
皆さん、こんにちは!
岩石☆オープソです(^^♪
さて、ここ2週間ほど前輪にスペーサーやハブリングなどを入れたり出したりしてました(笑)
そこで分かったことなど、一旦整理してみますね(^^♪
そもそもの発端はハンドルに
コツコツと小さな振動が感じられることでした。
これをDで点検してもらった結果・・・
純正ホイルでは発生しない。スペーサーを入れてグノーシスちゃんを履くと発生する。
ということが分かり『スペーサーおよびホイールのセンタリングの問題』という一定の結論を得ることができました。
その後、自分でも色々と実験しましたが、なぜか例のコツコツ振動が再現できません・・・(・_・;)?
ハブリングを入れても、入れなくても・・・
スペーサーを入れても、入れなくても・・・
まぁ、発生しない方がいいのですが、再現できないのはなんか釈然としませんね(^_^;)
心当たりという訳ではありませんが、ナットの対角締めは、どのパターンでもキッチリとやって、トルクレンチで締めてますのでセンタリングはしっかりできているはずです。だからかな?
それと「スペーサーは何mmまで入れられるか?」というテーマですが、これは言い換えるとハブボルトにホイールナットを何山、掛けるか・・・ということになりますよね。
5本のハブボルトでホイールをハブに固定する場合、ナットを適正トルクで締め上げたとき、ボルト・ナットが伸びないためには何山かかればいいのだろうか?
極端に考えて、1山だけかけて締め上げることを想像すると、きっと、あるトルクでぬる~んって伸びちゃいますよね。2山にすると1山の2倍のトルクまで締められる。3山なら3倍・・・というように山は多いほうが良いのは当たり前。
じゃあ何山ならいいのか?計算すれば出るんでしょうが、とっても面倒なんで、ここでは規格もののナットをお手本にしてザックリと考えてみましょう。
アコードのハブボルトはM12なんで、このサイズの普通ナットの規格を調べてみると厚さHは10mm。ネジピッチが1.75mmなので、このナットに切られている山は10÷1.75=5.7山、ということで約6山になります。つまり一般的なM12ナットは6山程度になっているのです。
なんと、一般的に言われているホイールナットの最低限必要なおすすめ山数『6山』とピッタリ合うのです!世の中うまくできてます!
ただし材質や表面処理のしかたで強度や軸力は変わるので一概に「ピッタリ」とは言えませんけどね・・・。
さて、ホイールナットに話を戻します。
では6山確保を前提とした場合、何ミリまでスペーサーが入るのか?
それにはまずハブボルトの長さです。
アコードツアラーの場合、実測(有効長)で純正は前輪が26mm、後輪は23mmです。
ホンダ車のM12ハブボルトのネジピッチは1.5mmなので6山というのはボルトの長さにして9mmということになります。つまり、スペーサーを入れた状態でホイールを装着して、ボルトの締め代が9mmくらい欲しい。ということになります。
わたしの場合は前輪にスペーサー無しでホイールを装着した場合、ナットが8山と少し(8回転ちょっと)かかりました。ということは6山キープするには8山-6山=2山分、つまり3mm(1.5mmピッチ×2山)のスペーサーしか入らないということになります。
5mmのスペーサーを入れてると5山を下回っていることになります。5mm限界説はこのあたりから来ていると思われます(^^♪
ということで、わたしの前輪は5mmのスペーサーがお手頃(ナットの締め代は5山弱ですが)という結論になりました。
ちなみに先日5mmに3mmを追加して合計8mmを入れてましたが、このときは3山を若干下回ってました。理論上はナットが締まっていればボルトは折れないので、規定トルクでの緩みのチェックを頻繁に行って様子を見ていましたが、500km程度(高速含む)の走行では緩みませんでした。チェックが面倒なので、実験は終了しましたが、理論よりなにより3山以下は心細いですね。良い子はマネをしないように(笑)
長くなってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪
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Posted at
2012/10/02 17:19:14