【映画】ボビー

1968年6月5日、ロバートF.ケネディ（愛称ボビー）がパレスチナの若者に殺害された日にホテルに集まって来た22人男女のエピソード。途中、暖房がガンガン効き始めて、暑くなって眠気に襲われる始末。それはともかく、映画の方は登場人物が多くてもうまくまとめられていたと思った。有名俳優人が多数出演しているが、中にはギャラ関係なく出ている方がいるそうで、熱狂的なケネディ家のファンまたは共和党支持者だろうか？？一時はアカデミー賞候補と噂になったが、結局ノミネートもされなかった。アカデミー賞は政治的な内容の映画は時として外される傾向がありますね。

劇中に流れるボビーのスピーチはとても分かりやすい言葉を使いストレートに伝わって来ます。理想論が決して嫌いな人ではないワタシの気持ちは震わされました。ただ、正直分からないです。もし、ロバートケネディのような人が生きていたら、歴史が良い方向に変わっていたのか？その逆もあり得ることだ。口の上手い人で悪名な人物は大勢いただろう。その場面、場面を切り取って判断するのは難しい。確かに長引くベトナム戦争があったあの時代の悩めるアメリカにとってボビーは救い、希望の光だったのでしょう。

Few will have the greatness
to bend history itself;
but each of us can work to change
a small portion of events, and in the total;
of all those acts will be written
the history of this generation.
　　　　　　　　　　　　Robert F. Kennedy

ほとんどの人が歴史を曲げる偉大さを持たないだろう。
しかし、我々一人一人が小さな出来事を変えることはできる。
そして、全体的に見れば
それらの全ての行動は、この世代の歴史に刻まれる。
　　　　　　　　　　　ロバート F.ケネディ


製作年度: 2006年米国
上映時間: 120分
監督: エミリオ・エステヴェス
出演:
アンソニー・ホプキンス
デミ・ムーア
シャロン・ストーン
ヘレン・ハント
イライジャ・ウッド
ローレンス・フィッシュバーン
ウィリアム・H・メイシー
クリスチャン・スレーター
リンジー・ローハン