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前売りを買っていたので珍しく午前中に観て来ました。

前作からストーリーが続いてるとはいっても、"監督も違うし"、展開が随分と違いました。特にボンドが自分の組織の後ろ盾を失ってしまったので、ピンな動きになって、少々スケールが小さくなってしまったように思えた。ボンド映画なのに新兵器も登場しないし、女性との絡みもない^^;アストンは最初のシーンだけ。

話が佳境にはいると、はい、ここでアクション、といった具合に、唐突にアクションを見せる手法は如何と思った。アクションは単に見せればよいモノではないと思う。アクションはもっと話しに絡ませて欲しかったな～砂漠の豪華ホテルがセット丸出し。多分、派手な爆破のため砂漠の真ん中に建てる必要があったのか。

ダニエル・クレイグという俳優、前作がとても良くて、期待していただけに残念。

悪い巨大組織が政府と取引きしているのが実際にありそうで怖かった。

最後に邦題に使われている報酬という言葉は意味が"ない"と思います。

製作年:2008年
製作国:イギリス＝アメリカ
監督：マーク・フォースター
出演：ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジェマ・アータートン、ジェフリー・ライト
原題：Quantum Of Solace

1951年に製作された「地球の制止する日」を完全リメイク。

キアヌ・リーブス、なんだかんだ好きな俳優なんで見に行きました。

映像に金をかけていますが、物語は何のヒネリもなし、なるようになならないという展開でなんだかなぁーという感想です。俳優人が可愛そうになりました。キアヌ、作品を選びなさい！(笑)

元になった題材が古過ぎ^^;当時この映画見たら相当衝撃的だっただろうと思います。

テロリストの陰謀を阻止するのため「自分に関する2分後の未来が見える」
という特殊能力を持った主人公を政府が利用しようとするが・・・という
簡単ストーリー。「マイノリティ・レポート」や「トータル・リコール」の
SF作家の作品。

2分後の自分が見えるという面白い設定と思ったし、序盤はまさにその
面白さを見せてくれて、なかなかスリリングな展開。イカサマして、
カジノで逃げるシーンは特に面白かった。中盤、女性の出現で「2分後の
自分が見える」設定が崩れて、拍子抜け。また、テロリストの大計画も、
テロリストとFBIの主人公の取り合いに終始され、薄い感じなってしまい
残念でした。

刑事コロンボで有名なピーター・フォークがちょい役で出演してました。

製作：2007年アメリカ
上映時間：95分
監督：リー・タマホリ
出演：ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール、
トーマス・クレッチマン、トリー・キトルズ、ピーター・フォーク
原題：Next

殺人をストリーミング放送し、アクセス数によって殺人仕掛けが
加速するという、怖いもの見たさ、興味本意などネットの怖さを露呈するが、
殺人サイトはドメインはロシア管轄、ミラーサイトを転々とし、IPアドレスが変わるので、追跡困難という簡単ストーリーです。本当にそんなことが出来るのか分かりませんが、詳しい人なら出来そうに思えた。

物語をスマートに見せようとする流れは良いと思ったけど、犯人が早々に分かってしまうところは、謎が消えてしまい残念。残りは残酷シーンだけ。

最後にアクセスが増えると殺人仕掛けが加速するというのに、FBIオフィス
では繰り広げられる殺人に見入っているといはどういうことなんでしょう。

↓これが映画の中で登場して来るサイト。映画を見た後に見たらちょい怖いです^^;


製作：2008年アメリカ
上映時間：100分
監督：グレゴリー・ホブリット
出演： ダイアン・レイン、 ビリー・バーク、 コリン・ハンクス
原題：Untraceable

ベストセラーの恋愛小説の映画化。ベタベタな恋愛物語もたまには
いいかと思い、奥さんのチョイスで1000円の日に観て来ました。

これほど愛されたら、女性として本望だと思いましたね。10年の夫婦生活を
経ても、変わらぬ愛、ていうか、別れるぐらいの大喧嘩しても、その愛はます
ます大きくなって行く、そんな感じで映画始まりましたが、すぐに夫は
他界し、アレ～って感じでした。

そのヒロインを演じるヒラリー・スワンク。賛否両論あると思いますが、演技は
素晴らしいけど、それほど美人ではありません。しかし、この監督は撮り方が
上手いです。彼女の横顔とか仕草（アングル）とか可愛く、美しく見えて来ます。
彼女を取り巻く脇役の俳優らも味があって盛り上げてくれてました。個人的には
女優陣よりも、ジェラルド・バトラーやハリー・コニックJr.男前ぷりが印象に
残りました。夫に出て行かれた母親役のキャシー・ベイツは上手かったです。

ちょい笑いもあり、泣かせようという行き過ぎた演出がなく、爽やかなストーリー
だったと思います。現実味に欠けますが、こういう恋愛感覚は嫌いじゃあり
ません（照）。季節がちょこちょこ変わり、少々長めの映画ですが、飽きさせ
ないように頑張ったのではないかと思います。

製作： 2007年アメリカ
監督・脚本： リチャード・ラグラヴェネーズ
出演 ： ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、ハリー・コニックＪｒ．、
ジーナ・ガーション、 キャシー・ベイツ