な説明も受けて、いざ出発。
何これ、めっちゃ楽しいやん。
自転車にはもちろん乗っていましが、自分で漕がなくて進むんですよ!(当たり前)
そして
乗っているときの風が気持ちいい
ここから私はバイクにハマってしまいました。
そして、親に猛反発を喰らったが普通自動二輪の免許を教習により取得、
マグナ50を頭金にして
CB400SF・HyperVtec(’99)を購入
これは最終的なカスタム状態です。
初めて乗ったときは教習車と思ってスロットル捻ったら6800rpmから4バルブに切り替わって(バイクの場合、2バルブから4バルブに切り替わる仕組み。燃費対策と演出ですね。)体が吹き飛びそうになった思い出があります。
今まで経験したことの無い加速感でした。
生活の足としてもバイクを使っていたので、ほぼ毎日、雨の日も已む無く乗ることもありました。
いろんなところに行きました。秋吉台や阿蘇もありますよ。草千里に行きましたね。
とにかくこいつで腹いっぱいバイクの楽しさを堪能しました。
そして、結構なバイク乗りがそのバイクライフで思うであろう
排気量(大型バイク)コンプレックス
そう、私もコンプレックスになりました。
ツーリングに行くとですね
基本的に大型バイクに乗ったオッチャンしかいない
昔っから器の小さい人間なもんでそういうの気にするんですよ。
しかし、大型自動二輪の免許も無いしまず大型バイクに乗る資格が無い。
また免許取るのもお金掛かるしなぁ・・・
当時、知り合った大型バイクに乗っている先輩が
大型自動二輪?ああ、一発試験で取りに行けよ!安く済むぜ。
との言葉を頂きました。
まず、大型自動二輪について調べていたのですが、96年に教習所でも取れるようになったようですね。アメリカの圧力だとかかんとか(ハーレーとか売れないのは免許が簡単に取れない制度が悪いとか言われたとかなんとか)
それ以前は
限定解除
という手法でしか大型自動二輪免許は取ることが出来なかったようです。
そして限定解除でしか取ることが出来なかった時代は、
とにかく合格率が低い(1割ほど)
と聞いています。
すなわち
当時大型バイクを駆るライダーってのは羨望の眼差しで他のライダーから見られたのです。
それを知った私
おっしゃ、一発試験で免許取ったろやないかい!
と思ったわけです。
一発試験は文字通り、試験場で大型バイクの代名詞
ナナハンを振り回して試験を行います。
(今はホンダのNC700に置き換わっているところが多いみたいですね。あれは大型の中でも軽い部類だと思います。)
幸い、私が乗っていたバイクは教習車のベース車両、これが多少重くなったと思えば良い。
一本橋や急制動、スラロームの基準も400に比べると大分シビアになっています。
それは練習で何とかなる。一番厄介なのは
法規走行です。
これは普通自動二輪を取って時間が空いてしまったので完全に忘れていました。
お蔭様で一発試験には4回落ちましたw
初めて受けたときは試験コースを完走すらさせてもらえなかった(試験は減点方式で、合格点を切るとその場で戻って来いと言われる。)
最近は一発試験で取る人は少ないらしく、試験場の受付のオッチャンや試験官のオッチャンは
何度も何度も諦めず受けに来る私を覚えてくれました。
受付のオッチャン「お、今日も来たね。今日は来ないと思ったよ。頑張ってね。」
最初は完走できないことが多かったですが、試験官のオッチャンの試験後の講評も変わってきました。
「んー、今日は完走できたけど、まだダメだね。」
そういわれたのが4回目。
5回目で取得。
まぁ、1回で取れれば良かったのですが、これでも少ない方だと自負しています。
その時最後に言われた講評が
「ギリギリだったね。大型バイクは君が今乗っているものとは別物だよ。くれぐれも無理をせずに安全運転で。」
何でしょうね、
万人が持っていない資格を取ったときの嬉しさ、苦労して勝ち取った嬉しさ
以前のブログで言っていた思い入れというのはこの事です。
大型自動二輪の免許なんて教習所に通えば誰でも大型ライダーになれる今日、そんな大した価値は無い。
だけど僕にとってはこの大型自動二輪の免許は宝物です。
だから一生バイク乗りでいたい。
さて、大型自動二輪免許も手に入れたし、そろそろ大型バイクにステップアップだな!
と思っていた矢先、
CB400が盗難に遭いました。
私の落ち度もありましたが、これは精神的にきました。
その後、マーチ12SRに乗り換え、みんカラを始めました。
(2年くらい放置してましたけど。)
そして、社会人になり経済的にもある程度落ち着いたところで
スズキ・GSX-R600(’07)を購入。
こいつが大型デビュー、バイクにリターンした最初のバイク。
以前、試験官のオッチャンが言っていた言葉、このバイクで噛み締めました。
とてつもなく速い。とにかく速い。そして軽い。最高速は新幹線と並走できるスペック。
高速の合流とかで1速16000回転まで回したときはアドレナリンが出まくりましたね。
追い越し車線でクルマが煽って来ても何も怖くなかった。例え国産最高峰スポーツカーだったとしても。(フェラーリとかは怖いかなw)
僕のヘタレさもありただ今売却審議中(というか売りに出てるので、まだ僕の持ち物ではある。)です。
で、今のXJR1300に至ります。
ブログをきちんと読んでくれた方はもうお気づきだろうと思います。
現在所有しているXJR1300とCB400が酷似していることを。
実はXJR1300の青色にオールペンする位、当時からXJR1300が好きだったんです。
今、満身創痍な個体ではありますが欲しいバイクを手に入れました。
そして先日、XJR1300のリフレッシュのためにあるパーツを注文しました。ほんとはOHでよかったんだけども・・・やってしまった感が。
まぁ、それだけ好きなんでしょうね。
とりあえずこのバイクにしばらく乗ることに決めました。
というのも、次期代替車の候補が現れたのです。
すぐに乗り換えとは言いません。それまでは
XJR1300に頑張ってもらいます。
次はこいつで阿蘇に行くぞ!
初めてバイクに乗った感動を思い出した三連休でしたとさ。おしまい。