• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

イトケン(G)のブログ一覧

2013年12月27日 イイね!

ONN2013 カーオブザイヤー の総評

ONN2013 カーオブザイヤー の総評 ONNカーオブザイヤーのために集めておいた数値化した試乗記録を、眺めて分かったことがある。結局、良いクルマってのは高いんだよ。BMW・523dは乗りだし700万円もするクルマだ。

 700万円なんてね、フォルクスワーゲン・ゴルフハイラインとフィアット・500Sの二台を買ってもおつりがくるんだぜ。もうね、バカかと思うぐらいの高額なわけですよ。そりゃ、良くて当たり前。これでよくなかったら、ぶっ飛ばすぞ。

 インプレは後日詳しく書くけれども、BMW・523dはまぁホント、良いクルマですわ。

 コックピットの中の隅から隅まで、ため息が出るほどのプレミアム感満載。エンジンも力がモリモリあって、超気持ちいがイイ。室内じゃ、ディーゼルなんて言われても信じられないほどの、質の良いエンジン音。んで、燃費も良くて、燃料も安い。ハンドリングなんてね、タイヤが路面をわしづかみにしているかのような、グリップ感と、ダイレクト感ですわ。剛性感もたっぷりで。極め付けが、4WSでっせ。四輪操舵ですわ。スパスパ曲がるの。いすゞ・ジェミニ・イルムシャーを彷彿とするステアリング性能です。おまけにカッコいい。

 もう一回言いますが、ムチャクチャ良い。

 もうね、良すぎて腹が立ってきた。何に腹が立つかって言えば、BMW・320iですわ。320iだって、乗りだし500万円超の高級車ですよ。おいそれとは手が出ませんわ。そんな高額商品なのに、内容は全然見合っていない。523dのようなすばらしいクルマを作れるのに、なんで320iはあの程度のクルマになっちゃうのか。

 前回、次期愛車候補とか見栄を張ったけれども、見積金額をみてイヤになりました。追い金で、300万円超の金額を積むことを考えたら、ゴルフを増車したほうがずっとマシ。

 もう、BMWのデブっ。

 あとね。レクサス・IS300h。これも、まぁ良いクルマですわ。BMW・523dとは対照的なクルマで、まぁ、なめらかでスムースで、キレが良くて。オレがいつも絶賛している先代アテンザを彷彿とさせるクルマでした。にしても、500万円超は高すぎる。BMW・523dとは違って、あちこちにトヨタ流のコストダウンの跡が見受けられるし。

 トヨタにしろBMWにしろ、結局、不当とも思えるほどの金額を払わなきゃ、こういう素晴らしいクルマに乗れないってのが腹が立つ。

 それを思うとね、メルセデスとかフォルクスワーゲンってメーカーは、良いメーカーだわ。今回、評価を数値化するとトヨタとBMWに負けたけれども、これらのクルマの半額程度のプライスタグで、内容的には肉薄しているクルマをラインナップしているのです。

 そして、スズキやマツダはスゴイメーカーだわ。スイフトなんて、そのゴルフの半額で、走りは遜色ないんだから。後日レポートしますがアクセラもよかった。ゴルフ5ぐらい良かった。

 という訳で、クルマを買うならスイフトが良いですよという、結局そう言う結論。あーあ、なんのこっちゃ。
Posted at 2013/12/27 23:36:47 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2013年12月27日 イイね!

ONN2013 カーオブザイヤー

ONN2013 カーオブザイヤー お待たせしました。今年のカーオブザイヤーの発表です。

 え?もう、COTYもRJCも出そろっているって?いやいや、毎年恒例のONN(オレが今年乗った中で)一番良かったクルマ、という極めて独りよがりなカーオブザイヤーです。

 なので、必ずしも今年発売になったクルマばかりではありませんし、昨年ノミネートされていても、今年の選考に入っているクルマもあります。 選考に当たっては、7項目について評価をしています。選考項目は次の通りです。

一、加速フィーリング
 絶対的な加速性能でなく、加速の気持ちよさ、楽しさを中心に評価します。
二、ハンドリング
 ハンドリングのキレ、安定感や安心感も含め、曲がることの気持ちよさを評価します。
三、乗り味
 乗り心地、安定感、軽快感、質感、クルマとの一体感も含めての乗り味がどうか。
四、静粛性
 静かかどうか。聞こえてくる音が心地よいか。
五、プレジャー
 ズバリ、運転していて楽しいかどうかです。
六、居心地
 シートのかけ心地、内装のデザイン、景色の見え方など、居心地の良さがどうか。
七、燃費
 ズバリ、実燃費性能です。

