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イイね!
2021年05月13日

レパードリフレッシュ!

​​​​我が家の昭和63年式日産レパードXS-ⅡV6ジェットターボ(VG20ET)



これといった問題もないのだが、燃費がすこぶる悪い

なにも最近のエコカーと比べるつもりもないのだが

街乗りで4~5km/Lというのは

昔乗ってた頃のXJ-Ⅱ(VG20E)や
エンジンスワップした後期XS(VG20DET)や
その後乗り換えたZ32フェアレディ2by2ツインターボ(VG30DETT)
と比べても悪い気がする

特にレパード前期は、燃料計がデジタル数字が表示されるので
カウントダウンされるペースが早いと心臓に悪い

そういえば排気ガスもガソリン臭い気がする・・・


となると

まずはO2センサーを疑ってみた!

抵抗値の変化とか見るすべもないから
新品O2センサーが手に入る以上交換するのが定石


まずはタービンと触媒の間
フロントパイプ前方に上向きに刺さっているO2センサーを
エンジンルームから手を伸ばしてモンキーで緩めてみる



もちろん緩まない


下手すればラインオフして35年無交換の可能性もあるO2センサー
サビで固着してないほうがおかしい


配線があるので、ディープソケットレンチやメガネレンチは入らない

なのでディープソケットに配線逃がしのスリットが入ったO2センサーソケットを買ってきて
浸透潤滑剤WD40を数日繰り返しぶっかけて

ロングエクステンションで力を込めてみる



どりゃーっ!



緩まない



これ以上力を加えるとナメそうだ


​​バーナー​​​で軽くあぶってみても緩まない

エンジンルームの隙間から作業するので
車載の状態では真っ赤になるほどはあぶれない・・・どうしたもんか・・・


よーし覚悟決めた!​​マフラー外そうっ!​​

いつもはリフトに乗ってるエスプリをどかして

レパードをリフトで上げて





とりあえずタービン以降、触媒までを外しにかかる


が、これがまた外れない


遮熱板の類を固定している10mmのボルトがまず外れない

サビでグサグサになっているので、バイスプライヤーで掴んでも力をかけると空転する

バーナーであぶっても変化なし


しょうがないので、モノタロウでツイストソケットを取り寄せて

いざ勝負っ


スコっと簡単に回るっ!うそーっ​

こんな便利な工具があるなんてっ!



サクサク遮熱板を外して、マフラーのフランジに刺さっているボルトを緩める

が、これもサビでマフラーと同化している


幸いボルトの頭はしっかりしているので、バーナーであぶってレンチでエイヤッと力を加えると


​ムニュッという感触とともに頭だけとれた・・・がーん​


触媒の前後ボルト4本

タービン方向のボルト3本とナット1個、フランジを挟んでいるナットを4個をそんな感じでとにかく外す

これでマフラー外せるかと思ったが

触媒に刺さっている排気温度センサーがまた外れない


車両側は助手席シート下にカプラーがあるのだが
カプラー側はシャシの穴は通らない・・・センサー部を上から下に通す構造だ

センサーは触媒とサビで一体化していて、ねじ頭そのものが完全に丸くなっている


O2センサーは新品が手に入ったので既存のセンサーは破壊しても構わないが

排気温度センサー純正品番は入手困難(令和3年現在)
22740-43L02(87年4月までは43L01どっちにしても製廃)


流用できそうなセンサー情報もネット上にはない


今どきの車は排気温度警告灯はそもそもないが
厳密な話をすると
うちのレパードはまだディストリビューターがデデーンとついているので
失火に備えてセンサーも警告灯も必要と言えば必要だ


なにより装備しているものが無い、もしくは作動しないというのは気持ち悪い


うーんセンサー手に入らないかなあとネットで探しても

ヤフオクでボロボロのが4万円とか手が出ない

そんななか日産の排気温度センサーの写真を眺めていると

R32スカイラインとかの排気温度センサー22740-71L00が
センサーもカプラーも形状が同じ事に気が付いた



値段もヤフオクのボロボロより安く新品がアマゾンに出ている

とりあえずゲット!


届いたセンサーを見ると、カプラー側の車両に取り付けるステーの形状が違うだけで後は同一見える

もしかしたら、感熱温度が違ったりするかもしれないが

とりあえず代替品が手にはいったので、遠慮なく既設センサーをぶった切って

前出のツイストソケットで無事取り外せた

んで、ステーを入れ替えて万事OK!






これで​マフラー外れた!​





残ったボルトの残骸はドリルとタップで除去する



そんでいよいよO2センサーを外す


まずはバーナーであぶれるだけあぶってみる





が、緩まない


ではバーナーであぶった後、センサー部だけKUREの凍結浸透ルブで冷やしてみる



熱膨張と収縮を利用するわけだが・・・




やっぱり緩まない


こうなったら、O2センサーは破壊しても構わないので、ディスクグラインダーでカットし

22mmのソケットをインパクトレンチで回してみる


ぎゅるるーん


あれ?簡単に回ったよ


今までのあれこれが効いたのか、やっぱり最後はインパクトなのかは分からないが


とにかくO2センサー外れた!



センサー部やマフラーのフランジ等のネジ穴をタップやダイスを使ってネジ山を整える








O2センサーはもちろんだが、ボルトナット類やガスケットも純正をモノタロウで取り寄せる




だって今までついてたボルトが、パーツリストと比較しても種類バラバラ・・・
マフラーは交換履歴があると思うので、ボルトはあり物で済ませたのかな



ボルトナットなんて、ホームセンターで買っても純正でも
大して値段は変わらないけど安心感は大違い

フロントパイプの遮熱板に変形があったので、成形しマフラーパテで整えて耐熱塗装した





組み上げには、ボルトナットに耐熱グリスをべっとり塗っていく




ついでに
エアフロメーターとエアエレメント
水温センサー(インパネ用とECU用)とコネクター
インジェクターのコネクター
プラグとプラグコード
バキュームホースのたぐい
ついでにエンジンオイル

を交換していざ燃費はっ!


7km/L!
(街乗りで)

そうそうこれくらいだよこれくらい

燃料計のカウントダウンも、だいぶゆっくりに感じる


アイドリングも安定したし、レスポンスも向上した(気がする)

排気温度センサーも、無事?始動時に一瞬点灯してその後消灯の正しい動きだ




レパードをリフトアップしたまま、部品や工具の手配込みで数週間を費やしたが





ステイホームのネタにはもってこいである


※追記
その後ECUリセットからの学習が進んだせいか、街乗りで10km/Lは行くようになりました‼️苦労した甲斐があった~っ!


​​


​​​​​​​​​​
​​
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Posted at 2021/05/14 09:05:20

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この記事へのコメント

2021年5月14日 11:44
最後の画像はテロリストのガレージですな🤪
コメントへの返答
2021年5月14日 17:09
えーっと、レパードだけに神奈川県警横浜港署の銃器保管庫です。

ちなみにモデルガンの類も主に80年代製です。
2021年5月14日 12:24
丁寧な作業ですね🤗
コメントへの返答
2021年5月14日 17:16
minomino3さんにそう言っていただけると嬉しいです。

10数年後とかに自分か他の誰かがボルトを緩めるときに、きっとこの時の作業に感謝すると信じてます(笑)
2021年5月16日 9:08
自宅にリフトあるのがうらやましいです🎵
コメントへの返答
2021年5月16日 17:28
天井まで2メートルしかないので、ロータスとか車高の低い車しか満足に上げられません…。

レパードでもなんとか潜り込める位上がりますが、あと1メートル余裕があれば最高です…。

プロフィール

「ロータス・オメガ/カールトンのタイヤ交換 http://cvw.jp/b/1292714/47073568/
何シテル?   07/08 10:26
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