イトケン(G)のブログ一覧

　LINEというアプリを使っている。メールよりも気軽に用件を伝えることができるので、重宝している。しかし最近、ここに見知らぬ人からチャットが飛んでくるようになった。

　「新しくLINEに登録したら、なぜかオレの名前が出てきたので、せっかくだから友だちになりたい」という内容。そして、ほどなく「LINEが不安定だから、ここにアクセスして」と怪しげなアドレスを提示してくる。あまりに立て続けに、こんな事が続くので、相手をしてみました。

　「これもせっかくのチャンスなので、お友達になってくださーい。私はカフェで働いてまーす。何をしている人なんですか～」

　～ちびでデブでハゲなおじさんで～す。

　「お返事ありがとう～。なんかLINE調子悪くって、すぐ固まっちゃってすぐにメッセージ見れない。ここなら安定してるから、アクセスしてみて。(怪しげURL)。寝落ちするまで待ってま～す」

　～別に急いで連絡取らなきゃいけない用事はないので、用があればLINEでお願いしま～す。

　「おはよ。ホントに寝落ちしちゃってた。今から出勤でーす。やっぱりLINE不安定なので、ここにメッセージ残してくださ～い。(怪しげURL)」

　～えっと、ボクには君への用はないので、用があればLINEでお願いしまーす。

　でも、どういうところへ誘導されるか興味があったので、アクセスしてみた。すると、ご覧のようなLINEが提供しているサービスのかような無料チャット。実は、このサイト自体が、最初からニセモノ。LINEとは全く関係ないのですね。これ、よく出来てるでしょ。

　開いている部屋の中に、オレに誘いをかけてきた茜ちゃんがいる。

　茜ちゃんの部屋に入る前に、他にも開いている部屋があるので、まずはそっちをクリックしてみる。

　と、あれ？アクセスできない。これはただの画像だ。別の部屋も同様に入室可能の表示になっているのに、アクセスできない。ははぁーん。これは、茜ちゃんの部屋にしかアクセスできないようになっているんだな。そういうことなら、入ってやろう。

　と、こんなページが表示された。

　チャットを利用したしたければ登録しろと。これが狙いだったのですね。
　ご丁寧に、迷惑メールの解除の仕方から解説してある。

　解除してから、登録してくれと。

　ここまで確認して、茜ちゃんにチャットを飛ばした。

　～どうしてもこのURLに誘導したいみたいですね。

　～これ、法外な料金をふんだくるサクラサイトへのお誘いでしょ。新手の出会い系サイト詐欺でしょ。おたくら、詐欺集団でしょ～。

　～えっと、今、IPの照会かけてま～す。
　Domain Name: LP-LINE.BIZ
　Domain ID: D55706666-BIZ
　Sponsoring Registrar: GMO INTERNET, INC. D/B/A ONAMAE.COM
　Sponsoring Registrar IANA ID: 49
　Registrar URL (registration services): whois discount-domain.com
　Domain Status: ok
　(以下省略)

　～これは、レンタルサーバーで取ったドメインですね。使っているサーバーは大阪の○○.COMさん。ここまでわかれば、あとは警察に通報するだけです。

　～悪いけど、おたくたち、つぶしますね。最後に何か言ってくださいよ～。ここまで相手してあげたんですから。メッセージ待ってま～す。

　～と思ったんですけど、めんどくさいから、もういいで～す。

　～つぶれてしまえっ。

　と、ここまで書いたら、チャットごと消えた。

　あーっ、ちくしょー、チャット画面のスクリーンショット、撮ってないよー。あーん。ブログ用に全部のやり取りを撮っておきたかったのですが、逃げられました。あーん、もう一度、来てくれないかなぁ、詐欺師の人。もう来ないだろうなぁ、残念。

　台風には名前が付いている。今回猛威をふるった台風は、マンニィという名前だった。コンチクショー、名前からして憎たらしいじゃないか。

　台風の名前ってのは、以前は、アメリカ人がアメリカの人名っぽいのを付けていたらしい。しかし、ある時、世界気象機関(WMO)の台風委員会で、「何で、台風にまでアメリカ人がアメリカの名前を付けるのよ。どこまででしゃばりなのよ、アメリカは。アジア地域の台風にはアジアっぽい名前を付けようよ」と言う話になった。

　で、アジアを中心とした14ヶ国で名前を出し合って、台風の名前リストを作った。一カ国につき10の名前を出したので、全部で140個の名前のリストになった。リストに従って順に台風に名前を割り当てていくのだ。そして面白いのが、このリストは使いまわすということ。最後まで使い切ったら、また、最初に戻る。2000年から運用が始まっていて、今、3順目なのだそうだ。