 それぞれの項目について10点満点で点採点をし、その合計点数でカーオブザイヤーを決定します。なお、クルマそのものの評価が狂ってしまうので、スタイリングについては評価しません。

 各項目について点数を付けている間は、どのクルマが最上位になるのかは、自分でもわかんないのよねぇ。採点する前はC-classか、フィアット500Sあたりになるんではないかと予測していましたが、結果は違いました。

 それでは発表です。今年のカーオブザイヤーは、同点で二車種あります。

 BMW 523d ツーリング


 レクサス IS 300h


 いずれも合計で70点満点中66点という高い得点でした。この二台については、まだレポートを書いていませんので、いずれきちんと報告したいと思います。素晴らしいクルマでした。

 メルセデス・C200ステーションワゴンは、加速フィール、ハンドリング、乗り味という走行に関する部分では、いずれも文句なしの10点満点でしたが、燃費性能での評価の低さが影響して65点の次点。

 フィアット500は静粛性の低い点数が影響し64点。

 同じく64点でメルセデス・CLA180。こちらは加速フィールの評価で及びませんでした。

 そして、同じく64点で、我が愛車MINI・Cooperも上位に位置しています。

 今年のCOTYカーオブザイヤーのフォルクスワーゲン・ゴルフ7は、ハイライン、トレンドラインとも、プレジャーの点数が低く、いずれも総合点数61点でした。

 完全に自分勝手な価値観で、点数付けて、こういう作業をやって喜んでいるってのが、まぁ、オタクだなぁと思うのだけれどもね。今年は、いろいろな人が声をかけてくれて、多くのクルマに乗ることができました。本当にありがとうございました。

 そして、こんな独りよがりの遊びにお付き合いいただきました、読者のみなさん。今年一年、本当にありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。(三回目)
Posted at 2013/12/27 14:33:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年12月25日 イイね!

純粋な話

純粋な話 某分析センターで面白いモノを見せてもらった。それが純水(超純水)である。純水ってのは、一切混じりっけのない水、ピュアなH2Oだけの水の事。生成するのにも手間暇がかかるし、あっという間に純粋な状態ではなくなってしまうので、滅多にお目にかかれるものではないらしい。

 わー、すげぇ、これ、メッチャ美味いんじゃないの?と思ったら、こいつは体に悪いらしい。

 通常、我々が口にする飲料水(水道水も含)は、鉄やマグネシウムなどのミネラル分を含んでいるのだが、完全な純水は浸透圧の関係から、体からミネラル分を奪うとのことで、コップ一杯飲んだら、確実にお腹を壊すとのこと。

 ピュアであればあるほど良い気がしていたが、そうではないのだね。

 ちょいと、哲学的ではないか。

 人もきっとそう。純粋なだけではダメなのだ。欲も煩悩も悪意もないって人は、おそらく世の中で普通の生活は出来ない。悪いことをするってのは問題外だが、誰もが心の中に欲望やねたみ、時に悪意を感じることもある。それを良識や常識、思いやりや優しさで包み込んで、人は人として成り立っているような気がする。

 クルマもそうかもしれない。走りも乗り心地も完璧なクルマってのは、案外、面白くないのだ。

 たとえば、ゴルフ7ハイライン(DCCパッケージ)は、クルマとして完璧に近かった。上品な乗り心地、重厚感のあるハンドリング、パワフルなエンジンとなめらかなトランスミッション、そして、上質な居住空間。どこをどう切り取っても完璧なクルマだったが、なぜかときめかなかった。フィアット500Sなんかは、欠点を上げたらきりがないが、楽しくて仕方がないクルマだった。

 何がクルマの楽しさに繋がっているのか、数値化された答えなんてものはないが、水で言うところのミネラル的な要素に左右されているのかもしれない。

 それからもう一つ。男性諸君、純粋な女性には注意しないといけないですよ。

 ほら、男ってば、ピュアな女性に弱いじゃないですか。

 スナックやキャバレーに、清楚で可愛くて、純真無垢な女性っている(らしい)じゃないですか。話をしても、超マジメで純粋で、夢なんかを追っていて。そんな健気な姿に、ついつい、応援したくなってしまう(らしい)じゃないですか。

