金曜日。天気は曇り。
さて、どうしようかと考えて、日帰り温泉に行くことにした。
以前から、一度は行ってみたいと思っていた、
上諏訪の片倉館に行くことにした。
7時過ぎに自宅を出て、9時前に八王子ICから中央道に入ることにした。
八王子ICまでの一般道は、交通安全運動期間なので、通学時間帯の細い道には警察官が立っていた。
最近は、自転車で交差点でチェックしている警察官や大きな交差点で交通整理をしている婦人警官も良く見かける。
何も違反はしてないと思っていても緊張する。
「いつもは大丈夫」でも、「こういう時は捕まえる」って言うこともある。
高速に乗ってほっとする。心配するのはスピード違反だけだ。最近は、スピードもあまり出さないし、
煽られても、追いかけない。年を取ったのかな。
片倉館に興味を持ったのは、以前の仕事の関係で、昭和20年前後の片倉館を調査している中で、その千人風呂を知って、
一昨年の夏にルーテシアRSで寄ったことがあった。もちろんプライベートでだ。
その時は、時間の関係もあって、千人風呂に入ることも出来ず、これがそうかと思うだけで、激しいにわか雨に追い立てられるように上諏訪をあとにした。

案内

片倉館

諏訪湖側から
昭和初期に建築されたモダンな建物と当時の片倉財閥が従業員や地域住民の健康のためにと建設した財団法人片倉館。
印象が強く残った。
八王子ICから中央道を走り、
気持よくメガーヌRSは走ってくれる。登り坂も楽しい。6速から5速へシフトダウンすると、トルクがついてくる。
日頃に疲れが出て、境川PAと八ヶ岳PAで休憩。
八ヶ岳PAに入る前に覆面パトカーに普通のセダンが捕まっていた。スピードかな。
11時過ぎに片倉館に着いた。
ちょっと小雨がパラついている。「
ここはいつも雨か」と思ってしまう。
受付の手前に履物のロッカーがあり100円を必要とする(後で戻ってくる)。
受付で600円を払い脱衣場へ行く。真四角な脱衣ロッカーがあり50円玉が必要になる。両替機がそばにあった。
なぜ、50円玉かは分からないが、ここも後から戻る。
つまり、600円で入浴できる。
脱衣場から昭和の臭いがプンプンする。

脱衣場(内緒の撮影)
そして、風呂に行くと、決して設備は新しくないが、綺麗にされている。シャワーもある。なにより、風呂が深い。
深さは1mはあると思う。底には玉砂利がしいてある。
泳げてしまうが、泳ぎは禁止と書いてある(当たり前か)。
初めてなのでジロジロと色々みてしまう。
銭湯ではない。浴場内の趣は洋風。
ステンドグラスやらレリーフやら像などがあって、昭和初期にこんなものを考えたのかと驚く。癒しなのだろうか。

また、来よう。
受付の女性に玉砂利は何のために敷いてあるのか聞くと、足裏マッサージのようで、当初からあったそうだ。ただ、当初はもうすこし小さめだった言っていた。
二階に行くと休憩場所があって、レストランが併設されている。座敷と椅子席と両方ある。ここも何となくいい。何しろ、
昭和のポスターがそのまま貼ってある。
レトロな雰囲気にもう少し浸っていたかったが、帰りは、高遠城址公園の方へ行って、桜の咲き具合を見て帰ろうと思いついたので
1時間程度のタイムスリップだった。
高遠城址公園方面へは1時間くらい掛かりそうだった。そして雨。
R20からR152(杖突街道)を走ると、前後は観光バスになった。そして、前の前も観光バスだ。下ってくるのは乗用車が多い。
高遠城址公園付近に来ると、駐車場の案内が出ている。桜が満開で人も多い。これは写真を撮れそうにない。
雰囲気だけを味わって、混雑からさけるようにR152を戻る。
杖突峠からの展望も雨にけむって見ることは出来なかった。

高遠城址公園付近

R20帰り白州付近
ここまで来ると分杭峠も後少しの所だ。日帰りでは難しい。
分杭峠と杖突峠からの展望。計画を立てて、再挑戦だな。
今回の目的は片倉館の千人風呂だったのだから。
Posted at 2012/04/21 21:58:42 | |
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