　もちろん、我が日本が提案した名前も、リストに含まれている。日本が提供した名前はと言うと、トカゲ、コンパス、テンビン、ワシ、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ。これ、星座の名前なんだそうで。

　あーあ。またこれ、つまらないことやっちゃった。他国が出した名前は、生き物の名前や人名、地名、神の名など、いずれもそれなりに存在感のある名前だ。それに引き換え、日本の名前の安易さときたら、どうよ。

　大型で強い勢力の台風ヤギが、とか言われても。

　父さん、今夜あたりヤギが来るってよ。
　何が来るって？
　ヤギ。
　ヤギが、何しに来んのよ。

　台風は、場合によっては人命にかかわる甚大な被害をもたらす。しかしながら、ウサギだとかコップだとか、そんな変な名前で呼んだら、危機感が薄れてしまう恐れがあると、そんな理由かどうかは知りませんが、せっかくみんなで台風の名前を考えたのに、日本では台風を名前で呼ぶことはしていない。台風情報に、コソッと申し訳程度に表記してあるが、公式にはその年に発生した順番の号数で呼ぶことを継続している。

　ったく。一言オレに相談してくれたら、いい名前を考えたのに。もう、気象庁の偉い人とかの、デブっ。ちなみにオレに命名させてくれたら、付けた名前は以下の通り。

　鬼、やまんば、口裂け女、ぬらりひょん、トイレの花子さん、コックリさん。

　あと、趣を変えて、アメリカ軍とか、新型ウィルスとか。

　いずれもインパクト抜群で、メッチャ怖い。

　～今夜半に、アメリカ軍は房総半島に上陸する予定です～

　今回の台風も、特別警報が出ているのにもかかわらず、逃げなかった人がたくさんいたらしい。台風を怖い名前にすることで、危機意識を煽って注意喚起を促すことができるんじゃないか、被害が減るんじゃないかと、割りとホンキで思っている。

　子どもの頃、道路を渡るときは手を挙げて、「みぎ見て、ひだり見て、もう一度みぎ見てわたりましょう」と教えられた。最後の「もう一度みぎ見て」のところは、「ひだりを見ている間に、みぎからクルマが来るかもしれないので、もう一度みぎを見ましょうね」とのことだったが、これが納得できなかった。

　もう一回、みぎ見ている間に、ひだりからクルマが来るかもしれないじゃないか。

　さらにもう一回、ひだり見たほうがいいんじゃね？あ、でも、そしたら、その間にみぎから来るかもしれないから、さらにさらにもう一回、みぎ見たほうがいいんじゃね？

　しかし、そんなことをやっていたら永遠に道路が渡れない。だから、適当なところで切り上げて「みぎ、ひだり、みぎ」としたのだと思っていた。大人ってのは、そうやって適当なところで割り切って物事を決めるのだと、子ども心ながらに大人のずるさを垣間見たつもりになっていた。

　つまり、完全な安全確認はないのだと。

　ひだり方向の安全確認がしっかり確認できていない状態で、見切り発進するしかないのだと思っていた。だから、子どもの頃のオレは、道路を渡るときはいつもビクビクしていた。

　しかし、この間、オレはハッと気が付いた。なぜ「みぎ、ひだり、みぎ」なのかと言えば、道路交通法だ。日本では車両は左側通行だから、道路横断時に最初はみぎからクルマが来る車線を横切り、その後ひだりからクルマが来る車線を横切ることになるのだ。

　あのさ、そう言うことは、最初から、ちゃんとそう教えてくれよ。こんなことは、子どもだってきちんと説明すれば理解できる内容だ。オレ、子どもの頃、無駄にビクビクしていたじゃないですか。

　ってかね、なんでもそう。子どもだからって、説明を省略したりウソついたりするの、良くないと思うよ。説明する前から、子どもが理解できるかできないかってのを勝手に大人が決めたらダメ。大人はちゃんと正しいことを正確に子どもに教えなきゃ。

　え、？なぜ「みぎ、ひだり、みぎ」か、っての、皆さん、最初から知ってるんですか？

　知らなかったのはオレだけ？オレが理解してなかっただけっすか？

　え？ひょっとして、キスしたら子どもができるってのも、ウソですか？

　生えたっ。キノコが生えたぁっ!!
　(アルプスの少女ハイジ、「クララが立った～」風に)

　ある日目覚めたら、庭にこんなに立派なキノコが生えていました。写真でサイズ分かりますかね、大きいんすよ。傘の部分は手のひらよりも大きい。あーん、大きくてかたーいっ。

　調べてみたら、「キヌカサシロタケ」という高級キノコだということが分かった。フワフワと柔らかい食感の奥にコリコリとした歯ごたえの部分があり、香りが豊か。土瓶蒸しやてんぷらで食べると絶品とのこと。

