
そろそろ佳境に入ってきた昔乗った車シリーズ
シリーズ第7弾は、前回に引き続き
悲運のFC3S GT-Rであります。
確か昭和62年、初めて新車で買った車でした。
GT-Rは下から2つめのグレードでした。(GT-Xは手が出なかった。)
FCでも車体が200万ちょい。諸経費入れて250万くらいだったと思うが、当時自分の給料も安く、5年払いの60回根性ローンだった。
ローン支払いとガソリン代で家計は火の車だったが、FCは、そんなこと一瞬で忘れさせてくれた。
世界で唯一のロータリーエンジン。エンジンかけるときの音を聞いてワクワクした。
3速で引っ張ったときの音もレシプロじゃ味わえない音色だった。
燃費が悪いの当たり前。リッター3kmだろうが5kmだろうが関係なかった。
ドライバーズシートに座ると真っ正面に鎮座するタコメーターも男心をくすぐった。
リアシートは座面が窪んでて、ミニスカートの子を乗せるとパンツ丸見えで運転に集中できなかった。
当時土曜の夜は0-400なんかよくやってました。Z31や同じFCがライバルでした。
RZ350(バイク)にスピードリミッターのせいでちぎられたのを機にスピードリミッターも解除しました。おかげで超高速クルージングなんかも得意なFCでした。
が・・・良いことは長く続かない・・・・・。
買って半年くらいから何となくクラッチが滑ってる???と思い始めました。
当時FCは、「クラッチ」か「ミッション」が高負荷で逝くと言われ、クレームで直すのが流行ってました。
当然自分もクレームで・・・が、店長とけんかする羽目となり、その勢いで、 FC3Sは、スプリンターGTと4年以上残った借金に変わってしまいました。
S62からS63にかけて8ヶ月くらい乗りました。
FCは一度乗ったら忘れられない麻薬のような車だった。
こんな車を手放すなんて・・・ごめんよFC。
Posted at 2013/08/31 00:52:50 | |
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