懐かしの「一馬力一万円」

東京オートサロンで、新型
フェアレディZがお披露目され、
国内向けの標準仕様が500～
600万円という話。
エコカー全盛で「これからは
EV推し」雰囲気蔓延な昨今、
３リッターV6ツインターボ
エンジンをわざわざ新造したのも酔狂…って感じます。
（エンジン使い回しとか無理っぽいよな～。）

ネット上の評判を読んでいて懐かしく感じたのが
「一馬力一万円」という表現で、スポーツモデルを
各社もれなくラインナップに載せていた時代の
言葉なのです。

出た頃は（WRCのファン以外には）影が薄かった
初代インプレッサWRXが、240馬力で230万円。
　　
この頃はスポーツモデルが売れたので、グループAの
ホモロゲを取るのに5,000台売るのなんて、半年あれば
余裕でした。

時は流れて、インプレッサS-GTが250馬力で254万円
（消費税8％コミなので、税抜きなら235万円か。）
　　
初代からお値段据え置きなんですが、今は「馬力より
燃費（維持費がかからない）」なので、４年かかって
１万台売れた程度でした。

エンジンはレガシィやフォレスターと使い回していた
から、富士重もあんまり赤字にはならんかったんじゃ
ないかと思いますが、今グループA規定の「12か月
以内にホモロゲモデルを2,500台販売」が復活しても、
達成できないメーカーだらけになりそう（汗。）