
2日目の今日は某企業の教育センターにて。
本牧の奥の奥、裏手は海ってロケーションなもんで通うのは不可能。
前日ホテル

に泊まってタクシーで会場へ向かう事に。
バス

も有ったんですが、地図見ても路線がハッキリ判らずじまい。
百聞は一見に如かずとはマサニこの事、行って見てナルホドネ~。
でも今更判っても、2度と訪れる事は無いでしょう。(T▽T)
さて、実技は写真の「両頭グラインダーの砥石を両側共交換せよ」
と言うのが課題なのですが、何せ人数が・・・
5台の両頭グラインダーと5時間の枠が用意されていてますが、
意外とてこずる人が続出!
このままでは全員が終わらないとの判断で途中で課題が片側のみに
変更になったのでアリマシタ。。。
それでも終わったのが予定時刻の15分前。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
見て居るとフックスパナの使い方に慣れて居ない人が多いデスネ。
それと打音検査。といし軸の穴に指を通して支えるまでは良いのですが、といし外周を押さえてしまう人が
多いのにはちょっとビックリ。(◎-◎;) 楽器のトライアングルだって手で押さえちゃうと響かないでしょ?

で、学科の残りに突入~。最後の30分は効果の確認と言う事で試験用紙が配られる。
が、回収もされなければ解答も無し。自分で評価せよとの事ですかね???
と、言う事で全員が修了証を手に帰宅したのであった
本日の学科の内容は以下の通り。
第10編 構造規格と環境衛生
第1章 研削といしの安全装置
第2章 局所排気装置
第3章 保護具
第11編 災害事例
第12編 関係法令
1.労働安全衛生法(抄)
2.労働安全衛生法施行令(抄)
3.労働安全衛生規則(抄)
4.安全衛生特別教育規程(抄)
5.粉じん障害防止規則(抄)
以下、覚え書き
両頭グラインダー(バランスウェイト1個)砥石交換要領
01.ドライバーでといしサイドカバーの4ヶ所の止めネジを緩め、取り外す。
(カバーのネジ穴はダルマ穴になっているのでネジを取り外さなくても、ネジを緩めてカバーを回転させれば取り外せる)
02.フックスパナとスパナを使ってナットを緩め、移動側フランジと、といしを取外す。
向かって右側のといしは右ネジのナット、左側のといしは左ネジのナットで締付けられている事に注意。
どちらの場合もフックスパナはといし軸下側から掛ける。
シールドは邪魔なので跳ね上げておくと作業がやり易い。
03.木ハンマーでといしの打音検査を行う。(90°ずつ角度を変えて4ヶ所叩く)
4ヶ所共同じ響きであればOK。講習では音と言うが、個人的には響きが正解だと思う。
講習で使ったといしは「キーン」と言う高音だった。といしに割れ等が有れば「カン」とか響かない低音になるハズ。
04.といし軸にといしを取付け、手でといしを正回転させ、自然に停止するのを待つ。
(正回転とは向かって右側のといしはといし軸に向かって左回転、向かって左側のといしはといし軸に向かって右回転)
05.一番重い場所が下になって停止しているので、移動側フランジをバランスウェイトを上にして取付け、ナットを手で軽く締める。
06.といしを正回転させ、自然に停止するのを待つ。
07.幸運にも一発でバランスが取れて居た場合は回転がスムーズに停止する。
バランスが狂っていた場合は停止まぎわに少し逆回転するので、ナットを緩め、移動側フランジを正回転側に少し回転させてからナットを手で締付け、再度といしを正回転させ、自然に停止するのを待つ。
以後、バランスが取れて回転がスムーズに停止するまで繰り返す。
講習では「ウェイトを上側に回す」との指導だったが、ウェイトが上側で停止しなければならないものと勘違いする人が多かったので講習時間が延びてしまったと思われる。
要は重い部分は下に回って来る事が理解出来ないとドツボにハマる。
因みに、移動側フランジ取付け後、1回目のといしの回転でウェイトが真上、もしくは真下の状態で止まった場合はバランスを取るのは不可能なので、といし軸を固定したままでといしのみを回転させ、位相をずらしてあげる必要がある。
08.フックスパナとトルクレンチを使ってナットを規定トルクで緩付ける。
向かって右側のといしは右ネジのナット、左側のといしは左ネジのナットで締付けられている事に注意。
どちらの場合もフックスパナはといし軸上側から掛ける。
09.といしサイドカバーを取付け、ドライバーで4ヶ所の止めネジを緩付ける。
10.ワークレスト~砥石間(規定は3㍉以下)、調整片~砥石間(規定は10㍉以下)の隙間を測定する。
シールドは規定位置に戻した方が測定がやり易い。
因みに講習では測定はしても調整までは行わなかった。
以上
資格概要
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研削といし取替試運転作業者
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