どうも皆さんこんにちは。
年末年始に山陰地方を車中泊ぶらり旅しましたが、諸々の理由により岡山県をすっとばして戻ってきましたので、先日連休が取得できたのとあわせて改めて岡山県を観光してきました。
2月のある週末の金曜日、仕事から帰宅した後、21時ごろ準備を完了して出発します。
本日目指すのは山陽自動車道の吉備SAです。
予定ではこちらで仮眠をとって、翌日朝から岡山観光ができるようにしたいと思います。
いつものごとく、伊勢湾岸から新名神(名神)を通って関西入りするのですが、京都を通過していた際に、中国自動車道の宝塚で事故通行止めの案内がありましたので、高槻から神戸まで新しくできた新名神にルートを変更して向かいます。
途中で眠くなったら吉備まで無理せずに手前のSAで仮眠しようと思っていましたが、無事に0時半頃に到着。
車内をいつものごとく車中泊仕様にしていましたので、後席に移動し、そのまま就寝しました
翌日7時過ぎに起床。
吉備SAにはベーカリーMomoというパン屋さんがありまして、こちらで総菜パンを数点購入。
焼きたてパンとコーヒーをSAで頂き、最初の目的地である備中松山城に向かいます。
備中松山城は日本で現存の天守が存在する唯一の「山城」です。
冬の時期(とくに11~12月頃)は条件がそろえば雲海に浮かぶ城としても有名ですね。
臥牛山の山頂にあるこの城は、平日であれば8合目にあるふいご峠駐車場まで車であがれますが、ここの駐車場の駐車スペースが少なく、土日は5合目にある駐車場に停めて登山するか、有料シャトルバスで8合目まで送迎してもらうかになります。
5合目の駐車場に到着したのが8時半すぎ。
15分間隔でシャトルバスが運行しているそうで、「バスを使わなくてもここから徒歩なら往復3時間程度だよ」とバスを管理しているおじさんにいわれ、流石に運動不足おじさんの私は迷いもなく往復500円を支払い8合目まで連れて行っていただきました。
まだ早めの時間でもありましたので、バスに乗ったのが私と初老夫婦の2組のみ。
6~7分で8合目のふいご峠駐車場に到着し、そこからは城までは遊歩道を歩きます。
遊歩道といっても一部整地してある登山路ですがね。
一緒にバスにのった初老夫婦が9合目くらいで「辛いわ~」なんて言っておられましたので、はげましながら登頂しましたが、山頂(城)に到着したら私も流石に日頃の運動不足からか、息が上がってしまいました。
山頂にそびえる備中松山城は眼下の高梁市を一望でき、城内はそんなに広くありませんが、様々な資料がありました。
備中松山城を堪能しましたら、シャトルバス停車場の8合目駐車場まで降りていきます。
降りていく途中に、これから城に向かう方々に挨拶をかわしつつ登りの半分くらいの時間で駐車場に到着し、シャトルバスにのって5合目まで降りてきました。
結構のんびりと観光していましたので、2時間近くかかり少し予定が押してしまいましたが、次の目的地に向かいます。
次に向かうは倉敷市の美観地区。
古き街並みを残す「伝統的建造物群保存地区」ですね。
土曜日で天気も良好ということで、どこを歩いても人・人・人…。
倉敷はジーンズの町としても有名ですし、古き街並みを歩きつつ色々なお店に立ち寄りましたが、途中で人の多さに疲れてしまい、全域をまわることはしませんでしたが美しき景観が残る美観地区を堪能しました。
ここでお腹も空いてきましたので、岡山B級グルメでも食べに行きます。
岡山のB級グルメである「えびめし」ですが、本格的なお店で食べたことなかったので、「えびめしや」に向かいます。
「えびめしや」は確か岡山県に3~4店舗ほど店を出されていたと思いますが、倉敷市にもお店があるようで、向かうとお昼もとうに過ぎているのに結構お客様が入られていました。
少し待って店内に案内され、えびめし&チキンカツプレートを注文。
ぷりぷりの海老が入ったソース味のピラフといったら語弊があるかもしれませんが、コクもあり何とも言えないお味ですね。(表現が難しいですが嫌いじゃない、というかむしろ好きな味)
