写真上は、
ワイン好き野郎。さんの愛車BMWの前輪前に付いてるウインドディフレクター。
随分と大きなものが付いてるようだ。
そして、「結構立体的な造形をしている」との報告があった。
驚いたのは、タイヤの内側2/3あたりから内側に向かって大きくなっており、さらに内側に向かって後退角が付いていることだ。
奇しくも、私がフーガに付けたものが、偶然とは言え似たものになったのは面白い。
やはり、この“内側に向かう後退角が大いに空力に効いている”という持論が間違ってなかったようで嬉しいことだ。
ワイン好き野郎。さんは、大っぴらには言えないが、さすがに仕事で車の足回り関係の開発をされていることはある。客観的で論理的な意見の持ち主だ。
ちなみにV36に付いてるものは、柔らかい材質で、ねじ止めになっていて交換可能になっている。
このへんのきめ細やかさは、サスガにうるさいユーザーの多い日本車ならではだと思う。
写真下は、みんカラにも随分と信者の方がいるようだが“車体底面に付けて空気の流れを外側に向けてやるという例のアレ”の簡単な実験・推察をしてみた。
定規の角度は45°ぐらいに下流方向に傾けてあって某GEに似せてみた。
ドライヤーの風を左から送り、流れを見てみたら案の定、本来なら緑色の矢印方向にたなびいて整流する訳なんだろうけど、実際はドライヤーから扇型に出ている風のまま、まっすぐ行くだけだった。
実は、ドライヤーの実験の前に扇風機を使ってやってみたところ、見事に扇風機から発生する台風のような乱流にリボンが乱れまくるだけだった。
「GEは前輪で起こった乱流を整流する」という意見があるが、これを見る限り、整流云々なんて、とてもおこがましいと思うのだ。
「空気流を車体の外側に向けてやって、その車体後方を真空にすることでダウンフォース得る」というのが本当なら、あのような寝せた角度で作るのでなく、堂々と“大きなものを垂直に立てて取付ければいい”と思うのだが、いかがなものか?
できないのは、「逆効果だ・燃費が悪化した!」とのクレームが恐いからなんでしょうね。
あの位置、あの角度で付けるのは、付けやすい位置というのもあるが、大した効果がないけれども“大した悪さもしないから”と思ったのだろうというのはうがった見方だろうか。
素晴らしい効果がホントにあるとの確証があれば、率先して付けてみたいものだ。
某、吐与太系アフターパーツ屋の藻デリス他が、後付パーツでGEのようなものを取り扱っているようだが、メーカーでライン装着しているのがあったら見てみたいものだと思う。
もちろん、付けておられる方の行為を批判するものではありませんし、自分の車をどう弄ろうと自由です。
ここに書いたことの中には、あくまで個人的意見が多々入っていますので、アシカラズ。
Posted at 2007/04/21 06:32:17 | |
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