 特に外国人系のパブとか。言葉がカタコトなだけで、純真で無垢な幼子のピュアさを感じてしまう(らしい)ね。だから、親心的な感情を抱いてしまってあれこれ世話を焼きたくなってしまう(らしい)。

 ここにも浸透圧の問題があるわけだね。お金とか、高額なモノとかをどんどん吸い取られてしまう。

 ま、でも、そんな危険な夜の世界の話は、ピュアなオレには関係のないことだけれどもね。
Posted at 2013/12/25 23:53:18 | コメント(8) | トラックバック(1) | 日記
2013年12月19日 イイね!

年末のご挨拶

年末のご挨拶 クルマって工業製品は、高級になればなるほど利益率も高くなる。メーカーとしては、高い利益を産むクルマをたくさん売りたいだろうし、それを買ってくれるお客の方を大事にしたいというのも分かる。ユーザーの方も高いお金を出すことで、満足度も上がるわけだから、そのマーケットの存在意義は否定しません。

 ただ、車格ごとのヒエラルキーを、あえて設けるというクルマづくりはどうなのかなぁと思う。トヨタなんかはそのあたりの作り分けが、上手だなぁと思う(褒めているわけではないよ)。上の価格帯のクルマの商品力を決して侵さない商品展開。「ほら、もう少しお金を出せば、ここが良くなりますよ」っていう、価格設定と展開が実に上手い。それぞれの価格帯ごとに、品質や装備の天井を設定して、その範囲内での作りこみをしていく。先日のBMW320iからも同様の意図を感じ取ってしまった。

 言葉を返せば、つまり、エントリーグレードのクルマづくりの手を抜いているのだ。料理に例えると、安い商品はあえて不味くするという手法。その気になったら、もっと良いものを同じ金額で作ることはできると思うのだ。クルマの基本構造なんて、1000万円のクルマも100万円のクルマも同じ。走りの質を決める部品について言えばごく限られているし、その部分の価格差は、車両価格の差ほど大きくない。

 さらに踏み込んで言うと、メーカーがお客をランク付けしているのだ。この程度のお客には、この程度の商品でいい、と。

 世の中すべてのメーカーがそう言うクルマづくりをしているのであれば、それがグローバルなルールとして通用するかもしれない。しかし、世の中を侮るなよ。ユーザーを侮るなよ。限られた条件の中で精いっぱい努力して、よりイイものを作ろうと頑張っているメーカーもあるのだ。そして、そんなメーカーが作ったすごく良いクルマもある。

 そう言う、本当に良いクルマに光を当てるという仕事は、アマチュア評論家にしかできないんじゃないか、と思っています。

 特に今年は、ゴルフ7の発表の際に開発者が言っていた言葉「プレミアムの民主化」という言葉が、印象的だった。民主化と言うものは、それを受け入れられるまでに市場が成熟をすることも必要である。良いモノを正当に評価できる市場への成熟、そのための一助にもなれればと思っている。今年も一年、そんな思いで執筆をしてまいりました。

 オレのインプレを参考にクルマを買ってくれて、そして、満足しているよ、という報告をいただくと、本当に励みになる。まぁ、誰からも評価されなくたって、オレのクルマ好きは止まらないのだけれどもね。

 今年一年、ご愛読ありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。
Posted at 2013/12/19 12:01:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2013年12月17日 イイね!

BMW320i

BMW320i ようやく、6代目のBMW320i(F30)を試すことができた。F30が出てからずっと、気にはなっていたのだけれども、勇気が出なくて乗れなかった。なぜ勇気がいるかというと、これ以上BMWに幻滅したくなかったからである。

 というのも、ここのところBMWのクルマでイイと思ったクルマは一つもない。まぁ、オレが乗ったのはいずれも安いモデルばかりで、それでBMWというブランドを総評するのはおこがましいのだけれども。

 ちなみに、この間、試したモデルは以下の通り。
 320iセダン(E90前期型)、116i、X1、MINI・クロスオーバー・クーパーS・ALL4、MINI クロスオーバー・クーパー(MT)。まぁ、どいつもこいつも、大味で雑な乗り味なのだ。特にひどかったのが、X1。次いでクロスオーバーのALL4。E90前期型もハンドリングが最悪だった。