　栽培が難しくて天然モノが時々採れるだけなので、市場にはほとんど出回らない。地方の農協などで、時々、山で採取したものが売られることがあるらしいのだけれども、一本1万円もの値が付くこともあるそうだ。

　ひょーい。これは、大変だっ。

　実はこれ、最初は3本生えていたんですよ。でも、数日放置していたら、2本が、傘の部分が丸まって、柄の部分も萎びてしまって、地面にクターとなってしまった。こうなってしまうと商品価値はない。2万円もの大損だ。

　最後の1本だけは無駄にしてなるものか。

　残った1本を丁寧に採取して、シュレッダーの紙屑を敷き詰めた箱に入れて農協に持って行った。しかし、窓口のオネェさんが、組合員じゃないと農産物の持ち込みはできないだとか、契約がどうとか、産直販売の日に持って来いだとか、ゴチャゴチャ言いやがる。

　バカヤロー、めったにお目に掛かれない高級キノコだぞ。

　しかも、そのオネェさん「そこまで言うなら、見るだけなら見ますけど」と上から目線で言いやがる。

　バカヤロー。「見せてください」でしょうが。「イトケンさんの大きくてかたいキノコを見せてください」でしょうが。なんなら、「キノコ触らせてください」じゃないんですか。

　と、まぁ勢いよく書き綴りましたが、このテキスト、途中からウソです。フィクションです。どこからウソかというと「かたーい」のあたりから。ええ、そうです。庭先によく分からないキノコが生えたと、まぁ、それだけの話です。

　こちらの記事、まずは心からお見舞い申し上げます。もう本当に気の毒。できることなら同行して、関係者を全員正座させて、スリッパで頭をたたきながら説教したい。(小一時間ぐらい)

　こちらのブログを呼んでいると、クルマ選びで最も重要なことはディーラー選びなのだと思う。(まぁ、一般的によく言われていることですけれども)　クルマは買ってからのメンテナンスや修理などが必要な道具。大切なクルマを任せることができる店かどうかの見極めも、クルマを選ぶことと同じぐらい大切なことっすね。

　オレ、皆さんもご存じのとおり、本当にクルマ好きなものですから、けっこう頻繁に色んなディーラーに足を運ぶ。けど正直、購入予定もないのに、付き合いのないディーラーには行きにくい。ほら、オレってば、引っ込み思案って言うか、人見知りするって言うか、シャイじゃないですか。だから、知らないディーラーの扉を開けるのには、いつもとても勇気が要るのです。

　その心細さを分かり易く例えると、女性専用車両に間違って乗ってしまって、気が付いた時には扉が閉まっていて、次の駅まで冷たい視線を浴びながら身動きできないっていう、あの感じ。

　そんな心細い状態で足を踏み入れると、ディーラーの良し悪しがよく分かるのです。オレみたいな買わない客も居心地が悪くならないような、営業マンの対応と、店の雰囲気づくり。誠実で丁寧に、そして適度な距離感を持って接するってのが大事です。

　そして、クルマ好きの営業マンなら最高です。はい、ここ重要。

　クルマ好きって、クルマの話しだすと目がキラキラしてくるんですね。こういうキラキラした営業マンからなら、クルマを買っても大丈夫。クルマ好きって、クルマを大切にしている人の気持ちが分かるので、クルマを丁寧に扱ってくれるし、プロならではのゆきとどいたサポートをしてくれる。

　意外とクルマ好きじゃないディーラーマンって多いんですよ。クルマ好きじゃないディーラーマンって、やっぱりクルマの知識も絶対に乏しい。もちろんきちんと販売マニュアルやサポートマニュアルに従って仕事していると思うんですけれどもね。けれども、クルマが好きな人との差はどうしても出てくる。

　オドオドしながら入ったディーラーで、素敵な営業マンと出会えると、とても幸せな気持ちになる。そんな風に仲良くなった営業マンが、一度も買ったことのないオレに、半年とか一年とか、忘れたころにポッと電話をくれて、オレが興味があるであろうクルマの発表会や試乗会のお知らせをしてくれると、うれしくなっちゃうね。

　そして、うれしくなってしまって、つい買ってしまう。(もちろん、クルマが良ければですが)

　まぁ、結局、買っちゃうんですけどね。

　クルマを買うつもりでディーラーに行くと、クルマの事ばかりに気を取られてしまって、ディーラーの事が見えなくなってしまう。だから、買う気がない時にあちこちディーラーに行くことが、良いディーラーを見つけるコツかもしれません。

　ただ、今回の事例、もともと付き合いのあったディーラーのようでして、二重にお気の毒。