皆様、GWはどこかにおでかけされましたでしょうか?
私は当初予定もなくダラダラと過ごす予定でしたが、急遽海鮮でも食べに行くかということで、上信越方面に旅行してきました。
今回は本当に予定も立てずにぶらり旅をしてきましたので、終わってみれば行程的に無駄で可笑しなルートになってしまいましたが、いつものごとく備忘録として書き綴っていきます。
4月29日(祝月)から1週間のお休みをいただきまして、初日の午前中にカロツーのオイル交換に行き、お店のスタッフと連休をどう過ごすみたいな会話の中で、ふいに冒頭で書いたように海鮮でも食べに日本海側にでも行きたいね…なんて話しちゃったものですから、オイル交換が終わり家に戻ったら着替えを3~4泊分持って行先不明の旅に出かけておりました。
当初、富山県くらいで海鮮食べて…くらいを予定しており、東海北陸自動車道を北上しておりましたが、自身が新潟県に一度も訪れたことがないことを思い出し、途中から富山を止めて新潟に向かうことにしました。
新潟を最初から目指すのであれば中央自動車道のほうが良かったと思いますが、一旦富山入りからの北陸自動車道を走りながら立山連峰を眺めながら新潟へ北上するのも悪くないなと思いましたね。
富山から新潟に入り、糸魚川市に入ったら「フォッサマグナミュージアム」という気になる看板を発見。
調べると「フォッサマグナ」とはラテン語で「大きな溝」という意味らしく、太古の昔日本が今の形になる前に、新潟(糸魚川)から静岡にかけてちょうどU字の溝のように西と東に大地が分かれ、海になっており、地殻変動や海底火山などの影響で陸地として埋め立てられ、繋がったと考えられたようです。
鉱石の翡翠(ヒスイ)も糸魚川では有名ですし、地理の勉強がてら寄り道をしました。
化石も多く出土されており、発掘体験コーナーもありましたね。
フォッサマグナミュージアムを出発すると日も暮れだしたので本日の車中泊場所を探していると、ここから上越市の間に温泉付きの道の駅「うみてらす名立」がありましたのでこちらに向かいます。
途中で「シーサイド磯貝」という地元の海鮮レストランがありましたので夕飯がてら入店し、海鮮丼を頂きました。
海鮮丼に舌鼓を打った後は、うみてらす名立に到着し、併設の温泉に入り車中泊をしました。
キャンピングカーなど他にも車中泊されている方も多くいましたが、マナーも良くぐっすり眠れることができました。
本日まず向かう先は上杉謙信ゆかりの地である春日山城や林泉寺山門に向かいます。
春日山城址後の麓には春日山神社や上杉謙信像があり、神社にお参りした後はぶらりと城址を散策。
本丸跡や毘沙門堂などを見学した後は車に戻り、近くの林泉寺山門に立ち寄り。
本日は新潟市のホテルを予約し、市内の居酒屋で地のモノと日本酒で一杯頂きたかったので、さらに新潟県を北上します。
途中で「魚のアメ横」とよばれる、寺泊の市場に立ち寄り、昼食を頂きました。
岩牡蠣はクリーミーで味も濃く、美味でしたね。
道中では燕三条の道の駅でお土産を買いつつ、弥彦神社にも立ち寄りしました。
弥彦神社は「おやひこさま」で慕われています天香山命(あめのがごやまのみこと)を御祭神とする神社で、越後開拓の祖神ですね。
※天香山命は天照大御神のひ孫にあたる
弥彦神社にてお参りと御朱印を頂いた後は本日のお宿がある新潟市内を目指します。
夕方ホテルにチェックインし、早速居酒屋に向かいます。
いつもならば生ビールからと言いたいところですが、せっかくの米どころの県である新潟に来ていますので、新潟の日本酒を一杯目から頂きます。
一杯目はお通しと串焼きと一緒に「久保田」を徳利で。
飲みやすくキレと少し酸味も感じる日本酒です。
海鮮もいただこうと刺し盛りのハーフを頼みましたが、ハーフサイズとは思えない量がでてきまして、すかさず2杯目に「八海山」を注文。
端麗ですっきりとした味わいのこのお酒は新鮮な海鮮のおともに最適ですね。