 さて、今回の320iはどうだったか。一言でいうと、悪くはなかったよ。(上から目線でスミマセン)

 まず、ここ最近のBMWの最大の問題点だった、「違和感ありすぎのハンドリング」は直りました。ようやく普通に何の神経も使わずに運転できるようになったことは歓迎したい。素直でナチュラルにクルマが反応するハンドリングで、FRらしくリアの接地感も感じられる。

 が、しかし、他のクルマたちのハンドリングにことごとく負けている。吸いつくような接地感と、剛性感のメルセデスのC-class、ソリッド感としっとり感が絶妙なCLA、シャキッとリニアなフィーリングのA-class、ロードバイクのように軽やかでエッジの効いたハンドリングのゴルフ(トレンドライン)、いずれのクルマと比較しても、この320iはこれと言った個性もなければ、楽しさもない。普通だ。

 パワートレインのフィーリングも、まぁ普通だね。必要な仕事はちゃんとしてくれる。アクセルを開けてやれば気持ちよく飛ばすこともできる。ここの点については、及第点を付けてもよいが、低速時のシフトショックが少し気になった。DSGなどのクラッチ式ならともかく、トルクコンバーターなのだからもっと上手に処理できなかったのか。

 そして、BMWのクルマは、音がダメ。今回の320iもガソリンエンジンなのに、冷間始動でエンジンが温まるまでは、カリカリというディーゼルエンジンのような雑な音が聞こえてくる。X1もALL4もそうだったし、オレのロッくん(MINI・R56)の音も同質のものだ。

 あと、内装のデザインの雑なこと。武骨で素っ気ないのがBMWらしさなのかもしれないけれど、プレミアム感のかけらもない。シートもダメだねぇ。体をホールドしないばかりか、表面だけが妙にフワフワしていて、短時間の試乗で腰が痛くなった。廉価モデルでさえ極上のシートを搭載しているフォルクスワーゲンを見習ってほしい。

 と、まぁ結局、辛口の評価になってしまった。と言うのも、このクルマ、次のマイカーの最有力候補なのです。理由はMTがあるから。どれだけ素晴らしいクルマだとしても、MTで乗れなければ、オレはきっとすぐに飽きてしまう。多少ダメな部分があったとしてもMTで乗れれば、それが帳消しになる場合もある。今回の試乗車は、全くの素のグレードで、足回りやシートはお金さえ出せば格段に良くなる(はず)である。なので、引き続き候補として残しておきます。

 しかし、これだけたくさんのBMWが街に走っているところを見ると、オレがダメ出しした部分は、見当違いなのかもしれない。実はもっと奥が深くて、分かる人には分かるBMWの長所が沢山あるのかもしれない。オレには、それを感じ取るだけの能力がなかっただけで、間違っているのはオレの方なのだろうねぇ。

 ハンドリングだけで言えば、スイフトRSの方がよいよ、と言ったら、頭が狂っていると思われるのだろうねぇ。
Posted at 2013/12/17 00:00:32 | コメント(7) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記

プロフィール

「12年前に思いを馳せる http://cvw.jp/b/129992/47534377/
何シテル?   02/16 09:46
細々と・・・ クルマのブログはじめました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/12 >>

123 4 567
8910 111213 14
1516 1718 192021
222324 2526 2728
293031    

リンク・クリップ

トゥインゴS ~売れないだろうな、このクルマ~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/10/03 10:29:24
ルノー・カングー~これは、船です~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/30 21:38:33
教育問題 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/07/12 10:58:14

愛車一覧

シトロエン ベルランゴ シトロエン ベルランゴ
二台目のフランス車。 初めてシトロエン。 二台目のフルゴネット。
ミニ MINI ミニ MINI
5台目のMINI。 3台目のR56クーパー。 2代目のクリスタル。
日産 ノート e-POWER 日産 ノート e-POWER
初めての日産。 初めてのハイブリッド車。 初めての電気自動車。
スズキ スイフト スズキ スイフト
 先代(二代目)のスイフトは、スズキのクルマづくりを大きく変えた、歴史的な意味合いを持つ ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation