
詳しい話ははしょるけど、「びっくりするほど燃費がいいな」と驚くような効率のいいエンジンで、燃料が持っているエネルギーを仕事に取り出せるのは、およそ36%だそう。
後の64%は仕事に変換されることなく、大気中に熱として逃げてしまったということになる。
その割合のことを熱勘定といいう。
内燃機エンジンは相当効率が悪いのだ。
エンジンをフルパワーで運転しているときでそれぞれおおよそ、冷却水へ22%、エンジン表面からの輻射熱が4%、機械的なフリクションロスで9%、その他の吸排気損失にわずか。残りの29%が排気熱として排気管から大気中に逃げていくという。
フルパワー以外では、ポンピングロスやフリクションロスによる熱損失の割合が大きくなってエンジンの仕事の効率はもっと低くなる。
こうして動力として取り出せず、熱というかたちで逃げてしまう経路の割合を見てみると、排気熱がとても大きいことが分かる。
排気以外の熱損失が同じだとすれば、効率のいいエンジンほど排気温度は低くなる。
つまり燃焼室の中で発生した熱エネルギーを動力として上手に取り出せれば出せるほど、その分排気に逃げる熱量は減るというわけだ。
もし、効率が100%のエンジンが完成したとすればそのエンジンは、無音・無振動で、エンジン本体や排気の温度もその場の気温とまったく同じということになるそうだ。
以前、
この方のところでやっていた
実験で、あやしいグッズの中で唯一ラジエータの中の冷却水に混ぜるものだけは効果があったそうな。
(ちなみに、そこらのパクリ業者が売ってるようなまがい物じゃないらしい。トヨタが特許でがんじがらめにしてるということはちゃんとした理屈があるのだろう。)
話をもどすと、エンジンの燃焼エネルギーの内、排気熱として逃げる次に大きいのが冷却水に逃げる損失分だ。
もしも、そのラジエータの冷却水が混ぜ物によって
冷却能力が落ち、シリンダー内の熱エネルギーを奪う割合が少なくなれば、動力として取り出せる割合が多くなるのかも??・・・と思った・・・
(エントロピーの法則で、冷却水に逃げなかった分のエネルギーはわずかな動力アップ分とと排気などの方にも逃げるのかも・・)
※読み直して思った・・・逆に冷却がいいってことなのか・・・?
教えて、エロイ人!!w
脳内だけに効くものでなく、物理的な検査結果に現われるということは必ず理屈があるはず・・・
考えると寝らんなくなる・・・
理屈が解らないと気持ち悪いタチなもんで・・・(^_^)
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科学的に考察する | 日記
Posted at
2007/09/04 17:22:53