MSR WhisperLite Internationale メンテ

最後に使ったのは15年ほど前。仕舞いっ放しになっていました。
いきなり使うのは危ないので、メンテナンスです。

まずは、ポンプ側を全分解します。ここには写っていませんが、プランジャ奥のメッシュフィルターも取り出しました。
再利用する部品はパーツクリーナで清掃します。

Oリング類は交換です。

上：燃料ボトル部
中：燃料ホース接合部
下：コントロールバルブ部

左：新品
右：旧品

旧品は劣化しており、コントロールバルブから外そうとしたら欠けた上にちぎれてしまいました。

バーナー部。

燃料ノズルはジェットクリーニングワイヤーを通します。
燃料ホース内はパーツクリーナーを入れて、ワイヤーを何度も出し入れして清掃。

早速火入れ。
今回はホワイトガソリンを使用。

ポンピング→プレヒート→点火　

ゴォォー！という特有の燃焼音とともに、全く問題なく使えました。

ためしにやかんをかけてみました。すぐにお湯が沸きます。

あらためてMSRの信頼性の高さに驚きました。また、ホワイトガソリンも15年前のものなのに火が点くことが驚きです。
添加剤が入っていないから劣化しにくいのでしょうか。

これからまた活躍してもらいましょう。