えびめしを担当した後はホテルのチェックイン時間も過ぎていましたので本日のお宿の岡山シティホテル桑田町に向かいます。
こちらのホテルは駅近なのに駐車場代が無料でしたので、予約しました。
チェックインをして少し部屋でゆっくりしていましたらそのまま寝てしまっており、気が付いたら既に19時を越えていました。
近くの居酒屋で酒でも頂くか…とホテル周辺でお店を探していたところ、気になるラーメン屋を発見。
ネットで調べると結構有名店で全国放送のTV番組やラーメンYouTuberの「SUSURU TV」でも紹介されたことがあるお店とのことですので、こちらの「ぼっけゑラーメン」さんに決定。
※こちらは味だけでなく店主の湯切りパフォーマンスや掛け声も有名みたい…
ホテルから徒歩5分以内に到着。
まずはビールとから揚げを注文。
キムチも無料で食べ放題とのことで優秀なおつまみでビールも進みます。
ビールをおかわりした際にぼっけゑラーメンも注文。
豚骨と鶏ガラがベースの醤油ラーメンではあるみたいですが、かえしが醤油・味噌・魚介と選べることが出来るみたい。
自分はオーソドックスの醤油ベースのぼっけゑラーメンに決定。
豚骨醤油ラーメンに近いですが、店主の掛け声である「キムチ、ニンニク入れて~」といわれたのでそちらをラーメンに入れるとまた違った感じのスタミナラーメンに変化しましたね。
お客さんも仕事帰りのサラリーマンや家族連れの小さなお子様とかもいましたので、人気もあり自分のような観光客も来つつ、地元に愛されている老舗のラーメン屋という感じでいいですね。
お値段もリーズナブルでしたので、地元に合ったら通いそうなお店でした。
お腹も満たし、程よく酔っぱらってきたのでホテルに戻ります。
シャワーを浴びてベッドでゴロゴロとネットサーフィンしていましたらそのまま就寝していました。
翌朝、ホテルで朝食バイキングをいただき、チェックアウト。
まずは近くの岡山城に向かいます。
岡山城は戦国時代の宇喜多秀家を経て、関ヶ原の戦いで重要な勝敗の鍵を握った小早川秀秋が入城、江戸時代には池田光政・綱政が城主を務めましたね。
別名、烏城とも呼ばれ黒漆塗の外壁は隣県の兵庫にある姫路城(白鷺城)と対比されることもあるとか。
岡山城の隣には日本三名園の一つである後楽園もありますので、セットで観光される方も多いですね。
(庭園はあまり興味ないので私はあえて入園せず川沿いをウォーキングしていました)
岡山城を後にして、次に向かうは(三備一宮)吉備津神社。
吉備津神社は御神体を吉備中山(神体山)とし、主祭神を大吉備津彦命としています。
本殿(拝殿)は国宝に指定され、大きさは出雲大社や八坂神社と並ぶくらい立派なお社です。
またこの神社は長い回廊も有名。
本殿にて参拝し、回廊を散策した後に御朱印を社務所で頂きました。
本日中に家に帰る必要がある為、これにて岡山観光は終了。
4時間ちょっとかけて愛知県まで戻ってきました。
年末年始の山陰旅行で行けなかった岡山県ですが、十分に堪能することが出来ました。
西日本は結構旅を進めることができましたので今後は東日本も検討したいですね。
特に東北は仕事で宮城(仙台)に、学生時代にスキーで山形(蔵王)に行ったくらいですので。
(北海道は函館や小樽、富良野はツアー旅行で行ったくらいですので車で上陸してみたいですね)
今回の岡山旅行で思いましたが、長期連休にて駆け足で回るのも良いですが、1県をじっくり回るのもいいですね。
どうしても遠くへ行くので色んなところを回ってみたいと妥協してパスする場所や、1つの観光場所の滞在時間が少なくなったりしてしまいますが、温泉地などはもう少しゆっくりしても良いかもしれません。
まぁ私の旅のコンセプトが基本、行き当たりばっ旅(たり)ですので、そのバランスが難しいところではありますが。
それでは最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
次はどのようなブログになるかわかりませんが、アップしましたらフラッと見に来てくださいな。
でわでわ。