この箱は3.5inchオープンベイを3.5inchカードリーダー等で専有してしまうと、
3.5inchオープンベイのブラケットに全長267mmのグラボが干渉して実装できなく
なってしまいます。
この問題は箱の公式サイトでも“ただ単に”謳われています。
これをそのまま呑むと、自動的にGTX 960 or GTX 970のショート基板しか
選択肢がなくなってしまいます。
そう、GTX 980(Ti)やGTX TAITAN Xは必然的に選べません。
でも、3.5inchカードリーダーを搭載しつつ問題を回避する策はあるんですよね~。
それは
グラボを差すスロットの位置を変える!ということです。
箱から見て、1スロット分、外側へズラすだけでこの干渉は回避できます。
え?スロットの形状が違うので挿せないって?
もちろん、差せるMicroATXママンと挿せないMicroATXママンが存在します。
ほとんどは挿せないでしょう。
それ(MicroATXママンの選択肢が狭まる)が、全長267mmのグラボとのトレードオフです。
この通常とは異なるスロット配列を
“変態ママン”と勝手に呼んでいます。
例として、今月発表されたばかりのSkylake対応170ママンで言えば、
BIOSTAR社の
『Hi-Fi H170Z3』が変態ママンです。
しかも、メモリはDDR3LとDDR4の両方に対応していますからね。尚更、変態ママンです(笑
※ママンにもこだわる人は3.5inchオープンベイの実装を諦めるしかありません。
結論を書くと、DS Cubeの公式サイトでは3.5inchオープンベイのブラケットがあると、
全長267mmのグラボが実装できないことになっていますが、マザーボード次第では
全長300mm級グラボも積めるということです。
またこれは3.5inchオープンベイの非専有の方にも言えるのですが、グラボでも幅(高さ)がある
ものは今度は5.25inchオープンベイのブラケットの底面に近付き、グラボ本体は干渉しない
ものの、グラボの電源ケーブルが干渉して接続できない。という事象があるようです。
あまり幅があるものには注意しましょう。
ASUS社の"DirectCU II"クーラーとかEVGAの"ACX 2.0"クーラーを搭載したグラボは
幅があるので、アウトですね。
Posted at 2015/08/29 16:05:07 | |
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