メガーヌRSでNEXCO東日本が主催する
ウインタードライビングスクールに参加した。
当日の予定は、
9時半受付開始に間に合わせるためには、早朝出発することになる。
金曜日なので道路が込み合う前、かつ、
通勤割引が効く時間に高速に乗る必要がある。
当日、
3時20分に出発(早すぎたが起きてしまった)。
所沢から関越道に乗る。
この時間は空いている。このままだと、目的地に6時過ぎに着いてしまう。駒寄SAで休憩。
関越道の
塩沢石打SAで休憩。谷川岳SA手前辺りから雪が降りだした。
塩沢石打ICを降りて、上越国際スキー場へ向かう道の両側も雪の壁。路面は降っている雪が積もっている。
写真でも撮ろうかと車を止める。
バックミラーに地元の車が写ったので走りだそうとすると、志賀高原に行った時と同じように
ESPランプが点灯してスムーズに走らない。やはり、一度、止めるとこの路面だとスタッドレスでも滑るようだ。
スキー場までの道は登り坂でESPランプを点灯させながら走る。滑りながら走っている感じだ。
小さいカーブでは
、外に膨らんで行くのが分かる。曲がった先に上からの対向車が来たらと思うとスピードは出せない。
初めての道なのでカーブの先が分からないので慎重になる。
後ろには地元の軽トラックがぴったりくっついている。が、慎重に運転する。
7時過ぎに上越国際スキー場に到着。
かなり早かったので、スキー場の方に近くのコンビニの場所を聞き、コンビニへ行き朝食を調達。
また、同じ道を走るが、やはり、一度走った道はカーブのイメージが分かるので気分的にも楽だ。
ただ、除雪車に追いついてしまった。
その後を走ると、カーブでなくても滑る。上手く滑らないところを探しながら走る。
9時半の受付開始で少し過ぎた時間に受付をすると既に受付を済ませている人がかなりいた。
イベントの内容は
・前半はパリ・ダカールラリーで日本人初めて総合優勝した篠塚健次郎氏の講演
・後半は目的の実技講習
駐車場にパイロンを立てて雪道の滑りを体感する
と言う内容だった。
前半の講演の前に篠塚さんのパリダカの色々なシーンの映像が流されていた。砂漠でのジャンプ、そして、前方への回転、横転など、その映像を見て、やはりパリダカのラリーは凄いと思った。
WRCのような短距離のラリーではあらかじめコースを走ることができる。ただ、ナビゲーターとの息が合わないと危険な場合もある。パリダカのような長距離のレースはあらかじめコースを走ることは無く、全て自分で判断しなくてはいけない。
だから、状況判断を誤ると危険だ。だから経験が大切だと篠塚さんは言っていた。
前半の45分の予定が少し押し気味に終わった。
いよいよ、外へ出て、実技講習。
雪は止んで太陽が出て陽射しがある所は暖かい。でも、やはり寒い。
ホワイトボードでコースの説明があって本番開始。人数は少なくてもプログラムが色々あるので、狭い駐車場でさばくのは難しい。
プログラムは、主催者が用意したラジアルタイヤ(サマータイヤ)の車で、急発進、急ブレーキの体験。次はスタッドレスタイヤの自分の車で同様に急発進と急ブレーキの体験。
そして、パイロンを使ったコースをインストラクターの方を乗せて2周。次に篠塚さんを乗せて2周する。
自分の順番は後の方だったの待ち時間がかなりあった(雪の状態がどんどん悪くなる)。
ラジアルタイヤでの急ブレーキは意外にもよく止まった。雪が太陽の光と既に何台も走ったのでシャーベット状態を更に水を含んだような感じになっていたので、止まったのだと思う。
ただ、こういう場所でなく、同じ状況で公道だとしたら、反射的にかけてしまう以外、急ブレーキは絶対かけないだろう。何しろ一応路面は雪だ。
パイロンを使ったコースでは、説明でスピンしてもこの会場では大丈夫なので、どんどん普段できないことを体験して欲しいと話があったので、それだけが頭に入って車を振り回してしまった。
コースは雪のコブが出来ており、とシャーベット状態が進んでいて滑る。他の人の運転を見ているとかなりゆっくり運転している感じだったが、いざ自分で走ると客観的にどうなのか見れないのが残念だ。
メガーヌRSはフロントがコブで滑ることも、リヤが流されるような感じもあったが、ステアリングをグルグル回して、ガンガン走ったが、
スピンもせずに走り切ってしまった。
まったく
リポートにならないが、車の話をしながら、夢中でステアリングを回して走って、あっという間に終わってしまった。
篠塚さんが同乗した時もフランス車の話をしながら終わってしまった。
走っている最中は、意識しないでクロスハンドルでロックツーロックまで回していた。なので車を振り回していたのだと思う。
もっとスムーズに走れば良かったのかと思うが、めったにできない事なので楽しく走ってきた。
ESPランプは見る余裕が無かったのか、点かなかったのか分からない。
来年は、もう少し、本格的に車の挙動を感じられるイベントに参加したい(女神湖のようなところ)。
インストラクター氏はメガーヌRSの事をよく知っているようで、キャリパーはブレンボでローターはスリット入りで凄いね。シートベルトもおしゃれな色でいいね。車のことを褒めてくれた。
自分の事でもないが、
自分の選んだ車を褒められるは嬉しいものだ。
篠塚さんのデモ走行は派手なものだった。
63歳と言うことで、自分より少し年上だが、講演もし、デモ走行もし、15台の同乗もこなす元気だった。
イベントが1時前に終わって、さて、帰りはどうしようかと走りだす。
路面には雪はない。舗装が見えている。両脇の雪の壁がなければ豪雪地帯だと分からない。
塩沢石打から関越道に入ると夕方の通勤割引が効く前に高速を降りることになるので、に久しぶりの日帰り温泉に寄ることにした。帰り道にある「石打ユングパルナス」へ行ってみる。
少し、高台にあるので露天風呂から景色も多少見えるらしいネットの情報だったが、露天風呂は寒いのでパス。同じく外にある薬草湯には少し入ってみたが寒いのですぐに退散した。
外には、釜風呂(塩サウナ)の、中にはムシロのようなゴザが敷かれてあり、木の枕があった。横になっていいらしい。先客、1名は立って運動をしていた。
枕が6つあったので、寝ると6名で満員になってしまう。
この釜風呂で少し横(塩は塗らずに)になってみた。
夜中、出発したので、この低温は気持ちがいい。10分もしないうちに汗が出てくる。寝ているので汗が耳に入ってくる。塩が敷物についているせいなのか、よく汗がでる。
「石打ユングパルナス」を出る時は雪が降っていた。変わりやすい天気だ。
R17を上って、月夜野から関越道に入り、17時過ぎに所沢で降りる。
通勤渋滞の時間だ。ここで燃費が悪くなった。
433Kmを走って、9.1L/100だった。約11Km/L。満タンで出たので給油なしで帰宅した。
参加費は無料なので、高速の往復5000円と900円の入浴料が食費以外の主な出費。
お財布にやさしいストレス解消(と雪道体験の)イベントだった。