「3月19日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で、本年のSUPER GT開幕戦「SUZUKA GT 300km」決勝レースが行われ、予選4位からレースをスタートした「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生)が2位に入り、表彰台に上った。」
完全に下馬評から外れていていて、開発が遅れていると思われていた脇坂組のTOM'S SC430に#23松田が終盤あと一歩及ばなく悔しい思いをした。
WBCで日本が快勝したあとで日産ニスモの優勝も信じていたが願いは叶わなかった(T.T)
優勝した脇坂によると「ストレートスピードは早かったから…」
日産のZは以前からコーナリングでは早かったが、悔しいかなトヨタにストレートスピードで負けていたのだ。
(現在のSUPER GTレギュレーションでは空力がストレートスピードに一番効いてくるらしい。)
06仕様のZはドラッグ(空気抵抗)を減らしながら、コーナリングにも効く空力を開発してきていたのだが、まだまだトヨタに先んじられてしまっているということなのか。
何故なんだろう、
トヨタ・ホンダにあって日産・ニスモにないもの…
それは開発拠点のすぐそばにテストコースが無いことなんじゃないでしょうか。
これが開発力・開発スピードには一番大きいことなんじゃないか?
勿論、色々な技術の蓄積・ノウハウを駆使して色々な部品を開発するのでしょうが、出来た物をすぐに取付けてテスト・分析・修正などを迅速にする施設・現場がニスモ(大森)の場所からは遠いんじゃないかな~と思うのです。
どんな工業製品でもそうですが、設計して製造して一発でうまくいくことは稀なことなのです。
走りながら問題を洗い流し・熟成するっていう現場の技術力・機動力も大切なんです。
昔、プリンスにも荻窪の工場に小さいながらもテストコースがあって、R380なんかの頃はそこでシェイクダウン・熟成が行われていたと言います。
だからゴーンさん、日産の偉い人、
「日産自前のレース場を持つか、レース車開発用のテストコースを造ってください」
お願いします!!
見当違いれすかね?(^_^;
Posted at 2006/03/20 09:47:34 | |
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