ただ、如何せん刺し盛りの量が予想外で、梅キュウとモツ煮も頼んでしまったので、2杯目の徳利も空に。
酔いも回ってきましたので最後となる3杯目は「麒麟山」を注文し、料理も平らげました。
ホテルに戻り、シャワーを浴びてベッドにダイブしましたら酒の力でそのまま寝落ちしちゃいましたね。
翌朝目覚めると既に7時過ぎとなっており、朝食付きを頼んでいましたので、ホテルで朝食を頂き、部屋で今日以降の予定を考えます。
新潟で行きたいところが見つからなかったので、さらに北上して山形に入るか、東に向かい福島を目指すか、帰るかの三択で迷いましたが、せっかくここまで来たのであればということでさらに北を目指し、山形県に向かうことにします。
立石寺の山寺が気になっていましたので一先ずこちらに向かいます。
約3時間の行程ですね。
到着したころには既に昼頃になっておりまして、駐車場に車を停め、1000段ある階段を上っていきます。
世間ではGW挟みの平日でしたが、結構参拝者もおられましたね。
1000段の階段は確かに楽ではありませんでしたが、整備されていましたので前に行った岡山県の備中松山城の方が大変だったと思います。
奥の院で参拝し、また1000段の階段を下りていきます。
お土産屋で数点買い物し、車に戻り山形県を南下します。
蔵王に立ち寄るか迷いましたが、宿が取れなかったのとあわせて冬に一度スキーで訪れていましたので今回はスルーし、米沢に向かいます。
上杉謙信つながりで上杉神社を参拝。
上杉神社ではお祭りが開催されていてケータリングの出店が数多く出展していました。
神社で参拝した後は、近くのお店でお土産と少し早めの夕食として米沢牛を頂きました。
日も暮れ始めたので本日のお宿とお風呂を探します。
2日後に用事が入っていましたので明日中に帰る予定でしたので、そのまま高速乗って、SAでシャワーでもよかったですが、少し南下したら福島県に入るので、本日福島県で車中泊をして明日少し福島観光をした後、のんびりと家に帰ることにします。
とりあえず福島県入りし、温泉が併設されている道の駅喜多の郷に向かいます。
こちらの道の駅にある温泉施設は夕方17時を越えると300円で入泉することができまして、リーズナブルに温泉を楽しむことが出来ました。
すっかり日も暮れたので、長時間の長旅から20時頃には寝付いてしまいました。
(夜中にトイレに起きてしまいましたが)
翌朝、朝食をどうするか迷っていたところ喜多方ラーメンは朝からやっていたな…ということを思い出し、朝ラーメンにします。
(朝早くからやっているのに夕方で店を閉めてしまうラーメン屋が多いので夜に喜多方ラーメンを食べるのは至難の業とか)
ラーメンを食べた後は、今回の旅では最後になる会津若松城に向かいます。
会津若松城は俗称「鶴ヶ城」とも呼ばれ、時代と共に城主も移り変わっていますが、今回の旅でも立ち寄った「上杉家」のゆかりの城でもあります。
上杉謙信の養子となった上杉景勝は豊臣家五大老ともいわれ、ここ会津若松城の城主でもありました。
また、幕末好きの私からすれば、上杉景勝もさることながら、江戸時代の松平容保の方がここ会津若松城の城主のイメージです。
まぁ戊辰戦争の一つの会津若松籠城戦や、新選組ともつながりが深い京都守護職だったイメージが強いだけだと思いますが。
会津若松城を観光し終えたら帰路に向かいます。
東北自動車道から圏央道、新東名を使って約6時間強かけて帰ってきました。
完全に予定のない旅でしたし、用事の都合上3泊しかできなかったので、後から帰ってきてあそこによればよかったとか、色々無駄が多い旅行になってしまいましたが、当初の目的である美味しい海鮮(とお酒)を食べれたことに満足しております。
この後は季節柄、車中泊旅からキャンプに変更となると思いますが、まだまだカローラツーリングと共に日本を駆け巡れそうですね。
(4年で65000㎞を走破しておりますので2回目の車検では10万㎞弱まで距離が伸びそうです)