いきなりだけど・・
ミシュランガイドのランキングとゆうのは嫌いだ。
人の好みは千差万別。
人の趣向もいろいろだ。
他人が決めたランキングなどクソくらえだと思う。
ましてや外国人や外国かぶれの人などに趣向品のたぐいを押しつけられたくはないのだ。
「俺は男だ!俺は日本人だ!」???興奮しました(^_^;
ワタシが天の邪鬼なのかしら・・・
しかし、ワタシにとっては『間違いだらけの何とか』とかいう本も同類だし、今だ外国かぶれの自動車評論家の言うことも同じだ。
評論するなら、客観的・論理的に、そして個人的利益ぬきでやるべきだ。
クルマも趣向品(実用品でもあるけれど)、人の趣向や損得勘定を押しつけられたくないのだ。
音楽や音の好みも人それぞれ!
GT-R×BOSEサウンド クルマだからできる贅沢
で、BOSE担当者が「いい音は一つしかない!」
などとほざいている。
が、それこそ某ミシュランガイドと、言うことが一緒だ。
押しつけがましさが我慢ならないのだ。
(そう言えば、フーガ発表展示の時、日産ギャラリーでやはりBOSE説明員が押しつけがましい主張に終始するのには辟易を感じたものでちた。--#)
とかく、世間ではまた、「誰かが言ったから」とか、「本に載ってたから」
とかで飛びつく習性の人が多いようだけど。。
世の中のオカルト燃費グッズのまん延しかり・・・
BOSEに話を戻す。
GT-Rのリヤシートの中央に付いてるサブウーファー。
先のBOSEの担当者は、
「ホントはこの位置は良くないんだけど、日産の人にココしかないと指定されたから(しょうがなくて・・)」
「だけど、最高のものが出来ました」
ですと・・・
確かにリヤシートの背中の位置にあるウーファーシステム。
クルマという限られた条件の中で、トランクルームをエンクロージャーに使うという発想は、サブウーファーとしての効率はいいしある意味理に適ってるだろう。
しかし、いくら低音域が指向性少ないといっても、後ろから音が聴こえてくるというのは違和感があり、本物では無いのだ。(厳密には本物は無いのだけれど・・・)
そしてどうしても克服できないのが、時間差・位相差であったりする。
早い話が、コンサートホールでもスタジオ録音でも、音は前方から聞こえてくる。
から、そのとおり再生(いわゆる2チャンネル・ステレオ)するのが録音時の臨場感が伝わってくるというものだ。
だから、先のBOSE担当者は、「まだ充分では無いけれど、限られた条件の中では精一杯やらせていただきました」
と言うべきなのだ。
「いい音は一つしかない」などと言うのは10年早いのだwww
ワタシ的には、
音に関しては、スカイラインクーペの音響機器としての構造は秀逸だと思う。
アンプの本来のポテンシャルをちょいと引き出してあげただけで、
録音の中にに入っている(今まで気づかなかった)音にならない地鳴りとでも例えていいような空気の振動や、クッキリとしたベースライン、バスドラのキックなどの重低音、そして高い制動力を、自身、今までのどの場面でも味わったことのない迫力で再生してくれる。
ホントにマッサージチェアーのように、ドア内装やシートが振動するんですよ!奥さん♪
それが、クルマだからという制約で“後ろから聞こえてくる音”ではなくて、ちゃんと前方定位に近い臨場感で再生してくれるところがまた凄いところだ。
一言で言えば、これで音楽を聴いてる時は、
ワタシ的に、
ある種この上ない幸せを感じる時なのだ。
そのゆえは、バイアンプ方式で駆動する250㎜ウーファーを持つフロント3ウェイのスピーカーシステムに依るところが大きいし、その駆動力をキッチリと受け止める強固なドア構造をもつことに尽きる。
これは、その目標に向かって、自動車メーカーと音響メーカーがクルマの設計段階から共に作っていかなければ絶対出来ないことだと思う。
さらに、ワタシ的に嬉しい誤算は、そのポテンシャルはメーカーがいうところの『サウンドスタジオ・オン・ホイールズ』システムとして完成したものを遥かに超えるポテンシャルを持ってくれていたこと。
パラメトリックイコライザーを導入することで、さらにシステムを高みに昇華させることに成功したのだ。
訳知り顔の自称マニアの人々の風潮として、時に
「イコライザー(バス・トレ含む)で調整するのは、本道ではない。デッドニング・ボックス構造・スピーカー取付や、ネットワーク弄り(はたまた訳の解らないオカルトグッズまで使い)などが音のチューニングの本道だ」
と、売りつける立場の人間の語りを鵜呑みにしたような理論を展開する場面がある。
けど、それらを全部否定はしないが、そんなことより、一番手っ取り早く効果が大きいチューニングはイコライザー(余談ですが、BOSEのアンプには、もともとその特殊なスピーカーをうまく鳴らすためにイコライザーの機能を持っているらしい)を導入することだと個人的には思う。
こいつをうまく弄くることで、極端な話、“しょぽいトランジスタ・ラジオのような音”から“ダイナミックレンジの広くて解像度高い極上セット”にも変身させることができるのだ。
それは、“いい音”に向かうチューニングベクトルは方法は違うが、結果として一緒なのです。
そして、もっとも効果が高い方法だ。
例えば、イコライザーを使えば特定の楽器や音を消したり、強調させることができる。
これほどの効果は、デッドニングやオカルトでは絶対に真似できるものではないのです。
(もちろん、本来のアンプやスピーカー、取付構造の出来による制限もある)
この話は、もち、ワタシの趣向の話ではあります。
が、一度今の私の愛車のシートに座って
“BOSE改の音”
を聴いていただければ納得していただけると思っている・・・
(趣向だから、人それぞれですが・・・(^_^;)